日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

新たな分散の考え

2013-10-18 | 投資
【2013.10.18(fri)】
NISAを睨んだ新種の投信

・2014年スタートのNISAの制度をめぐっては、証券会社や銀行の間で熾烈な顧客の囲い込みが行われていて、口座新規開設の際の優遇条件もエスカレートするばかり...

・これは至極当然の流れですよね。これを機に口座を開いて貰えば、将来も引き続き顧客となって貰える可能性は高いと思われます。一人1金融機関1口座しか開設出来ないので尚更です。

・SBI証券が“銘柄検索機能を大幅バージョンアップ”しています。(ご参考)

・そのSBI証券はNISA口座開設に伴う優遇の目玉として売買手数料0を打ち出しています。
これはキャッシュバック○○円などより、よほどインパクトがあります。

・一人一年100万円の枠があるものの、NISA口座の中での売買収益、配当収益が課税0であることに加えて、売買手数料まで0ですから収益が丸々残る訳ですね。但し首尾よく運用益が出れば...ですが。

・損失が生じた場合に一般口座との損益通算が出来ないという面は気をつけないといけません。そんな税制に着目したファンドが登場しつつあります。
(1例です。)



<スマート・ファイブ:日興アセットマネジメント>


・ファンドを構成する資産の配分比率を投資環境によって機動的に変えることが出来る為、リスクコントロール型ファンドと謳われています。

・投資対象は、日本国債、高金利海外債券(G20構成国内)、グローバル高配当株式、グローバルREIT、金の5つ。リーマンショック前も債券、株式、REITの3資産に分散投資するファンドは沢山見られましたが、今回は“金”が加わっています。4つの資産とは異なる値動きをするということで、他を補完する意味で組み入れられています。

・マンスリーレポートを見ると、大部分の資産は日本国債のようで(60%超)残りの4資産は8~11%の間で同じ比率になっているようです。これでみると超安全運転のファンドですね!日本国債は為替の影響も受けませんのでローリスクですが、一方で大きなリターンは期待出来ないですね。

・個人はNISA口座の枠内で、一旦購入した資産を売却したらその金額枠は再投資に使えませんから、この【スマート・ファイブ】のように商品の中で運用資産の中身(比率)を変える事が出来て長期保有にも適するファンド、そして損失の可能性を出来るだけ回避するファンドが向いている。と言う説明には一応納得できます。

・固く固く運用したい方には適しているのでしょうね。

・政府機関の一部閉鎖により遅れを生じていたUSAの9月の雇用統計は現地時間10/22に発表があります。
久し振りに市場を動かすイベントですね!

・依然として世界経済に占める比率22%でトップのUSAです。その70%は消費であり、物が買えるかどうかは、仕事があるかどうかに掛かってきますので、この発表に世界中が注目。
日本時間では10/23早朝となります。
拡大方向と言われながら動きの乏しい昨今ですが、この日の東京マーケットに注目したいと思います。

See you.

I.O

コメント
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