教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
日常生活でもちょっとした時間を有効に使えるようになった
2023-06-28「否が応でも自分の限界を突破することができる」のHさんについて。
慶應政治学科の学生です。
まず、Hさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。
「Hさんの体験レッスンの主なスコア22/10/4」たてサッケイド24 数字ランダム20・15 漢数字一行〇→165、三→107、一110 たて一行ユニット38・41 スピードチェック22・22 ロジカルテストAタイプ25/26(3分)・26/29(3分) イメージ記憶26/40(2分)37/40(1分) 初速878字/分・理解度A
「Hさんの体験レッスン(入会時)アンケート22/10/7」 ・「体験感想」開始時は半信半疑だったが、体験の前のスタッフさんからの説明と実際の体験を終えて、ここでなら実力がつき、続けられると思った。・「入会を決めた理由」読みたい本が大量にあり、少しでも読める本の量を増やしたいと思って。
以下は、Hさんの受講60回目アンケートと、最新スコアです。
「Hさんの受講60回目アンケート23/8/4」
マイナス・ 【甘えた考え】 受講50回を見据えた40回後半あたりから、イメージ記憶など後半のトレーニングでスコアが伸び悩んでいた。回数を重ねているのだから、スコアが伸びないのは仕方がない。速読も当初の5倍は速く読めるようになったから、もう十分か……。このような考えから徐々に教室へ足を運ぶのがおろそかになり、50回目から60回目へ達するのに長い時間かかってしまった。
しかし、スコアが伸びないのは悔しい。そこで、他の受講生の方はどうなのだろうか、何か参考にできないかと考えブログを読むことにした。
受講回数50回を超えてもなお通い続け、何十回もかけトレーニングのレベルを上げる方や、トレーニングの最終レベルに関わらずそこで満足することなく通いつづける人。
こうした猛者を目の当たりにすることで、たった50回ほどの受講で満足しかけていた自分のレベルの低さ、甘えた考えを痛感した。
そもそも、クリエイトのトレーニングはスコアを伸ばすうちにレベルが上がる。それまで数十回かけてレベルを上げるのだから、そう簡単にはスコアは伸びないのが自然である。
まだ全力を出し切ってすらいないのに単にスコアが伸び悩んだ、受講回数もキリがいいという理由だけで教室に通わなくなることはもったいない。通い続けてトレーニングにひたすら打ち込む姿勢が自分に欠けていたことを知った。
【とにかく集中】 回数を重ねてきて、なぜスコアが伸びないのか原因を考えた。そもそも教室に通う頻度が少ないのはもちろんのこと、「集中しきれていない」ことが要因ではないかと考える。
ロジカルテストで最初に問われる選択肢を見てから解く、スピードボードで1コマずつ動かすのではなく、マス目をいくつ動くのか先に計算して一気に解くなど、こうした解き方やテクニックを否定する気はない。
しかし、こうした解き方はトレーニングに集中することができて初めて活きてくるものだ。集中しきって全力で挑む中で少しずつスコアは伸びていく。問題を解き、1つでもスコアを伸ばすという目的を忘れ、手段に気を取られるあまり、雑念が混じり集中ができなくなる。
まずは初心に戻り、目の前のトレーニングにただ集中して取り組んでいく。
プラス・【トレーニングの転用】 クリエイトでのトレーニングそのものは読書をする人を想定して作られている。しかし、本を読む量を増やしたい、活字に慣れたい、試験勉強に向け情報処理能力を高めたいなど教室に通う動機や目的は人により異なる。このように教室で受けるトレーニングは読書に限らず、日常生活の様々な場面で活かすことが可能である。トレーニングを教室外の日常行為で意識し得られた結果を以下に示す。
- カウント呼吸法 日常生活で何かに取り組む前、落ち着きたいときに行える。
就活活動が始まり面接を受ける機会が増えた。悪い癖だが自分をよく見せたいと思う気持ちが強すぎるあまり、緊張でうまく話すことができないことが多々ある。
このようなときに、面接開始前に1分でもいいのでカウント呼吸を行い自分の呼吸に意識を向ける。それだけで気分を落ち着かせることができ、素の状態で面接に臨むことができる。
- ロジカルテスト 問題を解くにあたり、頭の中で情報を整理する必要がある。
これを人との会話に転用してみる。相手の質問に対し、思ったことをそのまま話すのでは、話が長くなり誤解を生む場合がある。誤解を防ぐためには、まず脳内で相手が聞きたいことは何かを考え、どのような順序で説明すれば効果的か考えることが必要だ。ロジカルテストの解き方を意識することで、脳内で話す内容を素早く整理できるようになった。
- イメージ記憶 音(人との会話や大学での講義内容)からイメージを想起することで、内容にさらに集中できる。文字から得る情報量と同じくらい音から得る情報も多い。音からイメージを想起することができれば話されている内容に集中できる。
- その他のトレーニング 上記以外のトレーニングは抽象化できておらず、まだ他の行動に転用できていない。しかし、すべてのトレーニングを通じて最も日常生活で活きているのは時間感覚である。
教室のトレーニングの一つひとつが1,2分で行えるトレーニングである。短い時間に全力を注ぐトレーニングを繰り返すうちに、日常生活でもちょっとした時間を有効に使えるようになった。
調べ物をする際や何かを始める前、あらかじめ時間を設定しトレーニングを開始するときの気持ちを思い出すことで、雑念がなくなり目の前の課題に集中することができる。
「Hさんの受講62回目の主なスコア23/8/30」たてサッケイド75 数字ランダム90・92 漢数字一行〇→7,650、三→6,030、九→304 たて一行ユニット272・264 スピードチェック32/40(40秒)・29/40(44秒)かなひろい56/72(45秒)ロジカルテストDタイプ24/30(2分57秒)・23/25(3分)スピードボード6×617/15(3分)・20/22(3分)イメージ読み110個(30秒)イメージ記憶19/40(15秒)30/40(10秒)倍速読書『神様』8,250字/分・理解度A「一行為の背景や意図を理解しなければ、同じ行為でも得られる質は変わってくる。小手先のテクニックに頼らないようにする」
月別受講回数は、10月7回・11月4回・12月6回・2023年1月1回・2月4回・3月11回・4月9回・5月7回・6月7回・7月3回・8月3回の計62回です。
生徒さんなら、Hさんのイメージ記憶には目を剥くはずです(15秒/10秒は受講54回から)。
イメージ読みを含め、記憶関係は異能です。代々とのこと。
先天的に秀でていることはうらやましいですが、文演や朝トレなどに入会間もないうちからアクションをおこしています。貪欲です
これからも、いまのメンタルのままに教室に通ってほしいです。
「10回ごとアンケート」を書くために通い続ける、といってもよいかもしれません
真
※クリエイト速読スクールHP
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