教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
短時間で深く集中する貴重な機会
司法試験受験生Kさんについてです。
SEGで「速読による能力訓練」を受けたのが2006年8月14日です。受講3回(2日目3日目発熱欠席)。都立新宿高校生。
クリエイトへの最初の入会は2006年8月26日。2011年1月20日まで受講68回。
再入会は、2013年10月19日。明治学院大法学部生でした。受講8回。
その後、2017年8月6日再々入会。京大法科大学院生として。
受験勉強に「クリエイトのトレーニングが欠かせない」と、京大→中大法科大学院に入学。
再々入会から6年になろうとしています。
最新受講回数は、343回になります(総計422回)。
最初のSEGからですと17年近くになります。
以下は、Kさんの受講320回・340回目アンケートと、最新スコアです。
「Kさんの受講320回目アンケート22/7/17」
マイナス・プラス・今回はトレーニングのアンケートというよりも、司法試験の思い出をメインに書いたので先生へのお手紙として受け取ってもらえたら嬉しいです。
人生100年時代と言われていますが、長期的な視点で考え、勉強していけば40代、50代になった頃にはもう少し自分に納得できるような気がして、会社を辞めて司法試験受験を決心しました。受験勉強を始めて5年経った今でもその気持ちは変わりませんが、今回は今までで一番悔しかったです。「司法試験を諦めた時がKさんにとっての試練ですね」という松田先生の言葉は、きっとその通りだと思います。2、3年前は、諦める残酷さよりも司法試験を受験するところまで辿り着けないかもしれないという不安の方が先行していました。ロースクールを卒業でき、試験の輪郭が以前よりも見えるようになれた今、先生の言葉が刺さります。
今年の司法試験を振り返ってみると、論文式試験の休憩時間に最後の見直しで定義や論証を頭に入れて試験時間に吐き出す感覚は、長尺のイメージ記憶やイメージ読みをしているようで楽しい瞬間でした。試験が終わった5日目の帰り道、もう終わってしまった、明日も試験を続けたいと思っていました。今思えば、もう二度と受けたくない!と思うほど追い込むべきだったのだろうとも思いますが、ここまできても楽しむ心があることに自分でも驚きです。
先月、2コマ講師のあと2コマ連続受講しましたが途中でスタミナ切れになることがなかったので、持久力もついてきている気がします。最近は暑すぎて少しバテ気味ですが、来年は夏の試験なので体力面も気にしつつ試験勉強続けていきます。コロナが流行ってしまいクリエイトも大変な時期かと思いますが、個人的にはこのような時期に集中的にトレーニングに励めることができてラッキーだと感じています。大勢の中でトレーニングをするのも刺激的でよいですが、少人数でのトレーニングの方が自分に集中できるからです。とはいえ、昔のようにクリエイトに人が溢れる毎日がくることも期待しています。コロナが収まり、さらにクリエイトが社会に必要とされる時代がくるのが楽しみですね。
また1年、この贅沢な環境で更に使えるアタマにしていきます。320回目アンケートという名の不合格体験記となってしまいました。来年こそ合格体験記書きます。今後ともよろしくお願いします。
「Kさんの受講340回目アンケート23/1/14」
マイナス・プラス・最近は受講頻度を下げていたので、スピードを出しすぎて目がすべりやすかったように思います。特に序盤のトレーニングでは、スピードと精度の両立が課題でした。このような状態でも序盤で練習の時間があるときは本番での微調整が上手くできたので、練習の重要性をより感じました。今回、スコアの変化はあまりありませんが、トレーニングで得られるものは多く、特に短時間で深く集中する貴重な機会となっています。集中の質が高いときは自分の体重が足裏から地下深くまで刺さるような感覚になるので、これからも集中の質を高めるべく取り組みます。勉強した時間の割に集中が浅くなっている時があるので、受講頻度を上げる予定です。前回久しぶりに2コマ連続で受講しましたが、最後まで集中して受けきれたので持久力は維持できているようです。また、中盤のトレーニングが最近部厚くなり、スピードボードに触れる機会が増えたのが嬉しいです。あまり得意ではないので、苦手の底上げをしていきます。
ここからはトレーニングとあまり関係ない話です。
半年位前、ある世界的ヴァイオリニストが自分の練習風景の動画をSNSに載せており、それを見て気づいたことがありました。その動画は、短いフレーズを何度も何度も綺麗に弾けるようになるまで、ゆっくりと練習する1分程度の動画でした。ヴァイオリンは楽器の特性上、弦の押す場所が1ミリ違うだけで耳を塞ぎたくなるような音が鳴ってしまう、なかなか残酷な楽器です。素人からすれば、その練習の音さえもプロの洗練された音でしたが、ゆっくりと何度も繰り返し練習する様子を見て、そういえば私も、何度もできるまでヴァイオリンの練習していた時期があったことを思い出しました。小さい頃は家での練習が好きではなかったので、先生の前で練習をすることばかりでしたが、ゆっくりと弾いて音が外れれば最初に戻り、納得できるまで繰り返していました。そしてふと、ここ数年間、特にロー卒業する頃まで焦って勉強していたことに気がつきました。プロでさえ短いフレーズを少しずつ練習しているのに、焦って通し稽古ばかりやってしまっているような状況だったのです。この気づきを活かして、地に足の着いた勉強を続けて次回こそ結果を残したいです。
2月からは桑田さんの負担が増えてしまいますが、ピンチの時は言ってくださいね。2月以降も受けに行くので、もう少しデキる講師になって戻ってきますね。
引き続きよろしくお願いします。
「Kさんの受講343回目の主なスコア23/1/28」たてサッケイド125 数字ランダム268・286 数字BP120-1(2分)漢数字一行〇→18,100、三→14,500、九→3,078 たて一行ユニット765・818 ランダムチェック168/168(60秒)・168/168(58秒)ロジカルテストGタイプ18/24(3分)・24/25(3分)スピードボード6×620/25(3分)・21/25(3分)イメージ記憶15/40(15秒)25/40(15秒)イメージ読み84個(15秒)倍速読書『本を守ろうとする猫の話』21,000字/分・理解度A-「スピードボートがよくなってうれしい。ロジカルもスピードボードも後半遅くならないようにしたい」※イメージ読みは、前々回のスコアです。
Kさんは、数年前からクリエイトの講師です。
クリエイトの伝統のようなもので、司法試験受験生や大学生・院生でクワタさんらの推薦する生徒さんに講師をお願いしています。これまで、仙石・佐々木・永尾・砂金・清水・西村・齋藤・柏口さんと8人の司法試験受験生が合格しています。当然、全員文演も受けています
Kさんは9人目を目指しています
『一生の仕事になるんですから、焦ることはないです。仕事を続ける限り勉強しなければならないですから、勉強が苦手ならさっさと方向転換すべきです。苦にならないなら、好きな仕事に就けるわけですから合格するまで頑張ってください』
こちらの難関資格試験受験生へのスタンスです。
講師ではありませんが、紆余曲折を経ながらの合格者やアラカンでの合格者も輩出しています。粘り強く勉強を続けた人が合格しています。
Kさんが、幼稚園から中学を卒業するまで「ヴァイオリンの練習」に通っていたとは初耳です。Kさんにどこか腰の据わった感があるのは、このような経験があるからかもしれません
いまでは、かつての砂金さんのように、クワタさんらのいい相談相手になっています(どちらが年長者か(^^♪)。
Kさんは、クリエイトに生徒さんの「溢れる毎日」を知る、数少ない生徒さんになりました。
そのうち盛り返します
真
※クリエイト速読スクールHP
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