'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●80年12月6日(土)~12月12日(金)

2015年01月24日 | 80年のじゅりー

 

今や遠い昔、表紙の「80’歌謡界総決算 レコード大賞を目指して」の文字が泣かせる。
が、しかし11月放送「日本歌謡大賞」の視聴率は脅威の関東40.1、関西38.2%、文字通り「歌謡界」の影響力がハンパないこの時代。

一方11月29日には川崎市で金属バット両親殺害事件、この週も衝撃の事件が。

 

ひろみ、秀樹はもうオジン
ジュリーはいったい・・・

 

 

 


●12月7日(日)、夜7時半からTBS「発表!!第13回日本有線大賞」、郵便貯金ホールより中継録画。
司会に鈴木治彦、古手川祐子、他出演・田原俊彦、松田聖子、もんた&ブラザーズ、五木ひろし他に、大御所・フランク永井と美空ひばり。
大賞が小林幸子の「とまり木」以外詳細不明、当日ジュリーは香港でコンサート中。

以前も書いた通り、ややこしいことに「有線大賞」は当時「全日本有線大賞」(00年終了)と、この「日本有線大賞」の2つあり、おまけに回数まで同じ、この年出演してないと思われるのは「全日本有線」の方。

 

スタンダードぞろい80年売り上げベスト10

 

 

1位●178.6万枚 AKB48 「ラブラドール・レトリバー」
2位●115.4万枚 AKB48 「前しか向かねえ」
3位●108.6万枚  AKB48 「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と・・・」
4位●105.6万枚  AKB48 「心のプラカード」
5位●60.4万枚   嵐 「GUTS!」
6位●59.1万枚   嵐 「Bittersweet」
7位●56.3万枚   乃木坂46 「何度目の青空か?」
8位●54.7万枚   乃木坂46 「気づいたら片想い」
9位●52.6万枚   乃木坂46 「夏のFree&Easy」
10位●52.5万枚  嵐 「誰も知らない」

2014年売り上げベスト10
枚数は大差ないのに1曲も歌えず

 

 

 

 

 

●続いて昼12時20分からの20分帯番組、12月8日(月)~12月12日(金)TBS「シャボン玉こんにちわ」に、5日間連続出演。
司会は愛川欽也と太田裕美、なお混同しやすい「しゃぼん玉プレゼント」は他局の別番組。

日付が解明してるのが初日12月8日、この日は司会の2人とのコントに「ダバダ」。

若き日の探偵さん?

 

翌9日、「おまえがパラダイス」「MAYBE TONIGHT」「ヘイ!ミスターモンキー」豪華3曲を披露、ゲストに加瀬さん登場、ここから翌年冒頭にかけアルバム「GS I LOVE YOU」モードへ突入。

「おまパラ」TV初演か
髪グシャ×2のない初期Ver

 


残り日時不明、77年「8時だョ全員集合」での志村けんとのコントVTRを見ながらトーク、レオ・セイヤーのカバー曲「MORE THAN I CAN SAY」の日(レオ・セイヤー版もカバー)とスーツ姿でヒットメドレー~「時過ぎ」「勝手に」「ダンディ」、司会のトークに続いて「TOKIO」の日。

残り1日が内容詳細全て不明、放送は初日のコントからしてナマではなく録画放送。

 

 


流れで見ると「おまえがパラダイス」、こんなお昼の番組で唐突なTV初披露された可能性が濃厚、デッキもごく一部の人が所有してた時代、平日昼間見るに見られず・・・脚色なき歴史の真実は案外そっけない物。

もう1つ興味深いのが、80年12月8日は有名なジョン・レノンの射殺事件。

ただしこれはアメリカ時間でのお話、ネット上の検索調べによると日本時間では9日の昼過ぎに当たり、9日午後3時あたりのニュースから報道され始めたとか。
これが事実であれば「GS I LOVE YOU」という60年代を意識した作品、まして「ヘイ!ミスターモンキー」はビートルズを想起させる楽曲、その放送直後というのも何とも因縁めいたお話。


 

 

 

 

 

 

 

 ●ナベプロ時代のジュリーやアグネス・チャンのマネージャー森本精人さんが、ナベプロから独立後最初に送り出したアイドル・島田奈美(現・奈央子)。



86年デビュー、売れなくなっても芸能界を引きずる娘が多いこの世界、早々見切りをつけ余力の残る中、90年夏に19歳で引退。

以降音楽ライターの道を進み、DJなど多方面で活動、ライター歴20年近くなる2010年になり、初の単行本「Something Jazzy 女子のための新しいジャズ・ガイド」を発表。

アイドル時代、4年間でシングル14枚・アルバム10枚他、ライブ等ひたすら音楽活動に重心を置き、バラエティもほとんどやらず、水着一切ナシというアイドルも珍しい。

アイドル時代からビートルズやジョン・レノン好きを公言、歌唱力と裏腹に全曲本人作詞の意欲的なアルバム発表、アーティスティックな言動が、逆にアイドルのマニアから「また島田さんの病気が」と拒絶されたらしいですが・・・
ここ10数年は完全にジャズ方面の人になってますね、単なる一過性じゃない彼女はホンモノの音楽好きだった。

 

ハッキリ言ってこんな元アイドル、他に絶対いない(笑)

 

え~、なんでも2011年に出した2冊目の「Something Jazzy 女子ジャズスタイルブック」が残念ながら今月末で廃本になるそうで・・・、買えなくなる前にと呼びかけています、興味があればぜひ(前に男でもOKと言われた)。

森本さんが相当力を入れたという、90年代アイドルポップの最高峰の1つ「Qlair」(「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ Qlair」amzonレビュー22件全員5つを見よ)といい、島田さんといい、良質なアーティト・作品を排出してたなと感じます、おせじ抜きにダテにジュリー担当のマネージャーさんやってないよねぇ。

森本さんが24歳から12年間と言うと、70~82年ですか、あの頃のジュリーと毎日いっしょってありえん

 



昨年放送のCS番組より
昔と変わらぬイメージに、アイドル時代から引きずり続けるコアなファン多し

そうかおまえもかいちおう年上の人♪、ジュリーとほとんど同じファン歴28年(笑)

 

 

 

 

 

 

 


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