タイガースパンフが届きました、このビニールには要注意。
このビニールの封のノリ(白線円内)、よく中古屋でLP買うとコレに入ってて、取り出し時にいつの間に紙のジャケットにベッタリノリが張り付いて、ジャケットをバリッとやっちゃった経験多々アリ
ノリ部の粘着力を拭き取るなどして弱めるか、入れ替えるか出さないようにしましょう、忘れた頃にバリッは起こります。
パンフ掲載のジャズ喫茶などの演奏曲目表(古っ)は、おそらく大部分は音源が現存してる物から書き起こしたものと思います、デビュー前・67・8年物は残存の音源もそう多くなさそうで、69年以降増えるのはカセットテープの発売と関係してるのかも。
今年はテンプターズの解散ライブのテープも発掘されて、ファンの間で話題になってますね、聴いてみたいけどムリだろうなぁ
な~んてモタモタ書いてるうちDVD発送しましたって、届いても情報量多すぎて消化出来ない、限定じゃなきゃまだ買わなかったのにぃ
今回はジュリーとは無関係なんであしからず、次週の80年ジュリーのTV出演情報もないです、ファンとまだハワイ行ってます(笑)
ポール来日記念に「ビーナス・アンド・マース」のさわりだけ歌ったコレでも↓
さて、11月15日は渋谷クラブクアトロにて、バンバンバザールの新作「ラブレター」発売ライブを見に行きました。
と、言ってもバンバンバザールってどっかで名前聞いた程度で全然知らなくて、ゲストの宍戸留美(ルンルン)と仲井戸麗市(チャボ)がお目当て。
チャボはRCで有名だけど、宍戸留美はどうなんだろうか?
この前もゴールデンの番組に出演したり、声優界ではそこそこ知られる存在になったりと、メジャーとマイナーの谷間の微妙なポジション。
昔も今も、知ってる人は知ってる、知らない人は知らないそんなところか。
90年にアイドルデビュー、「地球の危機」やアルバム「ドレミファソラシドシシドルミ」など、一部の人には忘れられない名作郡を残すも商業的には失敗。
92年にはCBSソニーと契約終了、以後日本初の事務所に所属しないフリー・アイドルの道をひた進んだ異端のアイドル。
当時、アイドルに興味のなかった私にも、ある日の夕方TVで見かけた「地球の危機」は衝撃だった。
アイドル・ポップの歌詞の世界も多様化した現在、今の若者が聴いたとしてもどうだかわからないけど、少なくても90年代初頭のあの時代にはね。
そんな事は完全に忘れてた1995年初頭、とあるきっかけでその宍戸留美の存在が突如爆発。
簡単に言ってしまうと、聴く音楽も邦楽から洋楽へ向かいソウル、ブルース、ジャズまでたどり着いて大人気分の20代前半の私を、あざ笑うかのようにひっくり返した存在、それが宍戸留美とアイドルポップス。
↑95年、ブルース~アイドルへ対象がチェンジ
左上・94年6月 読みすぎてボロボロの創刊号
右下・95年9月 買ってもスッカリ読まなくなったNO6号
そして彼はこの雑誌を買わなくなった・・・( ̄▽ ̄)
1995年、時代は阪神淡路大震災にオウム事件、私も生まれた街を離れ現在の土地へ移った年、世紀末の緊張感に包まれてたあの頃。
同時に彼女にとっても95年は大きな転換点で、フリーになって初のアルバム「Set me free」をインディーズからリリース、後に声優で成功するキッカケとなる番組がスタートした年。
今でこそアイドルがインディーから出すなんて当たり前、半ばメジャーへの布石として形式化したかの如く。
当時はアイドルもインディーから出るまで落ちたか、或いはもうそうじゃなきゃCDも出せない絶滅危惧種的存在化、90年代中盤かなりリアルに歌うアイドルは滅び行く文化だったのです、高橋由美子が”20世紀最後のアイドル”と称されたのが当時のアイドルを取り巻く状況を語ってるでしょう
この「Set me free」はどういうワケか当時ニューヨーク・タイムズ紙の、「日本人アーティスト10人」に選ばれ、後に大ブレイクするリリー・フランキーの参加など、ある意味時代の先を行ってたのかもしれない。
95年、アイドルのCDジャケにキノコ雲をあしらった
アイドル=ロックを具現化してくれたもう1枚の作品、こちらもインディー作
そして私に宍戸留美の存在を再発見させた奴が、好きだったのが仲井戸麗市、チャボ。
RCよりその前の古井戸はよく聴いてて、チャボの相方の加奈崎さんは好きでライブも見に行ってたけど、それまで特別チャボの存在は特別意識したことはなく、こちらも簡単に言うとその影響で私も好きになりました、特に85年のソロ1stや97年「グレート・スピリッツ」に99年「MYR&R」と「大切な手紙」「今夜R&Bを・・・」「遠い叫び」幾つかの曲はよく聴いたもんです。
だから、バンバンバザールは知らないけど、このライブは見に行かねばならない
宍戸とチャボが同じステージに立つ、これはあの時代の妄想の実現か?
ハッキリ言ってこの共演は2度とありえないだろう・・・
渋谷クアトロへ9月に来た時は大入り、開場時間に入り開演まで1時間立ちっぱ、終演まで約4時間動けず立ったまま、正直なとこ後半は音楽を聴く集中力が続かなかった。
確かクアトロって過去にも座った記憶ない、今回もたちっぱで数時間?、平日で疲れてる中知らないバンド正直見てるのしんどいわ
そう考え、今回は真ん中くらいで見れればいいやって、あえて開演の20分前にズラし、さぁ立つぞと気合入れ入ると、アララ??若干ガラガラ気味
その上イスが並んでる~
余裕で2列目、さらにテキトーに座ったのにゲスト位置目の前、超ベストポジを確保\(^o^)/
肝心のバンバンバザールについて何も知らない、プロフィール見ると”吾妻光良に見出され・・・”とアリ、吾妻光良と言ったらブルース好きにはおなじみのギタリスト、サラリーマン兼のブルースマン。
この人の文章は大好きでよく読んだ(京都の公園でも読んだなぁ)、あぁそれならジャンプとかジャイブとかあの辺りのルーツ・ミュージックを日本的に解釈した感じだろうと、そしたらやっぱりその通りの音楽
ジャンプやジャイブは一時期ソレばかり聴いてたしキライじゃない、ピアノ、ウッドベース、アコーディオン、ギター、スチールギター、ドラムに加え、ツアー最終のデラックス版でテナー、アルト、トランペット、トロンボーンだったか?4管入りの豪華編成、普段中々生音を聴かない楽器の音が新鮮だった、こりゃあ本場の黒人ジャンプ・バンド見たら失神モンだろうな。
開始後すぐに最初のゲスト宍戸留美、ルンルンが登場してボーカルの人と2曲デュエット。
ルンルンも元アイドルったって・・・もう今月で40歳の大台、この世界では大御所。
あの頃はずいぶん年下年下と思ってたのに、この年になっちゃうと数歳の差もほとんど同じに感じる
休憩をはさみ2部には全編チャボが登場、こんな真近でチャボのプレイ見るのは初めて、近くで見てもやっぱり今もカッコイイ
ギターを弾く姿から表情から全てがカッコイイ、それから終りまで約1時間くらいボーッと63歳の男に見蕩れてしまった・・・(//∇//)
なんだか見てて涙出てきそう、もう憧れるというか夢心地、ツイッターでも同じ風につぶやいてる方がいた、決して大ゲサじゃない!
ソロで2曲披露、ポール・マッカートニーを66年ビートルズ武道館以来見に行くらしく、日本語で「All My Loving」とオリジナルの「BLUE MOON」、「アリーナ~、スタンド席~!」と頭の中はもう東京ドームか?、いつしか「ニホンノミナサン、オゲンキデスカ?イエスタディ~♪」、ポール自身になりきってる(笑)
続いて、バンバンバザールとソロ1st「THE仲井戸麗市BOOK」に入ってる名曲「ティーンエイジャー」、コレが今もあの日以来耳から離れない、あの作品は80年代サウンド苦手の私も認める、CDとアナログ2度買いした名盤中の名盤。
4月にPITINNで見た時はピンとこなかった、RCの名曲「いい事ばかりはありゃしない」もバンバンバザールとホーン入りの豪華編成では全然違う、やっぱり全盛期のRCと生活向上委員会のホーンを目の前でバーンと見た世代には、RCって特別なバンドなんだろうなぁ。
バンバンバザールも知らなかったけど、特に最後の「友よ」が凄くいい曲で気に入りました、今度収録の新作CD「ラブレター」購入したい所です。
が・・・、いま虎キャンペーン中(DVD、パンフ、関連書籍、チケ代)でキビシく他を切り詰めざるおえない状況、各所で歯軋りの日々、アレなきゃ買うんだけど・・・日々コレばかり痛感
さらにブルーレイ・レコーダーが壊れた、いくらかかるんだもうサイテー( ̄▽ ̄)
残念なのが、後日ブログに全員での集合写真があったぐらいで、ルンルンとチャボがいっしょに並ぶ場面がなかった事(笑)
帰っちゃったの?それとも客席で見てたとか?
なにより座って見れたのも集中して音楽が聴けて良かった、ライブの立って見るべきか?座って見るか?は音楽にもよるし難しい課題。
やっぱり混み混みのライブハウスだと開場~開演までも立ってなきゃならないのはキツイ、動けばせっかく前にいても場所取られるワケで、開演ギリに行けばせっかく若い整理番号でも真後ろ。
そこら辺、アイドル系ライブには2F席にファミリー席というエリアがあり、そこは立ち見禁止区域で、本来お子様用に設けたものが大人でも着席観覧OK、結構アイドル系は先を行ってるのです。
高齢化につきジュリーのコンサートでも、今後なんらかの区分けを考えてもいいんじゃないかな?
クアトロに入るとき外から℃-uteの新曲「愛ってもっと斬新」が流れてきて、今日の気分をさらに煽られた
年末の幕張でのイベント「COUNTDOWN JAPAN 13/14」では30日に℃-ute、31日にチャボ・バンド(ドラムはタイガース好きのあの人ね)が出るらしく、日にちは違えどもアイドルとロック系のアーティストが同じイベントに出るとは時代もちょっとは変わりつつあるのかと感じます。
もう少し長生きしてれば、アイドルのリスナーの質も今は上がって来て、ファン側にもアイドルしか聴かないという奴が減ったというか、アイドル=アーティストの格下扱いが打破される時代がくるか?
はたまたアイドル=ヲタクのモン、これは越えられない永遠の壁か(笑)
ホンモノとニセモノが世の中にあるとしたら、アイドルの中にもホンモノがいる。
1995年から20年が経とうとしてる現在、宍戸留美は売れもしないのにまだ事務所にも所属しないで歌ってる、やっぱりコイツはタダモンじゃなかった。
1・不明曲
2・不明曲
3・ハーモニー(with宍戸留美)
4・こんな気持ち(with宍戸留美)
5・アーリーバード
6・やどかり
7・不明曲
8・回れトロイカ
9・不明曲
10走れ!ハイエース
11・不明曲
12・ラブレターが聞いて呆れるぜ(以下 全てwith仲井戸麗市)
13・赤いギター
14・All My Loving(仲井戸麗市ソロ)
15・BLUE MOON(仲井戸麗市ソロ&ウッドベース)
16・ティーンエイジャー
17・不明曲
18・不明曲
19・不明曲
アンコール
20・いい事ばかりはありゃしない
21・友よ