'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●憎みきれない と タバコ 

2016年11月27日 | 77年のじゅりー

 

 

 

近年は白人ロック系はほとんど聴かなかったのが、最近突然オールマン・ブラザーズバンドにハマったり・・・、ジャズは平気でもロック系の長尺演奏って飽きちゃうのが多い中、あれだけの長時間演奏・似たようなセットリストを何度聴いても飽きないのは不思議。

最もソウル系セッションでのデュアン・オールマンのプレイは以前から一目置いていて、ウィルソン・ピケット版の「ヘイ・ジュード」なんて大・大・大好きでハタチ頃よく爆音で聴いてました。

その流れか今度はスワンプ・ロック方面へと自然と向かい、これも以前からいいなと思ってたデラニー&ボニー周辺を改めて聴いてくとこれまたハマっちゃって、マーク・ベノだのJ・Jケイルだジョー・コッカー(特に「ウッドストック」のステージの発掘完全版はイイッ)だジュリーの好きなレオン・ラッセルだ、なんてうちレオン・ラッセルの訃報が届いたり・・・

ブームみたいのに乗るのはイヤだけど、ディランがノーベル賞を取ってどうこうと騒いでるから、ディランで1番好きな「ベースメント・テープス」が聴きたくなってきて、買わなくても何度かディランのマイブームがあったんで70年代までの正規音源はだいたい持ってて、最新リマスター盤でコレを聴きたくてブルースペックCDをレンタルして久々に聴いたら、これがメッチャくちゃ良くて聴いてた当時の生活がよみがえってきたり。

今度はディランにハマって、あんまり好きじゃなかった作品を聴き返したり(「セルフポートレート」とかね)、知らぬ間にガンガン出てるBOXセットとか欲しくなったり・・・

そんで、今度は「ベースメント・テープス」特集の埋もれてた「レココレ」98年6月号を引っ張り出して読んでたら、「エレクトリックな極彩色(サイケ)な世界からナチュラルな大地の色に向かって動き出した70~71年頃」とか「これが全ての出来事の源に「ベースメント・テープス」があると言っては言いすぎだろうか」なんて一文が書いてあるのを見つけたりして、そういや後期タイガース~PYGもどちらかと言えばナチュラルな大地の色が。

結局、ここのとこ無意識にいいなぁと感じチョイスして聴いてた、オールマンもスワンプ・ロック達も根っこは同じ所から派生した音楽だったという事に改めて気づかされたり。

おまけにデュアン・オールマンが当時何年もそればっか聴いてたと言うのが、ジャズのマイルス・デイビス「カインド・オブ・ブルー」(いま書店でコレのアナログが売ってる程の有名作品)だったとは、自分がハマるのも当然なわけであって。



な~んてこういう音楽の話は一見難しそうで、ちょっぴり知的なように見えちゃって・・・

一方この1ヶ月くらいの間は、来年解散が決まってしまった℃-uteの秋ツアー初日やリリースイベントに行ったり、去年に続いて11月3日はパシフィコ横浜でモー娘。16見たり、juice=juiceの初武道館公演熱狂の約3時間ライブに参戦したって言ったら、どうしてこっち方面はバカにされなきゃならないんだろう??

うっかり見かけちゃったこんなツイートとか↓

”「全アイドルに聞かせたい!」 あるバンドの姿勢を批判した、泉谷しげるの『プロ論』に拍手”
⇒http://grapee.jp/255813



「全アイドル」の「全」って何さ・・・結局「差別音楽」なんだよね昔からアイドルって奴はどうがんばっても、今更(笑)


自分はいいなと感じた物を見たり聴いたりしてるだけであって、スワンプ・ロックもアイドルも同じ地平の物で、この方はいったい何を聞かせたいんだかよくわからないですが、他にも今ザ・ピーナッツやミソラヒバリさんの凄さにもハマってたり、読みたい本も全然読みきれず、たまには「いやぁザ・ピーナッツの歌うジュリーの「許されない愛」ってのがあって」とか、「こないだ近くの公園の祭りにユカリさんが叩きにきてタダだから見に行ったんだぜぇ」とか、「℃-uteの次の日新宿ロフトでムーンライダーズ見に行った帰り目の前が元新宿ニューACBがあったビルで写真バンバンとっちゃったよ」とか、「モー娘。の小田ちゃんは親の影響でライダーズ聴いてるっていきなりラジオで話すもんだからぶっ飛んでさぁ」とか、書きたくても中々ブログも進まない今日この頃なのです 

 





で・・・、肝心の「憎みきれない」のお話。

たまたま映像を見てたらある事実に気がつきました、「憎みきれない」と言えば深めにかぶったポリス帽以外にあのくわえタバコでのパフォーマンス。

ところがこのタバコを使ったパフォが思ったよりも、そんなに見当たらないんですねぇ。

ではどのくらいあのパフォーマンスをテレビ披露したのか?、実際にカウントしてみました。

対象はヒット期間中77年9月から78年初頭まで、それ以降に歌われた物はナシという条件で。

その期間中の手元にある「憎みきれない」約45パターンをザッと見返した所、タバコVerは・・・



「夜ヒット」初回、「ハーイ!2時です」、「ムー」、「ドリフ大爆笑」、「トップスターショー」3回、「ザ・ベストテン」初回ランクインの回、のわずか8回。



中には曲冒頭ちょこっとも含む、ではどうして「憎みきれない」にタバコの印象があるのか??、いくつか仮説を立ててみると・・・


・98年以降ループで再放送してる「ドリフ大爆笑」、同じく再放送・製品化もされてる「ムー」、「夜ヒット」初回、比較的容易に見れる映像がたまたまタバコVerだから。

・特にくり返し流れてる「大爆笑」はタバコを放さず、間奏でも吸いなおしその印象を強めている、出だしだけくわえてる映像が実は多い。

・「憎みきれない」の衣装でタバコをくわえてる有名なポートレートの印象が強いから。


あとなんだろう??、思い当たらない(笑)

テレビ画面上で披露された回数・確立から見ると、案外後からの情報の刷り込みが大きい感じもします、あまり毎度多用しちゃうと子供がマネするとか配慮もあったのかも、実際にはそんなにあの曲でタバコは使ってません。

ただ、80年の「金曜娯楽館」最終回の「憎みきれない」もタバコの煙ムンムンで始める辺り、ジュリーもこの曲と言えばタバコという印象があったのは間違いないのでしょう。

 

それから少し前に話題になった旧独軍の衣装についても、思う所ありますが時間切れということで・・・

 

 

 

 

ところで風の噂の不確かな情報によると、ジュリーが武道館公演を連ちゃんでやるとか何とか、武道館って連続で貸りると使用料が安いらしく、先日見たjuice=juiceの翌日が同じ事務所のアップアップガールズで、アプガは何年か前に年間公演数がジュリーと同率タイに並んだことがありました。

この事務所はここ数年いつも平日武道館2日間連続公演ぶつけてきて地方のファンを悩ましていますが、連続公演やる理由は単にそういう理由だそうです、やるなら割引き適用対象ってことでジュリー良かったね(笑)

 

 

 エキサイトする大野さんって
見たいです