今週の表紙は水谷豊の「熱中時代」から、「先生ドラマ戦争」とある通り、「中学生日記」「1年B組新八先生」「あさひが丘の大統領」「ただいま放課後」「土曜ナナハン学園危機一髪」が放送中で多すぎる(笑)
そこへ7月5日から「熱中時代」の第2シリーズがスタート、こちらは主題歌が「やさしさ紙芝居」の方ですね、これはリアルで見てた記憶があります、全38話だったとは今の感覚からすると長い。
今週の80年ジュリーは、7月6日(日)夕方6時からNHK「レッツゴーヤング」へ出演、他もんた&ブラザーズ、野口五郎と、ガイド誌にもある通り某バンドとのジョイント(ガイド誌に××とジュリーのジョイントと表記)、が・・・残念ながらコレ持ってません。
だいぶ前に動画サイトでそんなの見たなと思ったら、なぜかまだあったので改めて見たら「ジョイント」という程のものではない感じ(カットされてるかも?)その某バンド自体に思い入れがなくてそんな事もあったんだなぁぐらいの感想、コアなファンに怒られるけどすみません・・・
某バンドというのはロンドン×××とかニューヨーク×××と呼ばれた超苦手ジャンルのムーヴメントから出たあの××××ズ、ヘタなこと書くと検索に引っかかりコワそうなので語句入力はナシで(笑)
ちょうど来日中で6月27日から西武劇場で3days、他7月4日まで関西と九州の7公演をこなしてる間を縫っての収録の模様、GSにうるさかったNHKも「ヤング・ミュージック・ショー」などロックには貢献してきてます。
う~ん、ロンドン×××って18くらいの時に聴いてみましたが、歌詞も外国語でストレートには入ってこない、カッコイイロックンロール程度でどうもピンとこなかった、若い時の感性がどうこう言うけど、結局あの頃いいと思ったのは今も良く、あの頃ピンとこなかったのは今も感想はほぼ同じだなぁ
すでに日本の過激なシンガーやバンドを聴き狂ってた耳には衝撃度も低くく、語学力があり同時代ナマで見てたならまた別なんでしょうが、パブ・ロックとかなんじゃらホイだし、このままあの辺のムーヴメントに理解なく人生終わりそうな予感、ちなみに同じ×××でも60年代のガレージ×××は大好き
この映像は、NHKにも残ってない可能性が高く、前に記事で書いた通り91年の「美しい時代の偶像」のシングル・メドレー映像で使われた「バッドチューニング」の映像はTBSからの借用で、その前後の曲は自局の番組からの映像を出してるのに、わざわざ借用した物を流すという事は残ってないのではと考えられます。
あれば「バッドチューニング」で、NHKにはこの「レッツゴーヤング」と「歌のビッグステージ」の2回は最低でも出てるので、なぜそれを流さなかったのかちょっと不自然な気がします。
7月8日(火)夜8時からフジで「火曜ワイスペ」と表記があり、これは「火曜ワイドスペシャル」なんだろうけど、何を放送したのかわからず思い当たるのが「ドリフ大爆笑」。
この回には七夕ネタもあるし、時期的にみてもおそらく間違いないでしょう、この回から歌コーナーが何にも無い低予算・シンプルの極みから、ヴァージョンUPされセットらしい物が登場。
ここで、こちらも前にも触れた通り再放送には出てこない曲テロップ、本放送時にはどれもちゃんと表示されてたらしくて、それで記事を書いててふと思い出したのが、「セブンスターショー」にもテロップのあるのと全く出てこない物があります。
再放送(左)と本放送(右)
テロップは何処へ
曲タイトル、「絆 アリディ」での曲解説、エンドロールのクレジット、さらには「沢田研二 27才」「職業 歌手」という最後のテロップも一切なし、「いくつかの場面」が放送された物より数秒長く収録されてるのも大きな違い。
オリジナルテロップは現存してるか?
本放送ではここでフェードアウト終了
のハズがさらに引いて上部ライトが見える
どういう事か考えて行くと、テロップのないのはおそらくマスターテープからの流出物、表示されるのは本放送を録画した物でしょう(証拠にわずかなCMの見切れアリ)。
テロップというのがどういう保存のされ方をしてるか詳しく知りません、テロップが現存してない又は行方不明な物、テロップを生で挿入していた事もあるらしく、「大爆笑」の再放送も途中までテロップが出ないのも何らかの理由と考えられます、いずれにしてもテロップは別個になってるという事でしょう。
そこでもう1つ考えられるのが、「セブンスターショー」のマスターテープにテロップが入っていないという事は、今後「セブンスターショー」が再放送などされる機会があった場合、この「大爆笑」と同じくオリジナルテロップは表示されない可能性が考えられるのではないでしょうか
そんなもんはどうでもええから早く出せという声もデカそうだけど(笑)、私的にはテロップにこそ時代が入ってるので新規作成モンはNG、オリジナルテロップの有無は結構重要、特にラストの「沢田研二 27才」「職業 歌手」があるのと無いのとではもう・・・
まぁ、あくまでも1ファンの推測です、誤解なきように
他に7月6日(日)、東京12チャンネル「ヤンヤン歌うスタジオ」へまたしても出てたようですが→「▽たのきんトリオの激笑三銃士▽ジュリーと正章の凸凹お巡りさん 西城秀樹、榊原郁恵ほか」、こちらは「TVガイド」誌へ記載はありませんでした、たぶん出てたのでしょうが「ヤンヤン」はお手上げ
今週号の巻末には夏のコンサート情報がズラッーとあって、ジュリーのチケット代を見て行くと、渋谷公会堂がA5000~C4000円、名古屋市民がS4000~B2500円、神戸中央がS4900~B2900円と席種・価格共にバラバラ。
2回公演もあれば、1回公演もあり、特に渋谷公会堂の7月27日が開演12時からとちと早すぎ(笑)、真夏のクソ暑い真昼間に見るブイブイのジュリーはどんなんだったんだろうか?、妄想がふくらみます
あ、でも「ジュリーグラフティ男の美学」に出てくる渋公場面、時期からしてもまさにこの時のコンサートから収録したのかもしれません。
80年夏(?)の渋谷公会堂
続いて、ジュリーが大賞受賞の77年「第8回日本歌謡大賞」の謎。
前からどうも、”アレ、3回歌ってるよなぁ”と思ってたんですが、いくら何でも1番組内で”3回も「勝手に」歌うかなぁ”と疑問でした、実際にどう見ても別々のが3回分あって、果たして「第8回日本歌謡大賞」内での「勝手にしやがれ」、いったいどう放送された物なのか?
そしたら最近、動画サイトで当時録画の「第8回日本歌謡大賞」のフル映像らしいのがUPされてたので、確認したら何度見ても2回しかなくて、”やっぱり2回?”と、改めて自分の持ってる物とよくよく照らして合わせたら謎が解けました
まず最初に1回「放送音楽賞候補」で歌います、次に分割モニターに顔が出る有名シーンから大賞決定で2回目、動画サイトのでもこの2回が見れました。
ところが・・・、実は動画サイトのはビミョーなカットがされてて、分割モニターから大賞決定の場面の前にも、同じ分割モニターから顔で「放送音楽賞受賞」決定という似たような場面でもう1回「勝手に」を歌ってるのです、なので正解はやっぱり3回。
「放送音楽賞候補」で1回目
この場面実は2回もある・・・
「放送音楽賞」で2回目
トロフィーはこの時に授与
「日本歌謡大賞」受賞で
この日3回目の「勝手に」
最初に「放送音楽賞候補」があり、「放送音楽賞」受賞が決まり、最終的に「日本歌謡大賞」受賞というワケで3回なんですね、おかげで全体の流れが判明出来ました、いやはや実にややこしい、今の時代ならこんなしつこいのありえない・・・・
受賞後は「スタ千」へ
次回は、もし出来たら「ジュリーとあさま山荘事件」という強引かつムチャな考察(?)を予定中(^^ゞ