今週の表紙はおなじみ「宇宙戦艦ヤマト」、この時代を代表するキーワードの1つ
これは80年8月2日劇場公開の「ヤマトよ永遠に」に合わせ、前年のTVスペシャル「ヤマト 新たなる旅立ち」を再放送することから表紙&15ページ特集という大きな扱いになった感じ。
「ヤマト」って突っ込みどこ満載だったのはおぼえてる、死んだのにまたやるのかよみたいな話は子供でもみんなしてた(笑)
この時代は話題の映画上映となるとCMがガンガン流れ、初日にはもの凄い行列が出来、映画って大人になってからはボロい名画座くらいしか通ったことないから知らないけど、今よりもっと社会現象的な雰囲気がムンムンしてたと思うんでうんですが。
この週のジュリー出演情報は1つだけで、今週は特筆すべき情報もあまりない・・・
7月26日・27日の渋谷公会堂から「ジュリー・ロックンツアー80’」がスタート、29日新潟県民会館、30日秋田県民会館、8月1日は函館市民会館。
そして33年後の現在も同じ感じで終りなきツアーは続いています、ただ当時は1日2回公演がフツーですからねぇ、J・Bみたいに"The Hardest Working Man in Show Business"の称号を与えたいほどの働き者。
8月1日(金)、日テレ夜7時半より「カックラキン大放送」へ出演。
冒頭、「お笑いお茶の間劇場」”あしたのジュリー”と刑事ゴロンボのコーナーへ登場、ここでも全国縦断ツアー中との話あり。
他ゲストに堺正章、松村和子、パティー・リン、で最後に五郎の「コーラス・ライン」。
野口五郎のシングルも50枚近く持ってたりして(笑)、五郎の曲はミディアムスローが多いせいか記憶に全然なくて、リアルで知ってた曲はこの曲ぐらい、なんでもこの時期のアルバムのフュージョン的評価が高いとか。
これもCSで再放送済み回、「カックラキン」はこないだの「チェックイン」でたぶん終了・・・
たぶんね(笑)、情報を総合するとそんなには出てないのは確実。
ちょっと動かしてみました
座間市のゆるキャラ”ざまりん”
各所で見かける白黒の縦じま・・・、「バッドチューニング」はまだ終わりでない
それと訂正。
「井上堯之」の「堯」を→「尭」でずっと打ち込んでました、今度可能な限り修正しておきます、失礼しました~!
こないだのライブで1曲終わるたび、堯之さんは「ありがとうございました」じゃなくて「失礼しました~!」と言ってました(笑)
字が似てるので上の方に出てくる「尭」の方で、「あぁコレコレ」なんて打ち込んでました、失礼しました~!
その他、誤字脱字、バカなんで脳内変換よろしくお願いします
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今月はライブ盛りだくさんで、この前は元GS・ダイナマイツのヴォーカル瀬川洋のライブへ。
「GSヴォーカリスト・ベストテン」やったら表の1位がジュリーでも、裏のベスト3には必ず入るであろう名GSヴォーカリストの1人、現在66歳。
会場も珍しくご近所、それから15年前のオールナイトイベントで見れたのが、具合悪くなり深夜の2時ごろ外出ちゃって、瀬川さん見ないで途中で帰っちゃってそれきり見れてない経緯があるのです。
さらに、ドラムがあのエキゾティクスの名ドラマー”ユカリ”こと、上原裕
しかもしかも、この店はチャージが1500円と今時激安、こんなチャンスは中々ないぞと行ってみました。
この店は入るの2回目、予想通りまたまた内輪っぽいお客さん達が30人ばかり、みなさんお知り合い同士?
別に一般客お断りじゃないんだから全然OKとは思いつつも、ちょっとこういう場入りにくいかも(^^ゞ
しばらくすると瀬川さんとメンバーが入り口からやあやあと入ってきて、私の目の前にドカと座り「灰皿借りま~す」って。
あの・・・、私ダイナマイツとか15~6の頃死ぬほどお家で聴いてたんですが、今も全曲脳内プレイ可能な程、その歌の人にそう言われたらかなりビビリます
ユカリさんもそばでお客さんと談笑してるし、あぁこの人がホントに「ストリッパー」とか「チェックイン」とか「ブルーボーイ」叩いてた人なんだ・・・、しかも村八分にシュガー・ベイブにココナッツ・バンクとかごまのはえとかバンド経歴があまりに凄すぎ
曲はヴァン・モリソン、ザ・バンド、ストーンズ他のカバーが9割、ほとんどが知ってる曲で楽しめた、ダイナマイツ時代は米軍キャンプ回りでホンモノの米兵達を相手に、しかもヒットしてたリアルタイムでここいらの曲を毎晩演奏してたワケで、ごくごく自然なスタイルなんでしょう。
途中、ダイナマイツのギタリストでもあった先月亡くなった山口冨士夫に献杯、「フジオくんお疲れ様、向こう行ったら最初からまたやり直そう」の言葉に涙。
最近見たこの世代のミュージシャンのライブでは、MCでみんなフジオさんの死にはふれてて存在のデカサを感じます。
ダイナマイツからは、裕也さんの「ア・ドッグ・ランズ」にも名のある大木啓造の2人が、すでに旅出たれてます。
最後はサービス曲、ダイナマイツ時代の名作「トンネル天国」で盛り上がるお客さん、数は少なくても濃密なこんな空間が大好き、休憩入れての3時間弱、これで1500円+ドリンク2杯で2500円は今時ホント安い。
メジャーアーティストさんも少し値下げして欲しいぞ、特にデカイライブハウスで7~8000円とって、さらに紙コップにちょろっとの1ドリンク500円別ってアレはヒドすぎ
その2日後には、今年2度目のブドーカンホールで91年のジュリーマニア時にはメンバーの誰1人生まれてなかった℃-uteのライブ、凄い格差(笑)
でも見る側からすりゃ同じなんだなぁ、ただキャパが大きければ、客が多けりゃいいってもんじゃない。
しかし・・・、ホントに女性客が増えた、となりで感極まって泣いちゃってるし
もし、ジュリーのライブでとなりの男かジュリぃ~って泣かれたら、あなたはどーしますか?
年末のタイガースも通常より高く取るなら、メジャーアーティストらしい派手派手な演出の1発もあればいいですね、シンプルにシンプルにもいいけど、元々派手派手ライブやってた人なんだからせっくの大舞台たまにはと、コレ↓こないだ会場で見てて思いました・・・、風船にはメンバーの手書きメッセ入り。
ブドーカン迫る
ジュリーマニア見に行きましたねぇ、あん時だって豪華ホーンセクション、Lの字サイン、最初のクレーンといい色々あったではないですか、帰ろうとしたらまた出てきて通路で立ち止まって見た、「ヤマト」の星空キレイだった、あと2F席周りスカスカ気味で今の方がソロでもゲストとか趣向を凝らせば入りそうなくらい。
1曲目のイントロで前列の人が、「おっ、1曲目は「渚のラブレター」か」なんて言うから(確かにあの時のイントロ似てる)、私もてっきりそう思い込んでしまい出てきたのが封印してた「アイ・ビリーブ・イン・ミュージック」で驚いた、なーんてのも22年前のジイさんの昔話になりつつあるのか・・・
11月28日にこちらも今年2回目のモー娘。の武道館も決まって、おっさんまたぜひ楽しすぎる武道館行きたいですハイ(笑)
裕也さんサイン会も行ってきました、お客さんは100人くらい、予想外のゲスト(?)近田春夫(←この人の仕事量も語ったらものスゴイ)とのトークからスタート。
トークが終り、裕也さんお気に入りの作品アルバム「さらば愛しき人よ」をBGMに墨で毛筆によるサイン、その姿を弟子のようにとなりで見守る近田さん。
全5タイトル購入者が来るたび、毎回傍らのマイクで「5枚全部買って頂きました、ありがとうございます」(客 パチパチパチ)、「またまた、5枚購入者が現れました」(客 パチパチパチ)
BGMが変わると「この曲は郷ひろみくんとMフェアでデュエットした曲です」、「ロックンロールBAKA」のパンフ持参者が来ると「この時は勝新さんが・・・」、「初の未成年者です」、「初の女性です」、「ストーンズのUSツアーを着た男性が・・・」とか色んな裕也さんの解説が入り見てるだけでおもしろかった。
普段ならこういうのは自分の番が終わったらとっとと帰っちゃうタイプなんですけど、結局BGMの「さらば愛しき人よ」アルバム全曲聴いてた(笑)
あと数人で終りってとこで、もしやと思ってたらタワレコ店内に怒号・・・ついにキレた
♪短気は損気湯屋ちゃ~ん、♪怒っちゃダメ だ 湯屋ちゃ~ん(笑)(笑)(笑)
どうも、ツーショットを依頼したファンにかと思ったら、それを拒んだスタッフに対してみたいで
ホントにあの曲の歌詞のまんまの人だと感じます、♪女泣かせの湯屋ちゃ~ん、浮気はダメよ湯屋ちゃ~ん、憎めないんだ湯屋ちゃ~ん
トークから終りまで約1時間半、1曲も歌わなかったのに裕也さんのソロライブでも1本見てたかのような気分、こういうのはちょっとマネできないでしょう。
裕也さんに関しては、「ヒット曲もないのにどうして偉いの?」とか、「音楽的に特筆すべき点がない」などネット上多々目にします、私のような10代の頃から洋楽より日本のロックに大きな影響を受けた人間にとってはやっぱり大きな存在。
そもそも英米のロック史に比べ、ロカビリー期から始まる日本のロック史なんて、知ろうにも90年代に入るまでまともな書籍の1つさえなかったし、1990年に出た「日本ロック大系(上下)」が最初かと、裕也さんが大活躍してた時代、黎明期の日本のロックの歴史認識の遅れも功績があまり評価されてない要因かも。
結局、はっぴいえんど派の評価の方が高くなって、裕也派のロックって昔に比べすたれたんだろうな・・・、内田裕也派という80年代前半くらいまで確かにあった日本のロックの流れ(そんなモン今もあるのか??)、どこかでプッツリ切れてしまった。
アトランティック・レコードのR&B、ソウル、ジャズ好きとしては、日本のロックなんて商売にもならなかった時代に、あのアーメット・アーティガンと直接交渉して契約したなんて話1つで、もうスっゲ~って感じです。
サイン会後購入したぶ厚い自伝的インタビュー「俺は最低な奴さ」
ジュリー話もたくさんアリ、衝撃のヌードもたくさん
で・・・、帰りにすぐそばの「ユニオン」地下、日本のロック・インディーズ館へ寄ろうとすると、ちょうど嫌でも元新宿ACBの前を通る、偶然とはいえちょっとばかり感慨深い。
タイガースを東京に連れてきて、ACB支配人に頼み関係者を呼んで、デビューさせたのがまさにこことか。
その時のお話
久々入ると噂のジュリーの台湾盤LP「YESTERDAY AND TODA」を発見
コレ、音源だけは持ってて、そうじゃなくても言われる程のお値打ちは感じてませんでした。
と・こ・ろ・が・・・、実際現物を手にしてみるとビニール越しでよくわからなかったけど、どうもビニールコーティングされてる感じでカッコイイ。
色の感じもジャズのオリジナル盤みたいな再発盤では出せない微妙な色合い、確かにジュリーコレクターさんなら持ってたい一品かもしれませんねぇ。
価格は歌詞カードなしだかで1万円、オークションよりは安いか?、それにしてもレコードの値段ってかなりのレア盤やオビ付き以外はホントに全体に落ちたなぁ。
なんでもタイガースの大物ブツが出るとかなんとかの噂ですが、まぁ何か出るんだろうなとは思ってたから、そろそろそうなんでしょう、出たとこでしばらくは買えそうにもないけどね
気がつくと今年は数年ぶりのライブ行きまくりモード、NOWな現場の空気に触れまくってるせいか、個人的にはちょっとタイミング逸した感もあり、正直楽しみには変わりないけど感激も一時に比べるとどこか希薄気味。
やっぱり人間は”今”という瞬間の中に生きてるんだな、こないだの裕也×近田トークもそうだったけど、60年代や70年代を昨日の出来事のように語れる世代がうらやましい、あの時代をリアル体験したかったです、今出て欲しいのは・・・
タイムマシーン(笑)
海外でタイガースのブートが出てるだとか気持ち悪いし、ヘタな人の手に渡って権利者でもないのがネット上に勝手にフルでアップロードとかされるぐらいなら、オフィシャルでちゃんとしたものを早く出してスッキリして欲しいもんです。
そりゃあ、見たいのが見れた時ってのは誰でもうれしいけど、ぶっちゃけ何の労力もなくワンクリで手にしたタダのモンって結局は身につかない、また次のない物を求め続けるだけで何の満足感もそこにないと思うけどね~、ましてタダだと欲望だけが加速するワケで・・・、「ジュリーの映像探してます」って個人情報誌に広告出してた昭和世代のどうでもでしたぁ
さて、今週の土曜大特集
の見所は
たまに映る呑気な風景
ムッシュほかのゲストの面々
なんと言っても「ラブ」×3で映る元エーケービィの
前田あっちゃん激似のファンさん、40年早かった(笑)