'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●80年10月18日(土)~10月24日(金)

2014年06月22日 | 80年のじゅりー


 

今週の表紙はドラマ「俺んちものがたり」から金田賢一&三原順子。
てか、何そのドラマ??全然知らない

 

 

ところで、NHK(昔の3チャン)「YOU」内の82年放送「青春プレイバック」、再放送に向け動いてると耳にしましたが・・・

コレ、ジュリーが出てる部分は実測したら7分半のみ
長い番組と誤解してるようなら、仮に実現しても過度の期待は禁物かも、翌年にも再放送されています。

本編は学校制服がどうこうという無関係な内容の番組、もし番組丸ごとの再放送ならジュリーの数分のためにNHKを動かそうとしてるジュリーファン達って

 

ジュ「50,60になったらその年齢にあったやり方が見つかると思うんですよね、ちょっと特殊な感じでやってられればいいかと」(予言ズバリ的中)

 




●80年10月、この週のジュリー出演情報は満載すぎ、まずは18日(土)昼2時35分から、フジ「第13回新宿音楽祭」へ出演。

ただコレは新人賞的な音楽祭のハズ、なんでジュリーが出てるのか?

そしたら数週前の「TVガイド」に観覧招待の告知がアリ、会場が武道館で出演がジュリー、ヒデキ、ヒロシ、もんた&ブラザーズほか。
この週の「TVガイド」番組欄には聖子、トシちゃん、河合奈保子、シブどころで比企理恵とかやっぱ新人賞的な顔ぶれで、どちらが正しいのか?大物も出たのか?よくわかりません。

 

 

 ●19日(日)、夜7時から今週も東京12チャンネル「ヤンヤン歌うスタジオ」へ出演。

ハイハイ、もう「ヤンヤン」はお手上げ
マスターが全部残ってないって判明しちゃったし、全国指折りの俺こそイヤ私こそが真のジュリー・マニアだ、このくらいのジュリー猛者数名が集まらなきゃあ、内容も含めた「ヤンヤン」全貌解明は困難でしょう。

 

 

●20日(月)、夜10時からおなじみのフジ「夜のヒットスタジオ」へ、「ダバダ」で2回目の登場。

スッカリ忘れてた、モモエ引退ライブ翌日10月6日の「夜ヒット」特集・さよなら山口百恵にも出演がありました。
過去散々流れたこの「夜ヒット」名場面、花束贈呈と後ろにチラリなど、現在この回はモモエ「夜ヒット」DVDに完全収録(らしい)。

 

で、肝心のこの週の「ダバダ」は秋の枯葉バージョン、DVDではエンディングのルーレット、ジュリーの前の八代亜紀で出てた漁師さんと黒鯛のやり取りなどがカット。

 

黒鯛さわってクンクンクン

 

 




●翌21日(火)、夜7時からテレ朝「80’あなたが選ぶ全日本歌謡祭・入賞者決定」、赤坂プリンスホテルからの生中継、これで4日連続のテレビ。

「あなたが選ぶ」はコレか↓↓、でもこの日のはノミネート版、これもないなぁ残念無念・・・

後ろのこの銅像がポイント

 

 


同時刻8時からは裏でも、またまたおなじみの番組フジ「ドリフ大爆笑80’」、内容はくり返し流れてるんで説明不要かと、まだデッキ2台持ってた人は相当少なそうな時代、当時のファンはどっちを録画したんだろうか?

 

この回のCS初再放送は99年の前半あたり、以後現在までずーっとループ放送中。

ただし最初なかった局ロゴ表示が近年は徐々に大き目になってます、再発・再放送・再結成、なんでもあんまり繰り返すとお値打ちが下がった感は否めない、ヘンタイマニア的には高画質なんとかマスターより曲目テロップ入りの当時録画がやっぱどうしても欲しいな(笑)

CSって90年代の方が60年代のレアなドラマとか流してた気がします、最近は同じのばかりで見たい作品があまりかからず見る機会もスッカリ減りました。

 

「大爆笑」と言えば、子供の頃から「サザエさん」の後の火曜7時半の印象が強く(平成生まれさん達再放送の「サザエ」ね)、なじみの時間帯と違うぞ・・・

この頃は7時が「サザエさん」、7時半が「クイズグランプリ」、で「ドリフ」は9時半に終了、10時までがここで、違和感バリバリ「ミュージック・フェア80’」
この週のゲストはゴダイゴとフュージョン・スターのチャック・マンジョーネ、どちらも今や中古屋のバーゲンコーナーの常連
ただ安いと言って音楽的内容が低いのではなく、両者とも当時かなり売れたというだけの話

 



●この週は凄い、まだ続く22日(水)夕方6時半から、TVK「第七回横浜音楽祭」へ出演。

横浜文化体育館からの中継、9時までの2時間半ほか出演はイフ、麻里星子、岩崎はるこ、サンタクララ、千葉まなみ、合田道人・・・うわぁさすがTVKの音楽祭、知らない人ばっかり

実際はヒロシやヒデキにトシ&聖子、八代亜紀にもんた&ブラザーズ、いつものメンツでおもしろくないから、ドマイナーな人から書いてみました

 

 

私が当時見てたのは裏のテレ朝、絶対コレ「水曜スペシャル」~首狩り族は存在した!~、川口浩探検隊\(^o^)/

毎回必ず親と見てた、しかもマジで未知の生物やそういう一族がいるモンだと信じて(笑)

 

 

●とどめに23日(木)夜9時TBS「ザ・ベストテン」、今週はワンランクUPの第9位、6日連続のテレビ出演(@_@;)

9位はコレだ↓↓

甘~い、9位は2回アリ、収録順から判断して持ってるのと別の9位の回、と言うワケでこちらも見たことがない

 



結局・・・今週も空白だらけがクッキリ浮き彫り

若僧、おまえが見てる「ダバダ」なんて氷山の一角なんだよ、そう言われてるが如く、「ダバダ」山脈の全貌は歴史の深い霧に包まれたまま

 

参りましたm(__)m

 

 

 


●この時期、夕方6時から月~金で放送されていた帯番組、東京12チャンネル「ステレオ音楽館」、オールドファンには知られた通好みの音楽番組だったようです。

この週の出演はムーンライダーズ。

 

 ここで「絹の部屋」”2人はフェイ~ドアウト♪”



先月、東中野で74年発売「山谷初男の放浪詩集/新宿」の再演ライブみたいのがあると直前に知り、急遽かけつけました。

 

作詞が寺山修司、作曲が田中未知、あがた森魚、バックはムーンライダーズの前身「はちみつぱい」、まだ混沌としていた時代の空気が詰まった、70年代日本のフォーク&ロック好きにはたまらん名作、もし数年後の本ブログ、1980年前後の製作なら別物になった事でしょう。

メインの役者の山谷初男さんは、フィルモグラフィーを見ると映画からTVドラマ、知らずに見てた作品がたっくさん。
ジュリーとも過去に何かありそうな・・・そう思ったら舞台「貧民倶楽部」、「はね駒」にも出てるようです。


 


「放浪詩集/新宿」のオリジナル通り、今回のバッキングがヴァイオリン&トランペットのムーンライダーズの武川雅寛さん。
ちょうど昨年、あがた森魚のコンサートで気になる存在だったのと、この前陽水のライブを見た後久しぶりに「ミスキャスト」を引っ張り出し聴き込んだりしてたとこで・・・

もう1人、レコードには参加してないピアノにセンチメンタルシティロマンスの細井豊さん、センチVSムーンライダーズという日本のご長寿バンド対決みたいなバックに、芸歴60年の名バイプレイヤーの歌、これが1ドリンク付き3000円は安すぎ


81歳という高齢の山谷さんの歌、私が見た過去最高齢者のライブ、正直どんなもんか?若干懐疑的。
単純に歌唱力で評価すると上手くはないけど、さすが役者さん歌詞に込められた一字一句伝わってくる物が全然違う、40年前の録音「放浪詩集/新宿」とほとんど変わらぬ力強い歌声。

 

 

会場は老若男女想像以上の大入り、私はこの「ポレポレ坐」という場所すら全く知らず、みなさん何方目的で何処で情報を仕入れてるのか?、発売当時もやらなかったと言うから次はもうないでしょう。

 

なんだかんだ言って、ジュリーも80超えてなんたら劇とか元気にやってそうでコワイな、その頃は年10公演だけ、チケット更なる争奪戦とか(笑)

 

 

で・・・肝心の「ステレオ音楽館」ね、この番組の司会がフォーク界の仙人(?)こと小室等。

 セーラさんは近年若くして亡くなられたようです

 

先月は、近所じゃないけどふだんよく通る場所で「清瀬フォークジャンボリー」というイベントがアリ、これまた前売り500円・当日料金が800円の爆安設定

これはぜひとも行きたいってなっちゃって、小室さんのライブもたまたま見てしまった(笑)

800円だから小室さんの「六文銭06’」と中川五郎さん、大御所を見れれば十分だろうと、最後の3時間くらいを狙って会場に行ったら、安さのせいかこっちも想像以上に大入り、3F席でも良ければということで入れました。

確かにちと見にくい感じ

 

小室さんは「六文銭06’」でもちろん大トリで登場、娘さんのこむろゆいさん、及川恒平さん、四角圭子さんとの4人組。

「六文銭」は昔、CDでだいたい全部持ってて、フォークも歌謡曲よりだったり、ブルースよりだったり、ドラムとベース付けたら完全にパンクってぐらいの人まで多様な中で、昔ながらのフォーク・グループのイメージそのまんまの音楽。
「五つの赤い風船」とか特にグループ形体ではこういうスタイルも後継がいないでしょう、ある意味絶滅危惧種。

”おけいさん”こと四角圭子さんは拓郎さんの最初の方で有名ですね、この前「Mフェア」で流れたシンシア&拓郎さんの「春の風が吹いてたら」、元々はおけいさんとのデュエット曲、この曲のおけいさんの歌声&演奏、共々永遠に色褪せない瑞々しさを感じます。

 

 

 

アコギの清涼感あふれるイントロ、”乾いた空を見上げているのは誰だ~♪”、来ました最後はもちろんこの人この1曲、「出発の歌」。

 

この曲超好き、ある人は「金八先生Ⅰ」の最終回を、又ある人は72年「紅白」でのヴォーカルの上條さんが熱唱しすぎてメガネすっ飛ばした場面を思い浮かべ・・・ちょっとアンタいくつよ?

 

↑コレは90年頃フジで深夜やってた「19××」って番組から「世界歌謡祭」の映像、何だろうこの80年代以降失われた”熱”みたいな物は・・・

 

この曲は「合歓ポピュラーフェスティバル'71」でグランプリを受賞、ソロシンガーはイヤとかダダこねてた誰かさんもいっしょに出てたっけ、イヤイヤ歌ったらそら負けるわ(笑)(笑)(笑)

六文銭だけで1時間半近くもやってくれて、800円は安すぎる

 

 

ゼーゼー、段々なんのブログかわからなくなってきた( ̄▽ ̄)

 

 

いや、メンバーの及川恒平さん、なんてったってこの方はジュリーの「絹の部屋」、「U.F.O.」の作詞者

代表曲の「面影橋から」を歌いだした時に沸き起こった拍手、昔ラジオで聴いたライブ盤そのまますぎでゾクリ、やはり才能を感じます。

 

 

 

 

「六文銭06’」と「モーニング娘。14’」、なんか似てるよねぇ~
そんなアホなモー娘。とフォークの六文銭なんて絶対関係あるワケないで・・・






03年リリース「母と娘のデュエットソング」(作詞・つんく 作曲・小室等)。
「モーニング娘。」初代メンバー、安倍なつみとおけいさんのデュエット曲、そういや「Mステ」とかも出ましたね。

 


ホントに関係あるから世の中コワイ(笑)、どこでどうなってんだか(@_@;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 




★さらば吉祥寺バウスシアター~遠ざかる90年代★

2014年06月08日 | 追っかけ

 

 

TVニュースなどでも取り上げられ、ちょっと話題の吉祥寺の映画館「バウスシアター」が閉館してしまうと言うことで、お別れに行ってきました。

開館は84年3月、ある世代にとっては80年代の出来事なぞ新しい方でもあり、されど30年の歳月は決して軽くはないでしょう。


84年3月ってことは開館この頃ね ※今回はジュリーはナシで

 

 



私が初めて訪れたのは10年近く経った93年2月のこと、日本ロック史最大の伝説「裸のラリーズ」5年ぶりのライブ、そして3年後の96年を最後に60年代から続いたこのバンドは姿を現していません、中心メンバーは消息不明の状態。


それをいいことに大っぴらに流通してる、ブートレグで耳にした人達は口々にこの日の演奏は良くないと言う。
しかし言いたい、ホントにあの演奏をナマ体験してたら果たして「良くない」のただ一言だけで済まされるだろうか?

私的には3回見れたラリーズのライブの中で1番凄かったのがこの時の演奏、以来20年数百と見たライブで、アレ以上の音量のライブは経験がなく、ストロボライトを使った視覚的効果も映像で見たとこで絶対にわかるまい、ライブ中失神すると危機感を感じたのはあの時だけ、衝撃度生涯ベスト5に入るそれはもう凄まじいライブ、録音物だけ聴いて「良くなかった」はないでしょうと。

あと97年、ブーム真っ最中、春と夏に見た映画「エヴァンゲリオン」、ご存知の通りアレも単なる子供向けロボットアニメではない。
ラリーズとエヴァ、どちらも終わった後、お客さんが誰1人話さずジーッと黙り込んでしまい、館外に出た光景が忘れられない、それだけショックでした。



ホントは映画でも見に行くつもりが、あれよあれよと時が経っちゃって、気がつけば最後の10日間の「LASTLIVE」だけ、しかもほとんどがSOLDOUT、慌てて決めたのが今回の「ラストショー」と題された、吉祥寺の象徴的シンガー、今は亡き高田渡ゆかりのミュージシャンによるイベント。

 



トップが「ハチャトゥリアン楽団」、こういうのなんつうの?ディキシー・ランド・ジャズ?、ニューオリンズ・ジャズ?

そう思ってたらその通り、MCでニューオリンズ・ジャズだそうで・・・、まぁ一口にジャズと言っても白人・黒人、ハードバップにフリー、スウィング、ビ・バップ、ビックバンド、ヴォーカル、フュージョン、硬軟いろいろありますからねぇ、ジャズと言う言葉から受ける印象もそれぞれ違うかと。

 



2番目が倉沢桃子さん、最初チケットで名前見た時アレ~??、どーっかで聞いた名前・・・
Wikiで調べたらやっぱりそうだ、元おはガールシトラス、知ってるわ「恋のめざまし時計」、思い出すなぁ、アレは99年10月池袋サンシャイン噴水広場、イベントいっしょに見に行ったよねぇ(笑)

その後どこでどうなったか、弾き語りのシンガーソングライターに転身、15年ぶりにこんな場
所で再会するとは思わなかった、以後○○年ぶり再会続出のイベントに。



おまけにシークレットゲスト1人目、日本のフォーク黎明期より活動する中川五郎さんが登場、シークレットゲストも多数訪れました。
てか、五郎さんついこないだ清瀬のフォークジャンボリーで見たばっかり(笑)



最後に”ねぇ友よ、僕らの日々を一分一秒逃さず記録してるビデオテープがあれば、どんなに良かっただろうね”と歌われる「一分一秒」という曲、自分がいつも考えてる事みたいな曲で思わず涙。
そう戻れなくてもいいから、もう1度何かで見てみたい、スッカリ忘れてたけど、こんな曲を歌えるシンガーになってたんだなぁ。

 



あぁ、タイガースのデビューから、ジュリーを一分一秒逃さず記録してるビデオテープがあれば、どんなに良かっただろうか、でも、そんなビデオテープはないから、こうしてたまに話をしよう・・・

 



続いて3組目、アーリー・タイムス・ストリングス・バンド、72年結成、ソニーからシングル1枚を出して解散、以後2001年に活動再会~現在精力的に活動中、70年代日本のフォーク&ロック界を影でささえた名手・大御所揃い、それぞれが幾つもの楽器を披露。



「律とイサト」で知られる村上律さんと名ハーピスト松田幸一さんは、後に泉谷のバックバンド「ラストショウ」を結成、単なるバックで終わらない名手揃いのこのバンド、有名ミュージシャンの作品でのスタジオ・ワークにも凄い仕事量があります。

紅一点の竹田裕美子さんは「休みの国」で名前を聞いたことがありました、「休みの国」は81年の「ミッドウェイ」で吉田健&上原ユカリのエキゾティクスのリズムセクションも参加してた時期があり、録音はエキゾティクス直前の80年。

元はちみつぱいで有名なマルチプレイヤーの渡辺勝さん、この方もNHKの番組収録で見て以来、21年ぶり。
ノイジーな音を撒き散らし、ジャグバンド的な古いサウンドであるハズのこのバンドを、新しい「今」の物にしていました。



清瀬のフォークジャンボリーで主催の若者が話てたのが、「彼らは現役なんですね、単になつかしいとか懐古的な物だったら僕はこういうイベントをやらない」との通り、最近見た還暦越えのミュージシャン全員に言えるのが、スケージュールを見れば一目瞭然、みなさん全国各地でライブまたライブの日々当然でしょう、とにかく現役感がバリバリ。

 

 



次が本イベント主役でもある高田渡さんの息子さんの、高田漣さん。

渡さんの76年のアルバム「FISHIN ON SUNDAY」の曲でお名前は知ってました、なんでも拓郎さんの歌にも出てくるとかで、そういえば71年のジャンボリーで渡さんが「うるさいそこの吉田拓郎」とか言ってるのがあります、仲良かったんでしょうね。

亡くなった直後の小金井でのイベントには陽水も来たし、大滝さんもフォークで1番に渡さんの名前を挙げています、一般的知名度はともかくフォーク界での影響力の大きさを感じる。

お父さんの曲のカバーなどギターの腕前もかなり、アシッドフォークを思わせる浮遊感のある歌を聴かせてくれました、開始から3時間を越えてちょっと眠くなってきたぞ・・・



次が佐久間順平さん、この方とさっきのアーリー・タイムス・ストリングス・バンドの今井忍さん、このお2人も90年夏の渡さんのライブで見て以来、実に24年ぶり、当時私は1?歳(笑)、最初がジュリーで人生4回目に見たライブ。

何人かのゲストの中でうれしかったのが、73年に自主制作で出した「夜だから」でマニアに知られるフォークデュオ「林亭」。
日本フォークの隠れ名盤、相方の大江田信さん(現・中古レコ屋店主)が来て「林亭」見れました、こういうのが若者の音楽だった時代があったんだよなぁ・・・

とかく誤解されがちなのがブルースもジャズもフォークも全て元々若者が演奏し、レコードに吹き込んでいたという事実、ブルースもジャズもジイさんの音楽ではない。

 



最後が本イベントの責任者的立場の佐藤GWAN隆さん、元は俳優さんでフォークシンガーとしては若干デビューが遅れたせいか、私もオムニバスで数曲聴いたことがあった程度の認識で・・・
往年の「春一番コンサート」や「ホーボーズ」に出演、ベルウッドからデビューとあれば堂々たるフォークシンガーですね、優作さんのアルバム「Uターン」に楽曲提供なんて持ってるのに気がつかなかった。

 


ここで又、スペシャルゲスト、これもうれしい
「シバ」ことマンガ家としても知られる三橋乙揶さん、この方も24年ぶり、なんだこのイベントは(笑)



フォークシンガーというより完全にブルースマン、昔と全然変わらない。

 



最後は全員で、「私の青空」。

世間的には知る人ぞ知る、日本のフォーク&ロック黎明期より活動するベテラン・ミュージシャン達、彼らがいなくなったらきっとニホンの音楽もJ-POPとアイドルばかりのうすっぺらなものになるでしょう。

地味ながら底辺でささえてるベーシストのような存在かと思います、売り上げ枚数がどうのより、真の意味でのミュージシャン・アーティストという言葉はこっちのハズじゃあ・・・

4時間くらいはやるだろうと想定してたら、まさかまさか6時間()もやるとは思わず、正直さすがにライブ見るのも疲れた、これで最後みたいのが多くてどうにもこうにも

 



あと3日でバウスシアターも終り、昭和どころか90年代もホントに遠く遠く去り行く

今日ははボ・ガンボスの今は亡き「どんと」を中心に据えたイベントの模様。
どんと、何の縁か特にファンでもないのに3回ステージを見たことがあり、最後に見たわず
か1年1ヵ月後の00年に37歳で亡くなってしまいました。

シバさんが話してました「色んな人が亡くなったけど、まだ心の中には生きている、全員が忘れた時に本当にいなくなるんだと思います」と。
確かに、色んな人やお店、忘れられないライブを見た会場、この10数年でたくさんなくなっちゃったけど、心の中にはまだアリアリと今も存在してるかのように思えます。

 

最初来た時と変わらない出るときのこの感じ

 

 

目の前のメガネ屋さんも変わらず

 

 

帰りに近くにある24年前に高田渡さんを初めて見た、‍ライブハウス「MANDALAⅡ」へ、当時となにも変わらない入り口と看板。



シャッターの下りた店、前の駐車場(当時)でタバコ吸いながら開くのを客といっしょに待ってた渡さんの姿が今も鮮明によみがえる。

 

 



で、ジュリーは??


え~、ジュリーはその頃、また久しぶりにTV出てきたと思ったらなんかポチャポチャしてて、「上がっちゃったらケイレン~、フツーでいれば安眠♪」とか歌ってましたねぇ、「ニュースに押されて~バラエティは打ち切りだ♪」とか、当時は大スター、大人って思ってたけども、42歳迷いの中、まだ道の途中だったんですね(笑)



















★1998 Rockan' Tour 98・8・23河口湖~2014’妄想Tour・・・

2014年06月01日 | 追っかけ

 

時は1998年8月23日、日曜日
河口湖駅前到着

 

 

 

今日は待ちに待ったジュリー1998 Rockan' Tour
河口湖公演だ

 

 

 

夏も終わりだと言うのに気温30℃
いやいや今日も暑い暑い

 

 

 

角を曲がると正面に富士山がド~ン
今日の会場ステラシアターはこのまっすぐ先
 

 

 

 

歩くたび近づく冨士の山
何しに来てんだかいいのか自分(笑)

 

 

 

 

こんな場所にまで都内で見慣れた有名チェーン店の看板にゲンナリ
全国画一化してるってこういうコトね・・・

 

 

 

 

駅から歩くこと30分、いよいよステラシアター近く
ホントにジュリーこんなとこで歌うのかよ、体中からノルアドレナリンが出まくり

 

 

 

なにやらベンチが
リハ音源が爆音で聴こえるいい感じの中、今のうちに腹ごしらえと

 

 

 

 

 

 

う~んカメラ持ち込み禁止だし
明るい中会場前でバシャバシャやってるのもなんだか・・・、一先ず断念

(以下、公式から拝借)

 

 

 

 

ついに会場前到着、遠かった河口湖ステラシアター

 

 

 

 

 

 

ライブスタートは5時半
会場内はすでに満員のお客さん

 

 

 

 

 

2Fはさらにみごとな景色
この調子だとライブ後半まで明るいまま終りそうだ

 

 

 

 

 

ジュリー登場、立ち上がるお客さん達

今ツアー1曲目は76年「KENJI SAWADA」から、レアな♪「ATTENDS-MOI 」でスタート

 

 

 

♪2・マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!
♪3・永遠に

 

 

ジュ「明るいですね~、なんだろみんなの顔がよく見えて
恥ずかしいったらありゃしない、ホントに(笑)\ジュリィ~/」

「ようこそ、こんな遠いとこまで来て頂いて、こんなとこがあっただなんて知りませんでした
なんかそこの入り口からライオンが出てきそうで」

 

 

↓※ステージからはこう見えてた模様

 



ジュ「そこにいる人達は餌食になりそうで、それを見てるんだけどなんとも残酷な話になりそうですが」

「毎年アルバム出しまして、今年は「第六感」というのを出しまして、急遽決まったんですが、こんなに来てくれてありがとうございます、がんばるじゃ~ん

 

 

♪4・グランドクロス    
♪5・等圧線   
♪6・僕がせめぎあう   
♪7・愛しい勇気 

 

 

 

 

 

ジュ「ありがとう~サンキュー、もっと拍手を、も~っと声を\ジュリィ~/
も~~~っと声を\ジュリィ~/、サンキュウ」

「いま間違えてジジィって言った奴いないか?、まぁこの年になってジュリーもなんですが\ジュリィ~/」

「顔がハッキリ見えて照れてしまう、私運転する時は眼鏡コース それがなんでそんなハッキリ見えるんだ(笑)」

「ちょっと厚い雲がきた時には一瞬夕立が来るかな? 色んなことを思いましたが」

「なんや世の中はこんな平和なコンサートをしててもいいのかという状況かもしれませんが
世紀末ということがあって、色々振り返る振り返る事が非常に多いワケですが、今日いらした方の中にも21世紀を見ずに、志半ばにして遠いところへいらっしゃる方もいるかもしれません」

「とにかくあと3年ですから、正味2年とちょっと、3年もたてばちゃんと21世紀は来ます
ひとつ3年はみなさんがんばっていただきたいと思います」

「21世紀に新しい時代に入るための、なんか混乱の時期かもしれませんが、僕のようにだいぶ年を食いますと、まぁ年を食うと言っても僕の先輩の方が世の中にずいぶん多いワケで、世の中の肝心なとこを握ってるのはずっと上の方が多いワケで、若い時からそれでいいのかとずーっと思ってましたが」

 

「自分が50になるという現実をヒシヒシと正面から見据えますと、たいして変わらないじゃないかと

「若いときには若いときの思い方があり、年を取れば取ったなりの思い方があるということなんじゃないかと、若いときはあがいたりするんでしょうが、今日いらした方は1番下はお子さんもいらっしゃるようで・・・平均いたしますと30以上、大雑把でございますが中心になるのが40代以上じゃないかと\笑パチパチ/」

「年食えばですね、新しい世紀を迎えるにあたってあまりじたばたしない方がいいんじゃないかと、世の中変わってもいっしょに変わる人はいっぱいいるから、世の中にドンドンついていきたい人はいけばいいし、でもついていかなくてエネルギーを蓄えてると言うんですか?、年を取ると普段からあまり動きたくなくなるの

「こういうステージするために、色々ジムに通うとか一切しませんから、それするだけでエネルギー使っちゃうから、とにかく何にもしないで本番までジーーッと待つ

「それでも本番だけで済むワケじゃあない、場所によって今日みたいなすり鉢状態だとサウンドがどうなるかわからないから心配なワケ、入念なリハーサルをやりました、入念にやりすぎて2回目のステージのようで、特別手当てを頂かないと・・・\笑パチパチ/、なかなかそういうワケにはいきませんが」

~ドラマ・映画・ACTの宣伝とか

「今度はお互い顔の見えない状態でご覧なるのが何かと思います、健康が第一ですからよけいなことに体力を使わず、神経を使わず21世紀までとっときましょう」

「どうぞ皆様お体ご自愛頂きまして、すこやかにおすごし頂くようお祈りしています、私の短い夏のごあいさつに代えさせて頂きます\笑パチパチ/」

 

 

 

♪8・あなたへの愛    
♪9・堕天使の羽音   
♪10・カサブランカ・ダンディ    
♪11・ジャスト・フィット  

 

 

衣装替え~メンバー紹介

 


♪12・.麗しき裏切り
♪13・いとしいひとがいる
♪14・エンジェル
♪15・夏の陽炎
♪16・風にそよいで
♪17・ホームページLOVE
♪18・ラジカル ヒストリー

 

 

ド~ン、ド~ン

お~と、ここでギターソロ&走り中に打ち上げ花火がぁ~

 

 


♪19・君にだけの感情

 

 

ジュ「どうもありがとうございました、ありがと~~\ジュリィ~/」

 

 

 

●アンコール

ジュ「ありがと~、ありがと~~、ありがと~~~、ライオンが出ていらっしゃい、ライオンが・・・」

「楽しんで頂きましたか?、雨降らなくて良かったですね~、花火はいかがでしたでしょうか?
最後までご声援ありがとうございました、それではおまけです~」


♪20・あなたに今夜はワインをふりかけ

 

ジュ「それでは、もう1曲おまけです~」


♪21・.サーモスタットな夏

 

 

 

 

●再アンコール

\ジュリィ~/\ジュリィ~/

ジュ「ありがと~、ありがとう~、また呼んでねぇ~、また来ま~すそれではサヨナラ

それではおまけです~\キャ~/」

 

♪22・ス・ト・リ・ッ・パ・ー

 

 

ジュ「ありがと~、サンキュウ~、それではもう1曲行きます\キャ~/」


♪23・時の過ぎゆくままに

 

 

 \ジュリィ~/ \ジュリィ~/

ジュ「どうもありがとうございました、~メンバー紹介~、そしてジジィーでした~

 

 

 

 \パチパチ/\パチパチ/\パチパチ/

アナ「本日の公演はすべて終了しました、お帰りの際は・・・」

 

 

 

出ると会場外は真っ暗
帰宅時間リミットとのそれぞれのバトルがココから始まる

 

 

いや~、見たかったなぁ98年夏のジュリー「Rockan' Tour」河口湖ステラシアター公演・・・
イヤ、コレ見てないから、行った方羨ましい。

 

98年のあの頃は誰しもネットやってた時代じゃないし、鉄道は苦手だ、会場までの道のりが不透明なのが遠征の最大のネック(多少やったけどね)。
それが今は到着時間から何から全てが具体的に提示されるから、なんだ行けるじゃんってついついムリして行ってみたくもなる。

駅から会場までの歩きもストリートビューで3回シュミレーションが功を奏して、地図ひとつ見ないでソコ曲がってこっちと楽々着いちゃって、自宅パソコンで見たのと同じ景色がそこに広がるという(笑)、昔なら初めての場所でそう簡単には行かないでしょう。

 

 

で、アンタは何しにそんな場所へ??

 

 

いや、だ・か・ら前回予告通り
春ツアー千秋楽、燃え尽きました・・・


 

 

今回のツアー、「CDTV」にも出ちゃったしヤバいなぁハハ
後ろなんで探さないで下さい

 

 

ステラシアター急斜面でお客さんの顔が丸見えって、ジュリーと同じ話を(笑)

アンコールで天井の屋根がオープン、花火大会もやってくれました、花火ってこんなキレイだったか??
そう思うぐらいあの場で見ると実に感動的、ジュリーも又やってくれたら絶対行きます\(^o^)/

 

ただ、時間は考慮して欲しいなぁ、千秋楽で通常ライブよりサプライズ&サプライズの30分押し、高速バスで行ってたら予想通りの完全OUT、電車も最終。

何で知ったか、前々からなんとなく行ってみたかった会場で夢叶った、ココはちょっと他に無いスゴイ会場でしたね

 

 

 

"また次の世でも逢えるかな 切ない~よ♪”(モー娘。14’「時を超え 空を超え」)

年くって聴くとこたえる新曲の歌詞のこの部分↑、この方に来世で逢えるかしら??