'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

12・21●所沢マーキーホール「第3回東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」

2013年12月23日 | 追っかけ

 

 

 

やっぱり暑くてしんどいから長く感じたのか?、7月~10月の長さに比べると、アッいう間の10月からのこの3ヶ月、2013年も早残り10日を切りあせる

12月は武道館の後、西荻窪Terraで速水清司、日比谷公会堂で岡林信康、本牧ゴールデンカップで友川カズキのライブを見ました、どれもおもしろかったけど記事にしてる時間もなく、とりあえずドーム前に1度更新しておこうかなと・・・

 

特に岡林信康ファンの年齢層の高さはものスゴかった(@_@;)

中心は還暦前後、中には70代くらい??、フツー多少は交ざってるハズの若者が全然いない。
席が1F最後列でザッと見渡した限り40代でさえ皆無に見えた、まぁご本人が現在67歳とあればムリもない話かもしれませんねぇ。

リアル世代の重鎮に囲まれ、ひょっとして自分まだ若者?という錯覚が(笑)(笑)(笑)

 

いちおうドームも行きます(いちおうって何よ・・・)、アリーナかなり後方、一見良さそうに見えてたぶん全然見えなさそうな予感

 

 

 

 

 


先週末も出演者良し・近い・安い(当日で3000円うち1000円は義援金)の三拍子揃い、所沢マーキーホール「第3回東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」を見に行ってみました。



コンサートのメインは小坂忠、元GS・フローラル~細野晴臣、松本隆らとのエイプリール・フール、以後ソロシンガーとして「ありがとう」「もっともっと」「ほうろう」、数々の名盤を残し、70年代後半からゴスペル歌手~牧師に転向した、日本のフォーク&ロック史に残る名ヴォーカリスト、フローラル時代には「タイガースのテーマ」、ご本家モンキーズとも共演してるみたいです。

そこに西海孝、大野真澄、中野督夫、尾崎亜美、小原礼、鈴木茂、豪華ゲスト陣が加わる、小坂忠&ヒズフレンズという感じのクリスマスチャリティー・コンサート。



ゴスペルから、01年に何十年ぶりにポップの世界に戻ってアルバム出したとか、時折活動は風の噂で聞いてたけど、まさか埼玉の秋津で教会の牧師さんやってるなんて今回のライブまで全然知らなかった、結構お近くではないですか。

エリプリール・フールや「もっともっと」や「ほうろう」、十代後半は日々よく聴いてたもんです、思い出すのは夜中ヘッドフォンで爆音(笑)、これがもう深く深く体の中まで入り込む。



初めて生で見る忠さんは、歌声も70年代のレコーディングと比べても全然変わらず、話し声からして65歳の年齢を感じさせない若々しさと力強さを感じる(やっぱり神に仕えてるせい?)、近年はゴスペルに拘らずポップの方でも精力的なライブ活動を再開してるのも知らなかった。

と言うか、いくらネットがあっても興味ある全てまでチェックし切れない・・・、先月も宇崎竜童のインストア・ライブがあったのも、知ってれば行きたかったのに情報逃し残念

 

最初に登場した西海孝さん、この方は勉強不足で存じませんでした、ギター、バンジョー、マンドリン、スチール・ギターをこなすマルチプレイヤー、今回の出演者の中では一回り若い世代に見えましたが。

大野さんは通称ボーカル(←ややこしいけどニックネーム)、なんてったって元ガロ
ガロも1stアルバムは特に好きで、同時期の夜中ヘッドフォンで爆音アルバムの1枚(笑)、1曲目「一人で行くさ」のあの清涼感溢れるイントロ、でもガロで1番好きな曲は「ロマンス」かなぁ。

おなじみ「学生街の喫茶店」も歌ってくれました、この方も昔と歌声が変わりません、結構おしゃべりで押しの強いキャラは意外。
「学生街」はすぎやま先生作品、ガロの名付け親はタイガースのマネージャーの中井さん、トッポ、大野さん、忠さんの3人はミュージカル「ヘアー」にもご出演した仲、そう考えるとタイガースとの接点も多い、なんでもカズさんも後期のガロのバックやってたそうです。



中野督夫さんは名古屋のバンド、センチメンタル・シティ・ロマンスの中心メンバー、痩身で足がメチャ細くて、70年代のロッカーの雰囲気を今も保ってるのがスゴイ、来年早々に還暦とはとても思えない。

1度解散や活動停止して定期的にやってるバンド、たとえばワイルド・ワンズみたいなのを除いたら、、73年から続くセンチメンタル・シティ・ロマンスってもしかして日本一長いキャリアのあるバンドかもしれない。

センチも初期のCBSの2枚は持ってましたね、ただ「CD選書」みたいな安っぽい廉価CDで聴いたのが悪かったか印象は薄く、今度アナログ見つけたら買いなおして再度聴いてみたいバンドです。

やっぱり作品はジャケットや体裁などから聴こえて来る音楽の印象も全然変わる、初期のCD復刻は結構イージーに作られたのも多くて、いま改めて聴きなおしたい作品がたくさん、ジュリーの00年代の作品もアレじゃなければもっと違った印象がねぇ・・・

帰って調べてたら、この日の前の日は先日行ったばかりの西荻窪Terraで中川五郎らと2daysやってたり、湯川トーベンとフォーク・ロックスというバンドもやってたり、私的にトーベンや五郎さんはおなじみなんで、みんな何処かで繋がってるなぁ。



今回想像以上に良くて、自分でも驚いたのが尾崎亜美さん、もしかして世間的には今回のメンバーで1番有名人かもしれない。

もう少し後と思ってたらデビューも76年とは案外古い、旦那さんのこちらもミカ・バンドで有名な名ベーシストの小原礼さん、「亜美さんカワイイ」の声援を、「よく聞こえなかった」ってもう1回言わせたり、なにげに突っ込みいれるMCがイチイチおもしろい(笑)

今度マジで単独ライブ見に行きたくなったぞ、2月に我が地元世田谷であるし、う~ん自分でもまさかまさか尾崎亜美行くか・・・

 

鈴木茂さんは何度か見たことあって、こないだも座間で見たばかり、ただ座間は音響が悪く今度は前の方の席でじっくりと堪能。
はっぴいえんど時代の「花いちもんめ」も歌ってくれたし、自分が生まれた頃のあんな時代のニホンでもうこの曲あって歌ってたんだよなぁ、なんか当たり前かもしれないけどしみじみ感じた、要は古くなってない。

この人はギターを弾くというより、エレキ・ギターを鳴らしてる感じがします、このままワンテイクで即CD化OKってくらい完璧に、神経質そうな雰囲気もギタリストらしく、クールで今もカッコイイ。

 

さすがに震災チャリティー・コンサートで、忠さんの代表曲「ありがとう」とか「機関車」は歌詞があまり適切じゃないせいなのか(?)歌ってくれなかった
”目がつぶれ 耳が聞こえなくなって”や、”ありがとう君の嘘っぱちにありがとう ありがとう君の薄笑いにありがとう”の皮肉った歌詞じゃちょっとね・・・、「ほうろう」ってのもなんとなくマズイかな、「しらけちまうぜ」ってのも(笑)

小坂忠・鈴木茂・中野督夫の3人で「完熟トリオ」というユニットでも精力的に活動中らしくて、この辺りの曲はこちらでは演ってるみたいだから、今後機会があればこちらも1度見に行きたい所です。

あと、自身も「玄人受けはしたけどガロみたくは売れなかったから」と話してたから、あまり知られてない自分の曲より、イベント的にビートルズなどのポピュラリティのある曲が中心の選曲だったのかも。

 


本牧で見た友川カズキも震災以降のライブでは必ず原発に対する怒りのMC、この前もオリンピックどこじゃないだろうとぶちまけていました、1月発売の新作にも原発問題の歌詞が入っています、小坂忠さんも震災後すぐに被災地に入られ、その時の写真や以後各所での復興支援ライブ、現在の活動もライブ前に映像で流れてました。

ジュリー以外の同世代ミュージシャンも、「忘れちゃいけない3・11」の精神で活動してる方はちゃんといますね、知らぬ所で他にもまだまだいるでしょう、そう感じさせてくれた今回のイベントでした。

 

 

 

さて、終わって出ようとしたら、たまたま目の前がトイレだったんで用を足し、のんびりロビーに出ると、チャリティーライブでバザーも開催中で、ホウホウと見ながら出口に向かうと・・・

目の前からさっきまでの出演者、ガロの大野さんが大声で「さあ、さぁ、CD買って」(意外なキャラ)とロビーにやって来て、茂さんとスレ違った、ステージ最前で見るのとも又違うあの感覚。

いや~、一瞬握手・・・と思ったけど、数々の鈴木茂ワークスが頭をサーッとよぎり、とてもとても瞬時にそうは言えない(^^ゞ

私より年上のお姉さま達は、「わぁ茂さんだ、握手して~」とやってたけど、女性は積極的です

 

外出て冷静に考えたって、先週見た全盛期の岡林のバッキングだってそういやそうだわ・・・、ユーミン、中島みゆき、拓郎さん、ジュリーの「あの娘に御用心」、「TOKIO」にもクレジットが・・・、アレもコレも挙げてけばキリない!日本のロックレジェンド、急~に目の前に現れてもムリムリ(笑)

 

 

 

↓アレ?後ろに何処かで見たような女性ドラマーが
この曲ってショーケンがステキとかどうこう言う、ジュリーじゃないのか・・・

 

茂さんは12月20日、このコンサート前日が62歳の誕生日だったようです、生まれも世田谷の奥沢だったとは!、同じ世田谷でも私の生まれとはだいぶ離れてた(笑)

 

一方でジャズ・ギタリストのジム・ホールの訃報、誰だったかジム・ホール好きって言ってた人いたなぁと思ったら・・・、白井良明さん、ツイッター見たらやっぱり「どんどん1ページずつ減っていく。その分おのれのページを増やそう」とのつぶやきがありました、私もよく聴いてたのでショックでした、しかも1月に来日予定まであって・・・

そしたらその翌日かにムーンライダーズのかしぶち哲郎さんの訃報が入り、このライブの次の日の昼間、達郎さんのラジオを聴いてたら夫婦放談で、冒頭でドラマーの青山純さんの訃報を知りました、毎年毎年古くから活躍されてるミュージシャンの訃報が入り、来年以降もこれが避けられないと考えるとつらいです。

かしぶちさんは01年に、下北沢のイベントで”アートポート”というユニットで出演した時、1度プレイを見れる機会があったんですが、当時私が最低最悪の体調でお目当ての人を見て、見ないで途中で帰ってしまったのが今になり悔やまれます・・・、ご冥福をお祈りします。

 



 

 

 


●80年8月30日(土)~9月5日(金)

2013年12月12日 | 80年のじゅりー

 

~ザ・タイガース2013~

東京ドーム 最終公演 開演まで 残り


 

 

いや~武道館、驚いたのが澤會特典の黄色のTシャツを着た方々の多さ。
アリーナだけで上から勘定したら50人弱ぐらい、全体で200人はいたんじゃないかな?、年齢層を考慮したら今のアイドル系のライブに負けてない

って・・・、タイガースはアイドルでした、特に今回の5人時代はワーキャーで、4人はアイドルならぬ5人はアイドル、負けてないのは当たり前か

 

↑コレ、日劇のはなんでかBOXに入ってなかったけどドームは収録OKなのか?

 



さて、ちょうど今週の表紙はうまいこと宮崎美子

と、言ったら斉藤哲夫「いまの君はピカピカに光って」のキャッチーなCMソングでおなじみ。

元は”フォークの哲学者”、デビュー曲「悩み多き者よ」”悩み多き者よ時代は変わってる 全てのものがあらゆるものが”、武道館からもう10日、ジュリー祭りから早5年、「時は矢のように」という曲もあった。


こちらもタイガース・ツアーも終わらぬ内、GSから時代はフォークへと。
今週、土曜日は日比谷公会堂で岡林信康、”フォークの神様”のライブに勝手に行ってきます

翌日はゴールデン・カップスを生んだお店、本牧の「ゴールデン・カップ」にも行く予定、時代はGSからニューロックへ

 

 

 

 ●本筋の1980年に戻りましょう、今週もジュリー出演情報はナシ、「バッドチューニング」売り出しは完全終了。

9月1日まで「フラフラ旅行団」でファンとハワイ、”9月2日に帰国して休む間もなくCM撮影に突入”と、書いてありました。
当時の私は夏休みが終り学校へ登校したのだけは確か、そりゃそうだわ。


この夏は、8月16日に静岡駅前地下街でガス爆発事故、19日には新宿西口バス放火事件、2件の衝撃的な事件が発生。
特に新宿は近かったしコレは当時記憶もある、しかし子供の頃のたかだか1ヶ月ちょいなのに、ずーっと続くんじゃないかと思う程の夏休みの長さ、あれは”永遠に今が続いてゆくと思っていたあの頃”まさにソレだったか・・・

「フラフラ」での映像というのも幾つか残されているようで、ハワイだから多少撮影も規制がゆるく、おそらくファンの人がカメラ持ち込んで好きな所を勝手にお持ち帰りしたんじゃないかなぁ?、まだMCで言ってないのに(笑)

当時の広告にはもうハンディカメラが取り付けれれるタイプのデッキも掲載されてるし、実際翌81年にはあった我が家のVHS初号機も、チューナー別の2段重ねのデッキで、テープが入る方は肩にかつげてカメラ端子も付いてたっけ。

 

 

●30日(土)にはおなじみ「24時間テレビ愛は地球を救う」の3回目が夜7時から放送。
今も続いてるけど、この時代のテレビが夜通しで放送するという、年に1度のお祭り感に比べたらもはや全然比較にならない。
今年こそは全部見るぞって必死に起きては、気がつくと毎年いつの間に寝てたという(笑)

当時の子供にとって深夜は今以上の未知の領域、80年だとまだコンビニがどこにでもあるという時代じゃない、思い出すのはなにげに付けたTVのカラーバーとピー音。

 



●9月2日(火)、夜7時からテレ朝で「怪物くん」がスタート。

夜7時台、裏番組は「サザエさん」、「クイズ・グランプリ」、「ぴったしカンカン」、「それは秘密です」、「スター千一夜」などなど、ちょっと挙げただけでも昭和の名番組揃い。
特に好きなマンガ家が藤子不二雄なもんでコレは毎週よく見てた、今もたまに読んでない作品買うくらい好き。

実はこの「怪物くん」の68年のモノクロ版に、なんとジュリーネタの回が存在する(笑)
「いそうろう怪物ガメルくんの巻」という回、ガメルくんがジュリーのとこに居候に行こうとする場面。
怪物くん「おまえタイガースのジュリー知ってるのか?」、ガメル「TVで見ただ」、そんな感じの会話があり、ガメルくんが「君だけは~♪」(君だけに~♪じゃなくてね)と歌うようなたわいない内容。
アニメにまで及ぶ当時のタイガースの影響力のデカさ、今はDVD化されてるので興味のある方は(いないって)高価なDVDBOXを購入して確認してみて下さい。

71年のカラー版「オバQ」もこの時期夕方日テレで再放送中、近い世代の方々はよく再放送してて見たと思いますが、今やコレも幻の封印作品、本編は現在見ることが出来ません。

 

 

●ここで特定出来なかった関西系番組などを幾つか。

まずは「ヤングOH!OH!」、コレは関東でも日曜夕方にTBS系で放送、ただ「バッドチューニング」時の物が日付を特定出来ず。

「バッドチューニング」「世紀末ブルース」と2曲を披露、この「世紀末」は「金曜娯楽館」版を上回る名演ではないか?
”片方つけてるピアス”の歌詞に合わせ耳のピアス(?)を引きちぎるように取り、固めた髪が乱れ出す辺り、カッコイイ

以前、オークションに「危険なふたり」で出演時の「ヤングOH!OH!」の台本が出品されてたのを見かけました、ジュリーとは長い関係のあった番組。

78年「ヤングOH!OH!」



もう1つ、「バッドチューニング~アンドロメダ~お月さん万歳」の3曲を披露した番組。


コチラは関東圏では放送してないかと、神助&竜介が司会から見て「ローリングポップス」という番組で間違いないでしょう。


別の出演者回より
左下、チラリ見えるポスターからして80年の放送番組

80年作、スティービー・ワンダー「ホッター・ザン・ジュライ」


 

70年代には「ライブハウスもくもく」とか地方局には貴重なライブ番組も多く、普段民放局で見れないアーティストが多数出演、ジュリーと矢野顕子の共演なんてのまで。

ただVTRの保存状況は何処まで現存してるかビミョーな所、TV神奈川(TVK)「ファイティング80’」は京都や関西地区でも放送してたみたいですね。


コレ↓も番組特定出来ず、今まで書き出した番組のどれかだったのかもしれない。


最後に「つづく」と出るのがポイント、バラエティノリの番組でしょう、何が「つづく」んだって?こっちが知りたいわ(笑)

大元のテープでも曲しか録画してないのもあったり、当時のテープ代を考えればカットはまぁ当然なのかも。

 

 

●来年1月、日本映画専門チャンネルで裕也さん主演の「嗚呼!おんなたち猥歌」が放送されます。
冒頭の辺りで、ジュリーとショーケンの「ローリング・オン・ザ・ロード」がBGMで少しだけ流れます、確か最後の方のはショーケンの歌しか聴こえません、DVDは廃盤なんでお見逃しなく。


力也とレコード店回り


裕也さんとジュリーで1つ日時不明の映像があって、ブログやってる内に出てくるだろうと思ってたら、ある時これが動画サイトで79~80年の「ニューイヤーロック」の映像と判明、てっきり80年代に入ってからの物と思ってたからこれはビックリ、79年大晦日の「TVガイド」にも記載はなく見過ごしてました。

ただ、私の持ってたのは大幅にトラッキングが入ったままダビングされた残念なシロモノ

アチャー

 

それが最近コンディションの良い物をご提供して頂きました、ありがとうございますm(__)m

アップデート


しっかし・・・、一方こんな時代にもう何人もの方がコレを録画してた事実にも驚いた(@_@;)

こうなると、ますます「ゆく年くる年」で歌われたと言う伝説の「TOKIO」がないのも不自然。
79年大晦日、当時録画の「紅白」「レコ大」「ニューイヤーロック」と現物があって、どうして「ゆく年くる年」の「TOKIO」、こんな決定的名場面がどこからも出てこないのだろうか??

「電子音楽イン・ジャパン」という書籍に、”そんな80年を象徴する出来事として、1月1日に発売され「ゆく年くる年」で0時0分にオンエアされた・・・「TOKIO」のリリースがあった。”との記述もあります、ただこれも単に曲が流れただけというのも不定出来ません。

0時0分が事実なら、「紅白」終了までNHKホールにいてわずかな時間で場所移動、着替えて生歌を披露出来たのか?、年の変わり目のリアルタイム感重視の中録画を使うだろうか?、謎は深まる。



00~01年の「ニューイヤーロック」でのジュリーのコメントによると、この時の出演に関して当の本人もご記憶にもう無いみたい

アッ、3回出てたわ

 

最初2回出たと話てたのを3回出てたとまで思い出し、実際は79~80、81~82、82~83、87~88の4回が正解となるのかな?

79~80年の「ニューイヤーロック」のTV放送に関しては、「ロックンロールBAKA」と合わせ「ミュージック・マガジン」80年3月号に10ページに渡り詳しく裕也さんが語ってる記事もあります。
これが「ニューイヤーロック」のTV初放送で、「ゆく年くる年」の間は中断したとの話等々。

 



映画「嗚呼!おんなたち猥歌」のオープニングはアナーキーの「タレント・ロボット」のライブ・シーンからスタート。

来年1月2日新宿ロフトでアナーキーのヴォーカル仲野茂のイベント「恒例!仲野茂誕生会&大新年会」が行われるようで・・・

 

それがなんとも濃い~メンツ、見たいけど正月そうそう昼の3時からこんなのムリ( ̄▽ ̄)



出演:

SDR /アコギなSS(仲野茂+下山淳)
LTD EXHAUST(仲野茂+越川和磨+佐々木亮介+よーかい+坂詰克彦)
仲野茂+HIKAGE+原田喧太+クモン+市川勝也+コバン+ハロー )
PANTA+下山淳+岡本雅彦+名越藤丸
ニューロティカ
加川良
木暮"shake"武彦
タケイジ(竹入隆行+原敬二)
石坂マサヨ+NAOKI+カタル+コバン
延原達治+内藤幸也+市川勝也+コバン
稲田錠+原敬二+岡本雅彦+DEBU
武藤昭平withウエノコウジ

OPEN 14:00 / START 15:00
ADV¥3500/DOOR¥4000  ※2ドリンク・煮込み付き




【11・17】あがた森魚「噫無情(レ・ミゼラブル)コンサート 2013」~座間へ再び

2013年12月01日 | 追っかけ

 

~ザ・タイガース2013~

東京ドーム 最終公演 開演まで 残り


こないだ先に今年3度目の武道館行って来ました(笑)

でも、昔はプロレス観戦で近くに住んでたし武道館は年6回とか通ってましたねぇ、当時見た選手・関係者、数えたらすでに10人以上が亡くなり時の流れを感じます。

 

ついでに自分の席も見てきたら、予想通り2Fのステージ真横から見る感じで前の方で悪くなさそう、グジョブ

最近は混雑する九段下方面は避けて、反対方向から入って帰りも竹橋方面へ出てます、ダフ屋に遭遇しないのと、ジュリー史跡の1つ「太陽を盗んだ男」のクライマックス、「科学技術館」を下から見上げることも可能、ライブ終了後歩きながら一息つけるのも又良し、竹橋から武道館まで徒歩で15分程度。

 

武道館反対方向へしばらく歩くと目の前にドーンと

 

 

今回も関係なく、80年ジュリーはまだハワイ行ってます

 

11月17日、10月のジュリーに続き再びハーモニーホール座間にて、あがた森魚の「噫無情(レ・ミゼラブル)コンサート 2013」を見てきました。

あがた森魚を最初に聴いたのはラジオで流れた「赤色エレジー」だったのか、はたまた初CD化されたばかりの2枚組大作「日本少年」だった気もする。

高校を出てすぐの頃に親が病気で長期入院、家族交代で泊り込みの日々が続き、その時偶然出会った10歳上の男性看護師さんと音楽の話になり、当時絶版で幻中の幻だった早川義夫の書籍「ラブ・ジェネレーション」を持ってて、なんとこの私にタダでくれたのです

読みたい読みたい念じてたらひょんな出会いから手に入る、聴きたい聴きたい念じてるとひょんな出会いで聴けてしまった、ネットがなかった代わりに、あの頃はそんな信じられないマジックがホントにたくさんあり、そしてまたその感動も格別の思いがあった。

その人が好きだったのがあがた森魚、限定盤の「永遠の永国」持ってるよとかよく話してたし、つげ義春のマンガとか、「夢見るように眠りたい」のビデオとか、何か色々かしてもらったなぁ、ちょうどベルウッド・レーベルの36タイトルのCD化が進行中の時期、その流れで「乙女の儚夢」「噫無情」「僕は天使ぢゃないよ」の3部作も買って当時よくカセットに録って病院で聴いてましたね。

家族の代わりが来るまで帰れない、年下の私がワリくって3日くらい帰れなかったり、抜け出して駅前の本屋で買った雑誌には、ジュリーの「単純な永遠」のインタビュー記事、”ギターの音はギュイーンって伸ばすほうがカッコイイんだ”とか、あの雑誌はなんだったんだろか?、「世界はUP&FALL」もその病院のTVで見た記憶がある。

 

あがたの「冬のサナトリウム」の”19歳10月窓から旅立ち”という歌詞、コレをちょうど18の秋に聴いてて、誕生日も10月なんで自分のこと歌ってる感じがして当時頭の中でずっとこの曲が鳴ってた。
19歳の誕生日は、その病院から池袋の映画館へ向かい夜への憧れ初のオールナイト映画を体験、映画館内で19歳を迎えました、病院通いの日々から開放されたのもその辺りだった、”ほんの少しだけれど 陽がさし始めた”。
ATG映画の強烈なインパクトある作品郡、田原総一郎の「あらかじめ失われた恋人たち」、ショーケンの「股旅」、寺山修司の「田園に死す」、最後が比較的新し目の80年作「ヒポクラテスクたち」、これはもう朝方5時すぎて寝てた(笑)

だからあがた森魚と言うと、病院通いをしてたあの頃の景色が浮かんでくる、が・・・その後なぜかあがたとの接点がなかったのも事実。

記憶にあるのは97年頃にBSを見てたら、あがたと鈴木慶一とPANTAと早川義夫と山本耀司と真城めぐみらが、なにやらいっしょに演奏してる、なんだコレは~?
その頃の音楽的趣向は大アイドル時代真っ最中(笑)、ネットもなかったしそちら方面の情報も疎遠気味、だいたいTVに出ないアーティストの情報なんて雑誌くらいしかなかった。

かなり後になり”PIGGY 6 oh!oh!”というユニットで「DON’T LOOK BACK」というCDを出してたことを知りました、未だコレ聴いてません。

 



そんなんで話は飛び、この前10月のハーモニーホール座間でのジュリーのライブであがたの看板に遭遇、もらったフライヤーを見ると超豪華メンツにチケット代もA席なら3000円の激安
バックの大御所陣、駒沢裕城、白井良明、鈴木茂、鈴木博文、武川雅寛、矢野誠、矢部浩志の魅力に加え、なんだか急に1度見ておきたくなったワケです、その上あがたもすでに65歳と言うではないですか・・・




ただ、この日すでに用事があり、行けるにしても開演ギリギリか遅れるかは明らか

結局、予想通りの展開となり、駅に着いた時点で残り時間わずか5分
会場までダッシュしたとこでとても間に合いそうにないし、もう遅れてもいいやと缶コーヒー買ってあきらめ気味に歩く。
開演の6時に5分ほど遅れ到着すると、アレ?なんかまだ音出てないぞ・・・・
ホール入った瞬間照明がスーッと消えて、驚いたことにジャストで間に合った(笑)、奇跡的。


残念ながら、間に合うかわからんという理由と、ここでもまた虎が・・・アレの悪影響は隠せない、コンビニのロッピーでA席かS席かボタン押す時迷ったもんね(笑)
せっかく見るならケチらずS席で、いや虎が虎が虎関連グッズの山が、ズバリお金が・・・ここで少しでもケチっとかんと電車賃も加算だしヤバイだろと(笑)
結局、4500円のS席でなく、ケチッて3000円のA席を購入したのがアダとなり、2F席で音がかな~り悪かった。

たとえて言えばフロ場エコーがかかって、せっかくの名プレイヤー達の演奏も音がダンゴ状態のボケボケ、MCもヘタしたらよく聞き取れないというくらい残念な音、インストアイベントの音響の少し上くらい。
10年前に来たときも、こないだジュリーで来た時はそんな風には感じなかったから、1Fで見てたら絶対もっと違ってたのでしょう、価格なりということなのか~



曲は知ってる曲も多くて、初めて聴く近作も1度聴いたら忘れられないキャッチーな曲、或いは1度聴いたら忘れられないトラウマな曲達か?(笑)
「俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け」なんてネットで知ってギョッとした、「誰もがエリカを愛してる」とか、あがたって今こんなの歌ってるんだ( ̄▽ ̄)

 

三上寛の新作「ブログ ツィート フェイスブック」もジャケ共々キョーレツと思ってたら

 

あがたがこんな怪作連発してるとは、購入意欲そそられるジャケット・・・

ジュリーもヒューマンなのに飽きたら、久々にギラギラにイカレた奴をお願いします
老け込むのまだ早い

 

 

特にその「冬のサナトリウム」を生で聴けたのはうれしかった、しかも看護師さんが貸してくれた「冬のサナトリウム」~「サルビアの花」と続く、初めて聴いた時の「春一番コンサート72’」のライブ盤に入ってるヴァージョンそのままで。

日本語詞で歌われた「カーニバルの朝」も大好きな曲、色々な人がカバーしてますがデクスター・ゴードンの「ゲッティング・アラウンド」や、ジェリー・マリガンの「ナイト・ライツ」に収録のヴァージョンでなじみある曲でした、逆にこの曲って大元を聴いたことないんだけど。


「月曜日のK」での鈴木茂と白井良明のツインリードはかっこよかったなぁ、今回の白眉だったと思う。
武川雅寛のヴァイオリンの音色も凄い良くて、こんなにヴァイオリンとポップミュージックとの相性がいいと感じたことなかったくらい、今後意識的に武川雅寛参加作品を聴いてみたくなりましたね。

そもそも日本のポップスを作った張本人達が演奏してると言っても過言じゃない、悪かろうハズがない。
それがボケボケなサウンドで魅力も半減・・・、駒沢さんのペダルスチールなんかどれだか聞きわけられない状態なのは残念でした、70年代の日本のフォーク&ロックでペダルスチールが入ってれば、この人というくらいの名手なのに。

しかし・・・、裕也さんはフォーク・ブームをトラウマに近い程嫌悪していて、ブームを象徴する、かぐや姫の「神田川」や「結婚しようよ」が大キライ。
ところがこの「神田川」の、おなじみヴァイオリンによるイントロ部を弾いてるのが、この武川さんであって、大キライな「神田川」に関わってる人物が、「俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け」なんて自分の名の入ったヘンテコな曲で弾いてるなんて知ったら、怒り心頭なのではないか?(笑)

 


「赤色エレジー」や「僕は天使ぢゃないよ」や「大寒町」、このあたりはやっぱり毎回ライブで歌ってるのかな?

ジュリーでも常連客は「TOKIO」とか「勝手に」は耳タコだよ、レア曲歌ってよ~ってつい思っちゃうけど、やはり初めて見に来る人の目線で見れば”この人のこの1曲”を歌ってくれるのはうれしいものです。

アンコールラストの「大道芸人」で1Fは、総立ちになり盛り上がってるようでしたが、閑散とした2Fはクラッシックコンサートのように静か



終演後ジュリーの時は会場からなかなか外に出れなかったのが、アレ?って程サッと外に出れたとこを見ると入りはあまり良くなった感じで、チケット代ケチんなきゃそこそこ前で見れただろうに、バカなことしました・・・わずか1500円の差で

本来はライブハウスクラスで演奏してるアーティスト、どっちかと言うと特別版を最初に見てしまったのかも、そう遠くないうちに今度は小さいとこでリトライしたいとこです。

 

 

そこで、気になったのが公式サイトにあった日比谷公会堂での昨年のデビュー40周年記念コンサートDVD。
コレが今回のライブとほぼ同一メンバーとセットリスト、コレを今度購入してもの足りない部分を補完しようと。

そしたら1週間後くらいたって横浜に行った際、立ち寄った中古店で中古価格よりさらに割引きで、買えとばかりの定価の約半額の3200円くらい。
ただ、ドキュメンタリーDVD「女と男のいる舗道」も加えた初回限定映像スペシャル版2枚組で、両方で6時間くらいもある。

ジュリー史跡「横浜スタジアム」へ寄る
デジカメのファインダーも壊れちゃってどうにか撮ったブレブレの画像

 

 


定価だと6300円、う~んぶっちゃけだから高いんですよあのBOXは明らかに(笑)
しかも発掘物ですからねぇ新作じゃない、ドキュメンタリーの編集作業の方がよほど大変でしょう、「ウルトラQ」DVDみたいに「田コロ」をカラー着色したとかならともかく。


  

 


で、いま特に映像作品をじっくり見てる時間がなくて、買ってもこんなヴォリューミーな大作見るかなぁ~?と迷うこと10分、安いんだから買えよケチ(笑)
いやいや、普段なら即レジでした、普段ならねぇハハ・・・

結局、購入して正解、特にドキュメンタリーDVD「女と男のいる舗道」の方が良かった。

場面の中心も古くからなじみあるVIVIDSOUNDのスタジオで、VIVIDSOUND知り合いのミュージシャンが所属してたり(新作出るそうで)、外道や村八分の最初のCD化、ブラック・ミュージックにハマった頃にはジェイムス・カーにスペンサー・ウィギンズなど、究極のサザン・ソウルレーベル「GOLDWAX」世界初リイシューで元々は知られた老舗インディー・レーベル、個人的に思い入れがある。



昔、山下達郎が「いまのニホンのプロデュースったってタレントに毛の生えた程度のが・・・」とボヤいてて、この作品を見てたらアーティスト、アーティストって言葉が簡単に使われるご時世ですが、単なる惚れた腫れたのラブソングをただ自作自演してりゃあ、アーティストなんだろうか?と感じました。

自称アーティストさんとやらのなんと多いこと、それならアイドルの方がよほどマシ(笑)、私はそう思ってしまうのです。

 

それから今回のタイガースツアーに、こういうカメラが入らない(?)のは実にもったいない、「ドキュメンタリー頭脳警察」(5時間越えの大作)、「タカダワタル的」、「ドキュメンタリー灰野敬二」、「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」、「友川カズキ 花々の過失」「三上寛KAN-寺山修司を愛した男」etc、ちょっと挙げてもこれだけ同世代アーティスト、しかもずっとずっとマイナーな人のドキュメント映画が近年続々と作られてるのに、あのタイガースが作られないまま終わってしまうのは本当に残念ですね、単なるライブ映像とはまた違う良さがあるんですが・・・、作れないのではなく作ろうとする人達がいないのかな?

 



 

鈴木さん「ツイン・リードがとってもいいよね、初めて僕も」

 

白井さん「ハラハラしましたね、今日は」

 

ご本人達も自画自賛でしたか、確かに素晴らしかったです!

 

 

こんな場面も・・・

武川さん「沢田研二なんか、歌詞カード見ないもんね」
あがた「そうでしょ?」

 

確かに見ないけども、たまに歌手から即興作詞家になる( ̄▽ ̄)

 

 




1・キューポラ・ノアールの街
2・るるもっぺべいぶるう
3・俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け
4・リオの男~カーニバルの朝
5・女と男のいる舗道
6・蒲田行進曲
7・永遠のマドンナK
8・星のふる郷
9・上海リル
10・はいからはくち
11・小さな喫茶店
12・月曜日のK
13・最后のダンス・ステップ
14・大寒町
15・冬のサナトリウム
16・サルビアの花
17・赤色エレジー
18・清怨夜曲
19・昭和港町三番地

アンコール
20・佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど
21・僕は天使ぢゃないよ

再アンコール
22・大道芸人