'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●80年9月27日(土)~10月3日(金)

2014年03月23日 | 80年のじゅりー

 

表紙が切り取られてる今週の表紙は海援隊の武田鉄矢、TV史に残る名作となる「3年B組金八先生」の第2シリーズが放送スタート。

これはリアルで見てた記憶もうっすら、最近でも地上波で再放送されてるのがスゴイ。





●27日(土)、今週もジュリーはTBSお昼の「笑って!笑って!!60分」に猿飛佐助の声役で出演、今回は「総集編」の表記、早くもこれでおしまいの予感。

同時刻裏は日テレ「ビッグサタデー 宇宙戦艦ヤマト・その愛と冒険のすべて」、テレ朝が「愛よその日まで~さよなら布施明」、8月に行われた渡米する布施さん日比谷野音ライブ特番。
布施さんも前年「君は薔薇より美しい」が大ヒット、歌謡界の最前線をキープしてた時期、突然の渡米はどんなんだったんだろう?
ヤマト、ジュリー、布施さんと昭和なキーワードが並ぶ、戻りたいこの土曜の昼下がり・・・

ところで「君薔薇」の作者、ミッキー吉野が先日タクシー乗車の際、急発進され全治8週間の大ケガ、手には影響がないとの話で一安心、一歩違えばと考えたら人生何が起こるかわからない。


ホラ右の人も比べてないで
身軽にしとかんと・・・

 





夜8時からはTBS「8時だヨ!全員集合」、前日「金曜娯楽館」に続き連日のジュリー「ダバダ」で登場。


茨城・取手市民会館から、他出演に八代亜紀、高田みづえ、甲斐智恵美、①ドリフのGメン80’②少年少女合唱団③加藤と志村の絶対安静!④エッ!ジュリーがそんなとこに?。
特記事項としては前週で「ヒゲダンス」が終了、そういやよくガチャガチャであのヒゲがあったなぁ、こんなに前に終わってたっけ?

「じゅりけん」の2人の初顔合わせのルーツを辿ると案外古く、ドリフ加入前の2人組みお笑いコンビ「マックボンボン」時代、すでにジュリーのリサイタルで前座を務めています。

【追記】
外出先で、73年の劣悪な音源で途中でいきなりコントみたいのが始まるのがあったぞ・・・
帰宅して聴き直したらありました、どうもこれが「マックボンボン」のコントみたいで「スキニー・ミニー」と「シーサイド・バウンド」の間、わずか3分に満たない時間、音悪くて内容はわからなけどお客さんが笑ってます、73年1月日劇にて。





●翌日28日(日)、午後1時から日テレ「TVジョッキー」にまたまたジュリー、これで3日連続「ダバダ」ご出演、他に高田みづえ、海援隊にシーナ&ロケッツ。

 

シナロケのシーナさん(実は本名は「悦子」)は元GS追っかけ少女、ジュリーが見てる前で歌うのは「最高に興奮しジュリーに自慢したかった」、GSメンバーの自宅電話番号リストを持っていて、マチャアキん家にかけたりショーケンとは30分以上も電話で会話したそうです、60年代は雑誌に住所が掲載されてた大らかな時代。

この時、生演奏は1組だけの決まりがあり、シナロケは口パクで演奏しジュリーに「どうして君らはバンドなのに口パクなの?」と聞かれたとか、そりゃ大スターのアンタらが生演奏したからだよ!とは言えないワ(笑)

これは自伝「ユー・メイ・ドリーム~ロックで輝き続けるシーナの流儀」に書かれていいるお話、その後も裕也さんなど通じ何度も会ったけど「やさしくて素敵な方」と結んでいます。

 

大らかといえば、ナベプロ機関誌「ヤング」の読者のコーナーに、「ジュリーの○月○日のリサイタルの○回目を録音された方連絡下さい」って掲載されてるのが・・・、当時のはナベプロ公認?

 

 



しばらくお待たせの分攻めまくり、夕方4時半から1時間丸ごとジュリーのスペシャル特番、TBS「ジュリーグラフティ80’~沢田研二・男の美学~」

 

サブタイトル、コレがもうたまらなく好き、「男の美学」なんてサマになる奴いま何処にいる

 

物語は77年レコ大受賞シーンから、ジュリーファンのとある女性の語り(あくまで役柄上のファン)を軸に、ビジュアル期ジュリーのリアルタイ ムでの回顧・当時衣装による再演、最新のライブ風景&リハなどの舞台裏、新曲「ダバダ」「バッドチューニング」で綴る1時間番組。

 

 


4人ジュリーによる当時衣装での再演

 

 

 

7月26日ツアー初日の渋谷公会堂から
ライブのドキュメントでもある

 

 

個人的な萌えポイントは
80年当時の渋公周辺の風景

 

 

つい10年前まで当時と変わらなかった
懐かしの旧渋公の入り口やロビー

 

 

後半は再び「LOVE」「ギャル」「TOKIO」のヒット曲再演

 


アルバム曲「どうして朝」

 

 

ライブ終了直後
当時のお客さんは立ってなかった

 

 

これも懐かしい駅へ向かう公園通りの風景
ライブ後に田舎へ帰る設定

 

 

よく食ってたアイス「ピノ」と
新番組「たのきん全力投球」のCMに涙

 

 

 

閉めは最新曲

 

 

女性を乗せた汽車は走り出す
エンディングBGM「時の過ぎゆくままに」

 

 

キメキメジュリーでおしまい

 

 

 全編に流れる女性ファン役の語りがまた・・・おかしい


 

この前、堯之さんが映画「カーテンコール」で賞を受賞した時、裕子さんもいっしょだったという流れで

「沢田も太ったままでチラッとTVでタイガース見たけど、ヒゲはやしてソレはないだろう」

 

堯之さんも同じようなヒゲ伸ばしてて

「俺は裏方だからいいけど、みなさんに行ってきた責任を取るにはもうちょっと”美学”が必要だろ

 

まったくその通りで

この番組で魅せてくれた「男の”美学”」の責任はいったいどうなって・・・

 

 

現在も続くロングMC場面より

「あと10年は今の調子で、もう10年経ったら僕も変わりますよ」

 

 

ってことは80年から20年後??、アラ正解(笑)
いちおう事前告知は前々からしてたんだよなぁ・・・

預言者ジュリー

 

 

休日の夕方ゴロリ寝ころびながら茶の間でTVを見てた当時の40代、50代のお父さん達(←昭和ヒトケタの我が父とか)、彼らから見たら30過ぎのジュリーなぞイカレた若僧。
そろそろ「またコイツが出てる!」とウザがられ、裏のゴルフやサッカーにチャンネル回されたんじゃ?

 

・26日(金)「ハナキンスタジオ」、「金曜娯楽館」

・27日(土)「8時だヨ!全員集合」

・28日(日)「TVジョッキー」「ジュリーグラフティ80’男の美学」

 

いいなぁ~この夢の3日間、日常がジュリー特集、やっぱ4つ足の家具調TVで見たかった。
住んでる場所もボロかったしダメだダメだ今見ても、背景が違う(笑)

 

出すぎた反動で今週のTV出演おしまい、秋ツアーのリハに入ります

 

 

 

 ●情報提供頂きました、お昼のフジの「リビング11」という番組、コレがどうも80年に放送した番組らしく・・・

後ろのパネルに「TOKIO」衣装もあるから間違いないでしょう、髪型の感じからしてもその辺りの時期かな?、こちらは日時を特定出来ず通り過ぎてました、ありがとうございましたm(__)m

しかし・・・お昼の帯番組、こんなキレイなジュリー映像もTV局に残ってる可能性は低い、こちらで見れるのも残念ながらわずかな時間。

 

  

 

 

●80年9月20日より来日予定のジャズ界の巨匠、ピアニストのビル・エヴァンスが9月15日、51歳で死去。
エヴァンスと言えば知的なルックスも人気の要因。



ところが晩年はアリャ??

やっぱりそうなる・・・
だいぶイメージが

 

 

 

 

前回記事の安田さんのナイスショットありました。

 

 

 

カズさん「化粧好きですよ

 

 

・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


●2014 Julie&Exoticsはいま・・・~裏ジュリー街・西荻窪を訪ねて~

2014年03月09日 | 追っかけ

 

 

 

3月7日、西荻窪「CLOPCLOP」にて「インプロビゼイション ラグーン 」を見てきました。



やたら多い出演者と編成に若干不安が、コルトレーンの「アセンション」みたいなデタラメな集団即興かなぁ?、ライブの主旨もよくわからず目的はもちろん元Exoticsの安田さんお目当て。

 

それと、デジカメ買ったんでちょっと使ってみたかった(笑)
今まで使ってたのが、4~5年前買った安物の奴でちょっとでも暗いとほとんど映らず、たった500万画素というオモチャのようなシロモノ。
それが今やほぼ同価格で1600万画素にUP、暗くても全然バッチリ、デジカメ事情にとんでもない時代遅れでした、壊れてくれて良かった、ありがとう~



で、カゼ気味でダルくしんどかったけど又とないチャンス、開演20時なんとかギリギリ到着。

 


中入ったら、アリャ??

そう広くない店内がガラーン、お客さん2人くらい( ̄▽ ̄)
最終的にも私を含め数人、出演するミュージシャンの方が多いという状況

定期的にやってるみたいで、いつもの事と言った感じか何事もないようにライブはスタート、こういう状況は大好き、過去に見た客が少ないライブ堂々の第2位にランクイン(笑)



当初想像してた全員が舞台に上がってやるワケじゃなく、各20分くらいで6セットという構成、なるほど確かにどう見ても全員上がれるほど舞台のスペースもない。

 

 

 



1セット目がボーカル、ドラム、ギター、ベースによるタイトル通りのフリーフォームのインプロビゼイションが延々と、メンバー紹介もなくお名前はさすがに一致せずわかりません。



2セット目はドラム、ベースに来ましたギターに安田さん。


しかし、風貌の方は30年前とはだいぶ変化されてるようで、Julie&ExoticsのボーカルのJさんがアレなだけにムリもない話、Exoticsったって30年も昔の話だもんなぁ・・・

私もまだまだあるにはあるけど、やっぱ10年前と比べるとこれは確実に減少傾向、もう20年経ったらどこまで持つのやら、たまにふと考える

 

確かにあの安田尚哉さんです、間違いなく。

 

 



3セット目、ギター、ドラム、ヒゴヒロシさんのベースと、もう1人ギターだったか、ベースだったかよく見えなかった。



客席の方は段々、出演者の方がそこらの空席に着席して飲み出して、お店の人も1人みたいだし、店内は完全にお客さんより出演者が多いという・・・( ̄▽ ̄)

こないだの堯之さんのライブも、開始前にヒマを持て余してか1人オープニングアクト、本編と別に延々20分もビートルズ・メドレーを歌い始めちゃって、しかも半分くらいのお客さんがガヤガヤと聴いてない(笑)、こんなのもライブハウスでしか味わえない。

 


安田さんがしばらく、私のまとなりで演奏を見ながら飲んでたので、少しお話したかったんですが、演奏の音が大きくて話してもとても聞こえないだろうから、ちょっと残念でした。

とても感じ良さそうな方で、全然近寄り難い感じじゃなかったですね、EXOTICSのLP「Library」とマジックでも持って、スッと出せれば良かったんだろうけど(笑)

CD化されてない作品って世の中にまだたくさん

 

 


4セット目がギター、ベースにエフェクトをかけたトランペット。

 


5セット目に再び安田さんと、もう1人フライングVのギターとボーカル。

 


最後がドラム、トランペット、ギター、ヒゴさんのベース。

 

 

ヒゴヒロシさんは改めて調べたら、渋さ知らズやミラーズの前にフリクションの前身、伝説中の伝説「3/3」のベーシスト
今はCD化されてるけどプレス枚数は数十枚と伝わる、日本のロックのプレミア・レコードの最高峰の1枚が「3/3」の自主盤ではないかな?、日本の初期パンク・シーンの中心的人物、ちょっと凄い方です。

 

 

76年、「3/3」時代のヒゴさん(右端)

 

 
安田さんもExoticsの前は、何をやってたのか知らず気になってて、帰って調べてたら元・レイジーヒップか

関西系のバンドですね名前だけは聞いてたました、アルバムも「フラワー・トップ」というのが1枚出てて数年前に初CD化、驚いたのは大塚まさじや加川良のバッキングをやってたこと。

まさじさんは私にとって大切なシンガーの1人、特に初期の「ディランⅡ」時代の作品はそれはもう毎日のように聴いてたもんです。
ただ、レイジーヒップとやったのはソロになってからだいぶ後の作品で、CD化がやや遅れて出たせいかその辺りまでは聴いてなかった。

加川良さんも、5枚目までは持っててよく聴いてたのに、レイジーヒップとやった「駒沢あたりで」は惜しくも6枚目のアルバム、ビミョーにスレ違ってたという

 

 

 

 

 


ルックスの良い若いドラムの方のプレイがビシバシ決まり、私的にはこの最後と2セット目が好内容でした、やっぱりこういう音楽はドラマーがポイントかと。

 

 

 


座ってたカウンターの横にCD棚があって、ラインナップが20代の頃の自分の棚と似てるなぁ~と途中チラチラ見てて、帰り際に目の前よく見たら「GAMBOSTEW」がある
コレは数あるニューオリンズR&Bの編集物CDでも特に大好きな作品、確か1~3まであって、置いてあったのは持ってない奴だ、店との無言の会話(笑)、うれしかった。

 

 

 

今、家にある「GAMBOSTEW」その2
もう1枚はだいぶ前に売っちゃった

 

 



私は演奏家じゃないからわからないけど、何ゆえに彼らは人前で営利にもならないあのような演奏するのだろうか?、帰り道ふと考えてしまいました。

 

「なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ。」(by岡本太郎)

 

う~ん、答えらしきものはコレかな(笑)

 

 

 


Julie&ExoticsのボーカルのJさんも
演説を聞きに訪れた西荻窪駅前

 

 


近くの40周年を迎える老舗ライブハウス「アケタの店」
今月18日には仲井戸麗市チャボさん登場、30人くらい入るとパンパン

 

 

 

75年に浅川マキ「灯ともし頃」もここでレコーディング、当時と今も変わらぬ店内
ベースはあの吉田健

 

 

すぐ裏には元・井上バンド、現・スーパースターの
速水さんのホームグランド「Terra」が

 

 

 

 

西荻ってちょっとした裏ジュリー街??


 

 

 

もうじき始まる「音楽劇・悪名」

そういやこんなのに一緒に出てたっけ

 

 

最後おまけ・サウナカズさんみっけ
Exotics時代は色々と芸をやらされて大変でしたね(笑)

 

 

 

 

 

 




●80年9月20日(土)~9月26日(金)

2014年03月05日 | 80年のじゅりー

 

今週の表紙はこれまた、記憶にないドラマ「四季・奈津子」より女優・池上季実子。

池上さんは私の世代だと「熱中時代」や「男女7人」のイメージが強い、「太陽を」の頃でまだ若干ハタチだったとは意外、3歳からは京都に住んでたようですが、タイガースが出た頃でまだ6~7歳ではGS世代ギリギリ?、もう少し上の世代と思ってました。

 

 

さて、いよいよやって来ました今週から始まる「酒場でダバダ」
ま・・・、特に「ダバダ」好きじゃないけど、なんとなくやっとここまで来た感が、とりあえず80年の1年分を終わらせてみたいです、ハイ


「ダバダ」ってだから12月に入ると「おまえがパラダイス」へ行っちゃうから、実質売り出し期間が2ヶ月とちょっと+年末賞レース関連がほぼ全て、手持ちの「ダバダ」映像も少ないのも納得。
伝説の「沢田でんでん虫食べた~♪」は果たして存在したか?(・・・意味深な言い方)、次週「水曜ス・・」、いや今後の展開に期待。

 

 

 


●まずは、20日TBS「笑って笑って60分」に今週も「猿飛佐助」と表記があるので、引き続きこちらに声役で出演かと。


脱線して、気になるのが夕方5時半の日テレ「全日本プロレス中継」に馬場VSハーリー・レイス。

この前年ゴールデン枠より降格、なじみある夕方の時間帯へ移行、当時のプロレス界で絶対的権威、世界最高峰NWA世界ヘビー級タイトルをこの9月馬場が3度目にして最後の返り咲きに成功、しかし直後ハーリー・レイスにベルト奪還、その辺りのやり取りが放送されてたのでしょう、昭和プロレスも黄金時代で良き時代でした。
現実、馬場がNWAチャンプになって海外行っちゃたら、スター不在の全日本プロレス本体が潰れるワ、だから毎度チャンピオンの帰国前に必ず取り返されるというオチ・・・、当時のファンでも薄々バレバレの展開だったようで。

同日夜7時、東京12チャネル「ミステリーゾン」は「衝撃!ミイラの霊を呼ぶ」~①冷凍ミイラ、②湯殿山の即身仏、お食事の時間にグロいミイラが画面いっぱいにド~ンと(笑)
TVでストレートな表現がまかり通ってた時代、裏のフジ「土曜ナナハン・学園危機一髪」もサブタイトルに「UFO・翔んだ!!」、今やミイラやUFOじゃあ子供だましもいいとこ、冷めた時代となりました

 



●「ダバダ」TV解禁日、22日(月)夜10時おなじみフジテレビ「夜のヒットスタジオ」へ出演。

パラシュートにカラコン、ジュリー次は何?何?画面の前でラジカセを近づけ心待ちしたあの頃(妄想)・・・フタを空けてみたら今回はヤケにシンプルなスーツ姿。

ジュ「ハセさん、これ以上続けたらおかしなイメージ付いて(もう手遅れ)マズいから一旦やめましょう」(想像)
ハセクニ「な~に言ってんだジュリー、もっとドハデにいっちゃおうよ」(他人事)

 

他出演者に、狩人、ばんばひろふみ、八代亜紀、引退直前の山口百恵、後にジュリーが楽曲提供するリタ・クーリッジなど。

残念ながら「夜ヒット」DVDではMC部は全てカットいきなり歌へ最後もナシ、理由はおそらく井上順が「11PM」のテーマを”シャバダバ、シャバダバ~♪”と歌っちゃってるからでしょうか(笑)

DVDにしたら著作料が発生する

 

 





●続いて翌日23日(火)にも、夜7時20分NHK「特集・歌のビッグステージ」にジュリーご登場、他出演に北島三郎、サーカス、ジュディ・オング、真木ひでと、岩崎良美、河合奈保子など。

8時50分までCMナシのたっぷり1時間半番組、ジュリーはサブちゃんと「サブとジュリーのおもしろ広場」で「兄弟仁義」とご覧の通り・・・

ジュ「あの人ね紅○、自分の番組みたいに出る人みんなと握手してきて」(後年某所にて)

 

コレはBS「美しき時代の偶像」でチラリ流れマスターは保存されてるようです。



同時刻裏はTVKが「火曜スペシャル 宇崎竜堂INヨコハマ・カーニバル」、横浜スタジアムからの中継、テレ朝が「笑いアップ歌謡大作戦」、9時半からはフジ「ミュージックフェア80’」。
歌番組&音楽番組花盛り、「Mフェア」出演がもんた&ブラザーズと南佳孝、私世代だとやっぱり「Mフェア」の時間帯はもの凄い違和感。

 



●飛んで26日(金)、1日2回ジュリーが登場。

まずは夜8時からフジ「ハナキンスタジオ」、「花の金曜ゴールデンスタジオ」から名称衣替え=不人気ということか?、司会は同じくうつみ宮土里。
コレは持ってなくてだいぶ前動画サイトで見ました、「ダバダ」と人気絶頂のB&Bとのコント、他出演にヒデキ、テレサ・テン、あのねのね、小林幸子などなど。
ゲストも多くコントと歌、OP&EDあいさつぐらい計10分程度かなと、ジュリーの出演時間はそう長くはないでしょう、


10時からは日テレ「金曜娯楽館」、3回目の登場にして番組自体が最終回。

 

他に桃井かおりと糸井重里も出演、桃井さんの歌以外、ほぼ番組丸ごとがジュリー・スペシャル、次週の「ジュリーグラフティ男の美学」と並ぶ、1980年を代表するジュリー特番の1つ。
番組冒頭「コバルト」からスタート、タバコふかして「憎みきれない」「勝手に」「時過ぎ」のヒットメドレー。


トークのあとはアルバムから「みんないい娘」、7曲の「ロックン・ロール・メドレー」、バックのセットも現代のセンスから見ても相当カッコイイ。

 

 

 

お~っと、ギターはヒゲのジェフ・ベック氏(笑)
6月に出たばかりの「ゼア・アンド・バック」Tを着こなして・・・

 


そして、フェロモン出まくりの新曲「酒場でダバダ」、最終回にふさわしく最後は「いくつかの場面」。

 妙にテカテカ

 

ただ、コレにジュリーとは関係ない出演者の番組過去VTRを映し出すのはぶちこわし、「いくつかの場面」もその後、10年封印か?

「いくつかの場面」にPレディーの亡霊

 

 

ここで・・・、おまけに当時デッキを持ってた熱烈ジュリーファンの心理状況を、よけいなお世話とばかりにヒモ解くと(笑)

同日の数時間前に放送してる「ハナキンスタジオ」のジュリーを見逃すとは考えにくく、当然こちらもチェック&録画してたに違いない。
そうなるとやっぱり誰かにダビング時に、編集がめんどくさいから単発の5分~10分物は選外になる率が高いという、そんなアホなという説が俄然真実味を帯びてくる。

その証拠に「金曜娯楽館」最終回は手元に複数のソースもアリ、状態も全て水準以上、なのに同日の「ハナキン」がなぜないか?

ちなみに私は昔、歌部分だけの長時間編集ビデオ(notジュリー)を何本も製作した経験がアリ、元テープからその場面探して出して、また別のテープから探して出して、あぁイントロが切れたと言っては巻いてやり直し、これが又ドえらく時間かかる、カセットでも同様、あの頃はパソコンもネットもなくそれが自宅でのお遊びの1つでした。

う~んダビングする人の気持ちよくわかるなぁ、やっぱ短いのつなげて誰かにあげるのって超めんどくさいわ、もうトラッキングも合わないけど、タダだしテキトーに長いのぶち込んでやめやめ。

「ハナキン」がない理由は、ま、こんな所かな(笑)

 

 

●3月2日放送のテレビ東京「開局50周年特別企画 50年のモヤモヤ映像大放出!」にて、「ヤンヤン歌うスタジオ」の過去に歌ってくれた人の最多歌手ベスト10が放送、ジュリーは合計31回の第7位にランクイン。



しかし、これは大いに異議アリ。

77年9月の番組開始以来、ジュリーは70年代だけで30以上、歌のない時もあったかもしれないと考えても、84年の「渡り鳥」まで長く出演してたのと、私の方で確認が取れてるジュリー「ヤンヤン」歌唱映像だけで25回近くもあり、80年代も相当数出てるしどう見てもこの数字は少なすぎる、実際は60は超えてると思います。
冒頭に「残ってるテープだけで集計」と表示されてたから、逆に考えると「ヤンヤン」も全ては残ってない残念な事実が判明してしまいました

 


そう言われてみたら、「10周年」や「最終回」(←その頃は自分で録ってた)でも記念すべき1回目なんてのが流れなかったなぁ、低予算で知られた東京12チャンネル、ムリもない話・・・


「ヤンヤンinジュリー」コンプリートDVDBOXも夢と消えた

 

やっぱりTV局よりジュリーファン&関係者のライブラリーを全国から集めた方が、上回ってるような気がするなぁ

今回流れたのもファンのビデオ包囲網は逃さず