PCの延命

2021年が明けても日常の生活に変化はない。着流しの老境者であれば、お節料理と僅かばかりの酒を戴いて正月番組のTVを観る、と云った典型的な正月三ヶ日ではあったけれど、その中にもPCのメモリ交換や増設といった、立ち上がりの遅い問題を解消したくて、小さな挑戦に臨んでみた。購入時の4GBの単層メモリを使ってきたが、じれったくなるほど立ち上がりが遅くなっていた。アマゾンに安いメモリ（8GB新品）を見つけたので、即取り寄せて装填してみると効果が出てきた。更に二つ目を取り寄せて実装16GBのデュアルチャンネルにしたので、大いに満足している。年末のブログに記した、家電量販店員の「古いPCでは効果が無い」と云う言は、販売促進の常套句なのだろう。
車のディラーなら、２年も経てば新車を買い勧めるのが当たり前の業界策と似ている。
それに抗してマニュアル車を10年も乗り回している手前は、車検時にイヤと云うほど新車の代車をあてがわれた。お陰でオートマの快走感と室内空間の快適さを味わって来た。それも恩恵の内と思っている。古いPCでも使う頻度や情報量にもよるが、延命できる事が分かったのは収穫だった。