衆議院選挙が過ぎて世の中の動きが始動したかに見えたところ、野党の一部が是々非々をもって与党に与すると宣うた。つまり与党化するってことで本質的な今までの流れを補佐すると言うに等しい。今、問題になっているのは与党の政治姿勢のはずだが、政治の場の国会で緊張感がないのは、長期政権による独断と惰性によるのだから、これに対立する勢力を登場させ、国会議論を活発化しなければ緊張感は生まれないと、やや期待していた矢先にこの有様なので、選挙後のバラバラ政党の目論見は、目先にぶら下がった人参を追いかけて、崖っぷちが見えていないもどかしさを感じる。
世界が混乱の最中にあって、小国弱国は大国の荒波に翻弄される危機的な時代であるから、大局に立たないと危うくする。文明も伝統も風俗も霧の中に彷彿として、地に足のついた姿は幻となるか?
世界が混乱の最中にあって、小国弱国は大国の荒波に翻弄される危機的な時代であるから、大局に立たないと危うくする。文明も伝統も風俗も霧の中に彷彿として、地に足のついた姿は幻となるか?