トゥバン・２７

もう
ずるいことをするのは
やめなさい

神がこの世を正される

人を盗み
人を馬鹿にし
嘘ばかりついて
自分を得させる
そんなことをしているものは
汚いものと言われて
神に掃除されるぞ

愛を愚弄し
醜いエゴのために生きながら
表面は上手に愛の真似をして
人々をだまし続ける馬鹿者を
神は最も嫌う

ずるばかりして
魂が醜くゆがんだ
馬鹿者という馬鹿者を
神はすべてこの世から追い出し
きれいに掃除される

美しい神の世界から
追い出されたくなくば
もうずるいことは
一切やめなさい

偽りの美人の仮面を脱ぎ
それが今は
どんなにみじめな姿でも
本当の自分に戻り
神にも人にも
正直に謝って
すべてをやりなおすのだ

カノープス・９７

遠い昔
罪につまずいた
自分が嫌で
人から盗んだもので
違う自分を作り
ずっとそれを生きてきた

償いなどしたくない
痛い思いなどしたくない
影のように自分に張り付く
罪の記憶から
永遠に逃げ去り
自分とは違う
美しいものになりたい

悲しい馬鹿者よ
いつまで逃げているつもりなのか
あほうをやり重ねて
膨らんだ罪のかたまりが
糞のように
おまえの尻に
ひっついているというのに

人の美貌を盗んで
どんなにきれいに
外面を磨いても
臭い罪の匂いから
逃れられない
おまえの目つきから
言葉から
行動から
暗いおまえの心が
蛆のようにはい出てくる

美しいものになるために
汚いことをするから
そうなるのだ

もうやめなさい
逃げるのは
罪も影も
一切を認め
本当の自分に戻り
償いを始めなさい

正直な自分で
真面目に良いことをしていき
皆のために尽くして
自分の罪を
正しく清めていくのだ

ルナ・８４

目覚めの時は来た
さあもうやめなさい
寒いエゴの闇に描いた
夢の中に逃げるのは

神は人間を
美しいものに創ってくださった
その人間を
あほうの沼の中に
ゆがめて
いやなことばかりしている
その苦しさに気づきなさい

きれいなものになりたいと言って
汚いことばかりしている
その矛盾の回転の中で
魂が引き裂かれるように
苦しんでいる自分を
自分で救いなさい

自分の幸せのためだけに
あらゆる馬鹿なことをしている
その自分を引きちぎり
本当の自分に目覚めるのだ

そうすれば
心が青空のように晴れ渡り
あはたは自分の中に
あまりにも美しい
魂を発見するだろう

さあもうやめなさい
繰り返し闇の中で
同じ事ばかりやっている
自分と決別しなさい

もう終わるのだ
苦しみの時代は
人間はみな
愛に目覚め
高い神の空に
飛んでゆくのだ

ゲンマ・１１４

生むということは
長い長い年月をかけて
巨大な無知の闇と
戦わねばならぬということだ

生まれたばかりの魂は
何も知らず
何もできず
ただ存在するということしか
できない

その小さな存在を
育てるために
神は億万の光を浴びせるが
時にその小さな魂が
虚無にしびれて
神に噛みつき
世界を破壊し始めることがある

あまりに自分がつらいのだ
神と比べて
自分があまりに小さく
馬鹿なのが
つらいのだ

ゆえに
自分以外のものが
ことごとく憎く
あらゆる破壊行為を始める
そのすさまじい逆心と戦い
勝つことができる
力を持っていなければ
創造などできないのである

神はそれをやっていなさる
あまりにも大きな
愛と力をもって
涼やかな決意をみなぎらせながら
すべてをやっていなさるのである

ミネラウヴァ・６４

迷いのきぬを
深くかぶり
さなぎのように
嘘の殻にこもっている
魂よ
もう出てきなさい

もうおまえには
十分に翼の準備ができている
それは神の空を高く飛べる
自由の翼だ

馬鹿になって
自分を信じず
他人にばかりたよって
生きている自分が
いやではないか

人のものを盗んで
作り上げた嘘の人生を
のうのうと生きている
自分の汚さが
つらくはないか

もうやめなさい
自分を馬鹿にして
幻の幸福の中で
死んだふりをするのは

肌に着なじんだ嘘を
生皮をはぐように脱ぎ捨て
本当の自分の
自由の翼を広げるのだ

そうすればおまえは
愛のためにすべてをやる
すばらしい自分と
出会うことができるだろう

神が与えてくださった
自由の翼の
真の意味を
知ることができるだろう

アルタイル・４７

自分を
愛の中に投げ込め
そして
世界を変えてゆく
美しい光となれ

自分のことだけを考えて
他人の花を盗み
幻の栄華の家に住む
馬鹿者どもの正体を見抜き
それと決別せよ

自ら光る
自分の太陽を
身に宿し
世界に愛を叫べ

逃げることはできない
その自分こそが
永遠の幸福の
しるしなのだ

夢の中でもだえていた
矛盾の苦しみから脱し
美しいまことのおのれに
生まれ変わるのだ

エリダヌス・２２

つまらぬ馬鹿をやって
金持ちになろうと
するのではない

金持ちになれば
みんなが言うことを聞いて
なんでも思い通りになると
そんなことばかり考えていれば
金は腐ってゆく

腐った金を使えば
おまえはみごとに
汚い馬鹿になって
世間を悩ませる

本当の金持ちとは
愛の使者なのだ
みなを幸せにしたいという
神の願いのために
素直に働き
世間のために善を尽くす

ゆえに人々よ
愛を重ねよ
世のため人のために
まことを尽くし
精一杯の努力をしなさい

そうすれば
必要な金は流れてくる
愛のために
高い志を立て
懸命に働く者のもとに
本当の金は流れてくる

ケンタウルス・２６

愛しているぞ
人間よ

つらいことから
逃げてはならぬ
神が配る
苦い試練の玉を飲み
強くなれ
大きく育て

楽な人生を生きようと
人の福を盗み
人の花を盗み
上手に善人に化けて
世間をだまそうとする者は
鼻持ちならぬ馬鹿になって
魂が痛く歪んでくる
そんな醜いものに
なってはならぬ

傲慢の高殿から落ち
苦い土をなめてみねば
わからぬことがある
人間の真実の愛と力は
試練と逆風の中から
芽生えてくるものなのだ

ゆえに神は
人間に試練の玉を配る
耐えよ
這い上がれ
自分の魂の力を信じ
見事に乗り越えて見せよ

愛しているぞ
愛しているぞ

ネプトゥヌス・８

愛ではないものは
排除する

陰で愛を馬鹿にしておきながら
表面は上手に愛の真似をし
人をだまし　人を操り
自分のためだけに利用しようとする
クズを
わたしは排除する

逃げることはできない
自分から逃げ続け
人から盗んだもので作った
架空の聖者の顔を
生きている馬鹿者を
わたしはすべて排除する

人間を運ぶ
愛の船から降ろされ
永遠の矛盾が流れる
虚無の川辺に
馬鹿者は落ちてゆくだろう

けもののエゴを
胸の中に燃やし
自分以外のすべての人間を
自分の奴隷にしようとする
いやらしい悪魔を
わたしは排除する

シルマ・４４

もうやめなさい
あほうに凝るのは

神が与えてくださった頭を
悪いほうに回し
嘘で作った自分を
きれいに整えて
愛のふりをするのは

馬鹿なことばかりして
汚れた自分を隠して
妙な薬を塗って
白い善人のふりをするのは

もうやめなさい
複雑に複雑に
悪い知恵を重ねて
本当の自分を
傷め続けるのは

どんなに上手にごまかしても
あなたの目から
涙のように
矛盾の闇が流れてくる
その臭いにおいが
すべてをだめにする

本当に美しい人に
なりたいのなら
いやらしい嘘の化粧を
ぬぐい取り
本当の自分に戻りなさい

今まで重ねてきた
愚かな罪をすべて認め
すべて受け入れ
真正直な自分を
生き直すのだ

愛ではないことを
愛のふりをしてやるとき
あなたは最も卑劣な
馬鹿になる
それだけはもう
絶対にやめなさい