月の岩戸

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アンドロメダ・9

2018-07-22 04:14:49 | 詩集・瑠璃の籠

はるか かなたに
とおいものと
思っていたか

神はすぐそばにいるぞ

遠いところに旅し
五体を投げて
自分を馬鹿にせずともよい

おまえたちが
小さいのは
罪ではない

おまえたちはまだ
始まってから
まだ少ししかたっていないのだ

小さいことを
悔しがるでない
そんなことをしても苦しいだけだ
いやなことにせず
神がつくった
うつくしいじぶんを
すなおにいきていくがよい

神はおまえを
すばらしいものにつくった
えらいものにつくった
うつくしいものにつくった
それを信じねばならぬ

信じねばおまえは
永遠に
おまえ自身にたどりつくことはできない

あほうはやめ
失敗を認め
暗黒の日々を
遠い虚無の雲に沈め
すべてをやりなおしていくがよい




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