さみしさを 感じたのは
ほんとうだ
あのとき
わたしをわかってくれるものは
いなかった
だけど いいんだよ
あなたがたが
苦しんでいたことは
わかっている
そして 今も
乗り越えることが
できるとは
思わないほうがいい
わたしたちの 愛に
すべて 答えられる
あなたがたに
そのときがくることは
ない
愛とは そういうものだ
神が わたしたちに
なんまん なんおくねんと
そそいでくださった ほほえみに
一切 こたえることが
できないからこそ
わたしたちは
すべてを 愛していく
ああ 苦しかったよ
痛かったよ
でもそれは もういいんだよ
あなたがたの 苦しみのほうが
大きい
白い月を見上げ
あなたがたが思う淋しさを
わたしもともに分かち合おう
あなたがたの 胸に割れる
どうしようもない痛みを
わたしも ともに噛んでいこう
えいえんというのは
それほど苦しいものではない
なぜなら わたしも
あなたがたも
えいえんに
生きていくのだから
ともに 愛していこう
そのとき そのときの
自分の器に いっぱいの愛を
全てにそそいでいけばいい
ああ つらかったよ
くるしかったよ
でもそれは いいんだ
あなたがたも 同じだから
もう いいんだよ