なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

夜の貴舟はいくらするのか?@銀座・貴舟(第143段)

2008年08月23日 19時00分10秒 | なんとなくの酒飲み
コスト・パフォーマンスの高いお昼が食べることのできる銀座「貴舟」

お昼ですと1,000円台で食べることができますが、果たして夜はいくらぐらいするものか?

で、行ってみました。


夕方から雷雨となった晩のこと。

こんな日なら空いているか、と佃喜知に行ってみたのですが、意に反してほぼ満席。

さすがの名店です。

で、佃喜知をあきらめ、はて、どこへ行こうか、というタイミングで貴舟が頭に浮かびました。

ふだん、お昼を食べにちょくちょく行くので、ご主人とも顔見知り。

こういうお店ならば、お勘定は安くはないでしょうが、ボラれる心配はなし。

で、思い切って、夜の貴舟にお邪魔することにしました。


その日は、団体のお客様ばかりのようで、誰もいないカウンターの正面に案内されました。

ご主人が「今日は昼、夜ときていただいてありがとうございます」(昼も貴舟でした)と声をかけてくれました。

で、少しばかりキンチョーしながら、お酒を飲むこととしました。


まずは、ビール。

小ぶりのグラスにつがれたビールがやってきました。

ぷはあ・・・。

おいしい・・・。

で、ちょこちょこ出てくる突き出しを食べながら、メニューを眺めます。

メニューは品物の名前はあるけれど、値段が書いてありません。

(ごくり・・・)

いささか、不安になりながら、無難な所を注文しました。


かつおの刺身。

わさびとおろし生姜、2つの小皿に醤油が注がれてやってきました。好みに応じて食べられるようになっています。

ざる豆腐。

茗荷、大葉の刻んだもの、鰹節を細かく刻んだもの。ねぎなど、薬味が添えられています。ガラスの容器に砕いた氷が入っていて、その上に豆腐がのせられています。

里芋とたこの柔らか煮。

里芋とたこがそれぞれ2つずつ。たこは歯ごたえがある程度にやわらかく煮てあります。


ビールを2杯、焼酎の水割りを2杯(「月ん中」と「兼八」)もらって、お勘定しました。


ドキドキしながらお勘定をすると・・・、


10,500円。


おそらくは、初回だからということで、いくぶん安くしていただいたのではないかと思います。

帰ろうとエレベーターを待っていると、ご主人がお見送りにいらしてくれました。

「ありがとうございます。ぜひ、またおいで下さい」

ご丁寧なお見送りに気持ちよくお店を後にしました。


決して安くはないけれど、てきぱきと仕事をする職人さんを見ながら飲む酒も悪くはありません。

佃喜知の2回分のお値段なので、そう気安くは行けませんが、また近いうちに裏を返すとしましょう。






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