ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

ボストン美術館の至宝展へ

2017-10-07 18:28:19 | Weblog
昨日、ぐっと冷え込んだ朝に家を出て、上野の東京都美術館で開催中の「ボストン美術館の至宝展」に行って来ました(^^♪

午前10時、上野駅改札口で友人のMさん、Oさんと合流。修学旅行らしき学生たちや遠足で動物園を訪れている小学生たちに混ざりながら東京都美術館へ。シャンシャンが公開されたら、またまた物凄い人出になるのでしょうね~!会いたいけど・・・(笑)。
混雑を予想して早めに出かけた展覧会も、幸いなことにスムーズに入場できてゆっくりと鑑賞することができました。
古代エジプトの美術~中国美術~日本美術~フランス絵画~アメリカ絵画~版画・写真~現代美術と、ボストン美術館所蔵の作品が80点、集結した見ごたえある展覧会でした!
中でも今回とても興味深く心惹かれたのが、中国の「九龍図巻」(陳容)、日本の涅槃図(英一蝶)、フランス絵画ではゴッホの「ルーラン夫妻」(二人そろっての来日!^^)、ジョージア・オキーフの「グレーの上のカラ・リリー」(初めて出会いました!)等々。
「九龍図巻」は、龍の迫力ある姿はもちろんなのですが、その其々の表情に意志がこめられまるで生きているように描かれていて、それでいてどこかユーモラスな感じもして・・・ガラスに顔をくっつけるようにして(笑)つくつ゛くと見入ってしまいました!
英一蝶の「涅槃図」は、170年ぶりに修復されて初めて日本に里帰りしたのだそうですが、鮮やかな色彩と、釈迦を囲む人々や動物たちの姿、表情がとても興味深かったです!
ゴッホの「ルーラン夫妻」は「郵便配達人ジョセフルーラン」と「子守歌、揺りかごをゆらすオーギュスティーヌ・ルーラン婦人」の2枚の絵画ですが、庶民の力強さと温かさと誠実さが伝わって来て、彼らを見つめるゴッホ自身の姿まで思い浮かべてしまいました!
アメリカ絵画のジョージア・オキーフの作品には初めて出会いましたが、グレーの布の前に置かれた一輪の白い花が印象的で・・・心が落ち着くというか・・・静かな気持ちにさせてくれる素敵な一枚でした!

ゆっくりじっくり館内を巡り、あっという間に2時間が過ぎておりました!
心がたっぷりと満たされた後、「あ、ランチにしましょう!」とお腹が空いていたことに気付いた私たち(笑)!公園内のカフェで、緑を眺めながらゆっくりとくつろぐことができました。
Oさんとは昨年末のオペラの舞台を観に行って以来の再会。私のステージにも何度も来てくださっているのですが、私的なお話をゆっくりするのは初めてだったかも!ちょっとした話題から、やはり私の友人であるNさんとの繋がりが判明してお互いに本当にビックリでした!Oさんのお子さんが、Nさんの教え子だったのです!
帰宅後Nさんに報告すると、もちろん「Oさんのお子さんのこと、Oさんご自身のこともしっかり覚えているし素敵な方だった!」と!
不思議なご縁と繋がりに驚くやら嬉しいやら・・・自らの価値観に従って誠実に生きている方たちと、こうしてお友だちでいられることに改めて感謝でした!

素晴らしい作品に触れて、人の心にも触れて・・・豊かな気持ちで満たされた一日でした!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿