ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

贅沢な休日♪

2013-03-23 13:13:40 | Weblog
朝から穏やかな青空の広がった昨日、日帰りで新潟県南魚沼市、六日町温泉の御宿「龍言」さん
http://www.ryugon.co.jp/にお邪魔して来ました!
昨秋地元で開いたコンサートの時に来場されていた「龍言」のオーナーご夫妻が、年が明けてからご連絡をくださり、なんと御宿で恒例となっている「鼓童」のコンサートにお招きくださったのです!!

有名な「龍言」のお名前だけは以前から聞いておりましたが、まさか突然お邪魔することになるなんて、ご縁にもびっくりでしたし、また大好きな「鼓童」のコンサートまで!!・・・「この日」を楽しみに待っていました!

関越自動車道を走ること約2時間!
国境の長いトンネルを抜けると・・・雪国が待っていました!!^^
青空と、真っ白に雪化粧した山々・・・八海山の懐かしい美しい姿にも再会できて感激でした!!
周囲は少しずつ雪が溶けはじめているものの、見渡す限りの田んぼは一面真っ白!! お日様の光に輝いてキラキラしていました!

インターを降りてから、走ること約15分くらいで、坂戸山の麓にある「龍言」に到着。
坂戸山は、長尾政景や上杉景勝、直江兼続などの居城があった場所!!
そして、政景が建立し景勝や兼続が幼い時に学んだという「龍言寺」のあった場所に、そのお名前を許されて「龍言」さんがあるのだそうで・・・。 思いははるか歴史の彼方に飛んでおりました! 関ヶ原の古戦場一帯を見て回った時も感動でしたが、実際に「見る」と歴史がぐぐっと近寄って来るような気がしますね~!
16.000坪もの広大な敷地に、新潟県内から移築された豪農の屋敷がいくつも連なり、重厚な外観にまず感動です!
門や玄関は江戸後期・文化文政時代のものだそうです。
女将をはじめ皆さまが笑顔で迎えてくださって、広い土間になった玄関に入るとさらに、歴史を感じる床や柱の黒光りする美しさに感動!
早速、オーナーが館内をご案内くださったのですが、広い廊下に燦々と日が当たり、カモや錦鯉がゆったりと泳ぐ広い池のある雪景色のお庭を眺めていると、静けさの中でまるで時が止まったかのような心地良さでした・・・!

昨秋、将棋の「第25期竜王戦七番勝負」の時「第5局」の対局に使われたという広いお部屋も見せていただきました!
大河ドラマ「天・地・人」の収録当時の作家や出演者の皆さんのスナップ写真も飾られていたり(まさに、その土地ですものね!)、また作家の渡辺淳一氏も逗留して執筆なさっていたとか、とにかく各界のさまざまな方々が訪れていらっしゃる御宿です。


のんびりと温泉に入ってくつろいだ後、しばらく一人でぶらぶらともう一度館内を探検したり(笑)、御宿の周辺をお散歩。
周囲はどっさり雪が積もっているというのに、コートもいらないくらいの暖かさで、本当にラッキーでした!
長靴をお借りして庭にも降りて、ズボズボと雪に足形を付けて歩き回りました(笑)! そしてそして、さらに楽しかったのは、大きな「かまくら」が二つ作ってあって、中にはお座布団が! 私、「かまくら初体験」だったので嬉しくて、入ってしばらく座っておりました~! 入り口は少し溶けてお水がポツンポツンと落ちていましたが・・・快適でした!^^
四季折々の豊かな自然の美しさは最高だろうなあ~!と想像しておりました!
「贅沢だけど華美ではない」そして「気取らぬ温かさ」、嬉しいなあと思いました!

やがて日も暮れて、「鼓童」コンサートに訪れるお客様で館内も賑やかになってきました!
ステージのある大広間は約200畳のスペースですが、定員いっぱいのお客様が集い、午後7時にいよいよ開演!
鼓童さんは5人編成でしたが、渾身の演奏の迫力は大ホールで聴いた時とはまた違った素晴らしさでした!! とにかく建物ごと震えるような響きに全身が包まれて、観客の私たちも身体の奥底からエネルギーが湧いてくるような気持ちでした!

コンサート終了後、まだ身体が震動しているような余韻に包まれながら、ひと足お先に退出し、夢のような贅沢な時間と空間を後に名残りを惜しみながら帰路に着きました!
帰宅したのは午後10時過ぎで・・・本当に近いです!!
ほんの短時間の移動で、あんなに贅沢な癒しの空間に身を置いて、一日をゆったりと過ごせたこと、なんだか魔法にかかったみたいな楽しい休日でした!!
そして、思いがけないこんな素敵なご縁のできたこと、まだ不思議でいっぱい(笑)になりながら、心から感謝しています!!


 
      





最新の画像もっと見る

コメントを投稿