ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

前川喜平さんのお話㏌飯能

2018-09-15 19:35:06 | Weblog
11日(火)の夜、飯能市民会館で開かれた前川喜平さん(文部科学省前事務次官)の講演会に参加しました。
「子どもの未来をひらく教育」と題した講演会。市民会館の小ホールは満席でした!
いじめ、虐待、不登校、殺人、貧困・・・そして相次いで報道される教育現場でのパワハラ等々!子ども達を取り巻く環境を考える度に、「一体どうすれば良い方向に向かうことができるのか」と憤り、悲しみ、無力感に陥っていた私。今回は是非、前川さんの「生の言葉」を聴きたいと思い参加しました。
前川さんは現在、「誰もが教育を受けることができるように」と自主夜間中学校の自主スタッフにもなっていらっしゃるとのこと。
お話は明治時代以降の「教育」の変遷、憲法13条、26条にも及び「学ぶこと」とは何か、「個人の尊厳を守り、尊重すること」の大切さを熱心に語られました。
私としては、日常心に抱いていたことを一つ一つ穏やかで明快な言葉で届けてくださったことに、感謝。改めて自分の考え方にも確信を持つことができました。
最後に、質疑応答の時間があったのですが、ご自身の信条を歌まで交えて(笑)伝えてくださって、会場からは思わず拍手が!同世代の私は、ますます親近感を持って納得でした!!(^^♪
終始ユーモアいっぱいに「大切なこと」をシンプルに語ってくださって、腑に落ちるお話でした。あっという間の2時間。もっともっと、お聞きしていたかったです。
何を信じて良いのか判らなくなるような世の中で「信頼できる」お話を聞くことができ、元気と勇気をいただきました!
もっともっと多くの皆さんに前川さんの「思い」が広がっていくことを願っています!!
全ての偏見や差別、格差が無くなり、子どもたちの教育環境が豊かな心あるものになりますように!