(ゴールデンウィーク前に夏野菜の苗を植えました)
私がブログを書いてみようと思ったいきさつは、あまり声高にはいいたくないのだけれども(笑)、最初はフリーでコーチで独立したときに何か発信したいな、と思ったのがきっかけでした。
2003年の5月に「初めてのホームページ」ということで、最初のログを書いています。
4年前の当時はブログという言葉もなくて、自分ではホームページだという認識だったところが我ながら愉快です。
最初は楽天広場というところで書いていて、コーチングをみなさんに知ってもらいたいと思って、仕事のことやコーチングに関することを書いていましたが、だんだん苦しくなってきました。
仕事のことに関して書けば、プライバシーや守秘義務を破るので書けないし、日常からのコーチングの気付きをかけば、そういうのに興味を持っているコーチになりたい人から容赦ない不躾な質問がきたり、答えてもらって当たり前でしょ?的なわけのわからない相談が多くきたりして、大事な自分の時間がとられたりして、何やってるんだ?私!!
と、自分の一番大事にしていることは何なのかということを見直すきっかけにもなりました。
そこで、ブログをこちらに移して、毎日の暮らしをブログにあげていっているとだんだん見えてきたものがあります。
私の場合、書くという行為によって一日をよりクローズアップして分析後、納得することができるんだな、と。
コーチングでは、コーチに話を聞いてもらうことによって自分のことを客観的に分析後、より深く自分独特の思考プロセスがわかって納得して行動が導き出されるように、
私は、「ブログで書く」という行為をすることで一日一日の出来事を通して自分の考え方のプロセスをより深く認識し、行動を強化しているのだな、と思ったりします。
だから、4年も書くことを続けていられるのかもな~
自分のためだもんね、という結論を最近知りつつあります。
最初は、「誰か」のために発信したいと思っていたから苦しかったのであり、「誰か」っていうのが特定できなかったから発信したかったターゲットと違う人まで、こちらから拾っていってしまったところを、ターゲットを限定することによって楽に好きに自分をもっと表現できる。
「誰か」というのは、基本的に自分自身のことであり、この私に興味をもってくれる人達、友人になれるかもしれない人達だけに届けばいいと思ったら、すっかり楽しくなっています。
ただ最近は、日常に起きる気付きが多すぎて、ブログとして紹介しやすいことしか書き留めていません。
でも、そのくらいの気軽さが長続きのポイントなのかもしれません。
私は、元来飽きっぽくて長続きしないタイプ。
でも、自分のことだから、自分に飽きてはオシマイだな、と思うのです。
自分が考えるプロセスや、だんだん良くなっていく部分、だんだん後退していっている部分、そういうことを日常生活からもっと感じ取っていきたいな。
ブログのネタが多すぎて書ききれない(時間とスペースがない)というのは日常に何も感じなかった自分を退屈していた昔にくらべれば幸せな悩みだな~と思います。