孫が生まれて、そろそろ3週間を迎えます。
娘の退院後、私は「押しつけ」にならないようにと気を遣いながら、ほぼ毎日、娘の家に通っています。娘と言えど、独立した家庭の人ですからね。「私はこうした」と母風を吹かせて手伝うのは違うよな・・・と感じているのです。それぞれの家庭には「ペース」「ルール」というものがありますからね
娘の育児を見ていると、勉強になること、時代が変わったこと等々、いろいろと学ぶことは少なくありません 何事も楽しめる私です。助けを求められれば、「私はこんな風にしたよ」と伝えながら、新時代の子育てを興味津々で眺めます。
退院以降、娘の家で手伝いをしながら、少しゆっくりできる時間には、いろいろな話をたくさんするのですが、初っ端にあった面白い話があるので、ご紹介しますね
娘はお婿ちゃんと何でも話し合い、育児のあれこれを決めています。沐浴のことも、ミルクのことも、まさに「すべてのこと」です 私の頃は、育児は基本的には「母の役目」でしたからね。そして、私などは、その母の役目を「母の特権」と受け止めていたものです そう、特権だからこそ、多少、大変に感じても、嬉々としてやれた
そういう話題で話していた時、私はこんな言葉を使いました。『・・・・父親の育児参加・・・』と。すると 娘は、すぐさまその私の言葉にヒットしたのです私は???の状態でねえ・・・
娘曰く「ちょっと待って!父親の育児参加、って、おかしくない?参加ってっさあ、本来ならば自分の義務や責任ではないけれど、やってあげるよー、やってみるよー、って感じの意味だよねえ、違うかなあ」
いやいや・・・私はその早い反応、ちょっとコワ~イ感じの勢いにたじたじ その後は、娘の「そういう言葉自体がおかしいよね」という話となったのでした。
なるほどね・・・私には、考えもつかなかったことなので、すっかり娘の剣幕?!に驚き、意見に聞き入り、うんうん、と納得したのでした
今の時代は、多くの女性が産休をとって出産、しばらくの育児に携わるものの、ほとんどが「社会人」としての立場に復帰します。そういう意味では、母親は、妊娠、出産はしたものの、夫と同じ社会人の顔を持っている・・・むしろ、妊娠、出産という大事業を成すわけ、ですね
第2子である娘が小学校に入るまで、専業主婦、専業ママだった私には、娘の言葉は新鮮であり、驚愕であり、気づき、学びでもありました。
さてさて、娘はこれから、どんな育児をし、どんな母になっていくのでしょうか・・・私は興味津々です