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クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

ジュエリーの「こぼれ話」

2016年03月10日 | 楽しいお話し
 三寒四温・・・まさにそうですね
毎年この時期は、故人が残した様々な気候に関する言葉に「うん・・・うん・・・」と頷きながら過ごします

 さて。
以前、「宝石の原石は、枯渇するのですよ。宝石も鉱物のひとつであり、石炭や石油のような地下に埋もれた太古のおみやげですから」ということをブログにアップしました。11月20日にアップしたクラブマナーズ・ニュースです
 じつは、あの後、いろいろな方から「今まで、まったく宝石なんかには興味はなかったけれど、ひとつの知識として知ると、とても興味が湧きました」というお声をいただきました。
 とってもうれしかったです

 私はね、大真面目に「素敵な女性、素適なママ」の一つの重要なアイテムとして、本物のジュエリーは不可欠なものと考え、その考えを広めたいと思っているのです
 私がロールモデルになるには甚だ力不足ではありますが・・・たとえば「これは、もう古くから持っているジュエリーだ」とか「これは小さくて、ささやかな贅沢!」というふうに思うジュエリーであっても、それを選ぶ時には十分に吟味し、納得して自分のものにしたジュエリーであれば、、それを身に付けて装ったその日には、心も気持ちもしゃんとして、ぐっと背筋を伸ばして歩きたいと思えるものです。
 アクセサリーではなく、本物のジュエリーを身に付ける時には、不思議と凛とした自分になれる・・・とでも言うのでしょうか
 ですから、私のジュエリーの話を聞いて「興味がなかったけれど、楽しかった」や、初めてフェアに来ていただき「驚きと興奮で幸せでした」というようなお声を聞けることは、この上なくうれしいものです。

 前々回にアップした通り、「春の保税展」が始まっています。
ということで、今日も一つ、ジュエリーに関する「ちっちゃな話題」を提供しましょうね

 「ヒスイ」はご存知ですね。この宝石は「翡翠」と書いたほうが似合う宝石かもしれません。
 私などは、何となくずっと「ヒスイは中国の宝石」というイメージを持っていましたが、でも、実際には中国で産出されているわけではなく、その多くはミャンマーで産出されています。
 そのヒスイ。ここ6,7年で急速に表舞台から姿を消しつつあります ここ6,7年、というふうに言うと、お察しがつく方も多いのではないでしょうか?
 答えは・・・中国人の富裕層の方々の絶好のお買い物、となったからなのです・・・そして、そういう現象が起こってきてからというのも、他の宝石の何倍ものスピードで価格が上がってきているのですね。何せ、なかなか市場で流通しなくなれば、当然、宝石ではなくても、そういうことが起こってきます。
 本当に7,8年前までは、保税展でも「ヒスイを中心として展開している香港の工房」などの出展もあったのですが、今はそれも姿を消し・・・ つい先週まで開催されていた香港での世界的なジュエリーフェアでも、ヒスイのジュエリーは数が少なくなり、価格が非常に高騰しているのです 中国の富裕層の方々は、ジュエリーとしてではなく、大きなヒスイを、投資目的で購入する場合も少なくないのだそうです

 前回のジュエリーのお話では、「宝石は枯渇します」というお話をしましたが、今日は「宝石は、枯渇もするけれど、別の理由で流通量が減ることもある」というお話をご紹介いたしました。
 宝石に特別の思いを持ち、ジュエリーとしてのエネルギーとパワーを感じている私としては、ちょっと、この手の話は悲しいです・・・

コメント
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