nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

新譜、リマスター盤、名盤デラックス

2011-09-21 | Rock♪
今月から11月にかけて私が気になるバンド&アーティストの新譜・リマスター盤・名盤デラックスが次々と発売されます~

まずは新譜からです~

前作から3年振りとなる現代英国が誇る『コールドプレイ』5枚目の新譜です。
今回もあの広がりのある ”空間サウンド” を聴かせてくれることでしょう~


Mylo Xyloto/Coldplay(2011/10/19 発売予定)



1990年代のマンチェスター・サウンドを代表したバンド『オアシス』のリーダー『ノエル・ギャラガー』待望の1stソロアルバムです。
オアシス突然の解散から2年...ようやくソロ活動開始です~


Noel Gallagher's High Flying Birds/Noel Gallagher(2011/10/18 発売予定)



前作から実に13年振りの復活となるジュリアン・レノンの新譜です。
今も父親譲りの感性が健在であることを信じています~


Everything Changes/Julian Lennon(2011/9/26 発売予定)



前作から6年振りの新譜です。
フランス人シンガー:ドミニクの清楚な歌声が心を癒してくれることでしょう~


All Hours/Ivy(2011/9/20 発売)



続いてリマスター盤です~

上記4タイトルの新譜も勿論楽しみなところではありますが、これから紹介するバンドは別格の存在です!

1990年代のマンチェスター・サウンドは前述の『オアシス』、そして先輩の『ストーン・ローゼス』が代表格ですが、
この2バンドをさかのぼる1980年代のマンチェスター・サウンドといえば...
それは『スミス』を於いて他には思い当たりません!
その『スミス』のオリジナル・アルバム&コンピレーション・アルバム&ライヴ・アルバムの計8タイトルが一挙リマスターされます。
しかもリマスター作業にあたっては『スミス』の元ギタリスト:ジョニー・マーが全面アシストしていると言うではないですか!
もうこの事実だけでも嬉しいかぎりです~

『スミス』最大の魅力は全ての楽曲に漂う青春期の憂いです。
人は誰しも青春期にはこうした思いを経験しているものです。
そこにはただ物哀しさや儚さだけが存在するのではなく、眩いばかりの美しさも存在しています。
それを見事なまでに音楽作品として確立したのが『スミス』です。
他のバンド・アーティストでも1曲や2曲こういった曲はあるでしょうが全曲となるとまず思い当たりません。
デビューから解散するまで一度もブレず、そのポリシーを貫き通した意志の強さには感服します。
『スミス』は、その ”時代に選ばれた者” だけに与えられる称号の代名詞にほかなりません。

 
Complete/The Smiths(2011/10/1 発売予定)



最後は名盤デラックスです~

ビーチボーイズの1967年未完のアルバム『スマイル』の豪華BOX仕様『スマイル・セッションズ』です。
全9枚組(CD5枚、LP2枚、EP2枚)

このアルバムがもし1967年に完成していたら、あのビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』と
並び称されていたことでしょう。実際のところ1967年当時『スマイル』をレコーディング中のブライアン・ウィルソンのスタジオへ
ポール・マッカートニーが表敬訪問し「ヴェジタブル」という曲にゲスト参加しています。
あれから44年経った今日、ようやくその全貌が明らかにされる時がやってきました~


Smile Sessions/Beach Boys(2011/11/1 発売予定)



大英帝国の雄『ザ・フー』が1973年に発表したアルバム『四重人格』のデラックス・エディションです。
数多くある『ザ・フー』のアルバムの中でも私が最も好きなアルバムがこの『四重人格』です。
今までアナログ盤から始まり、CDは3度(初CD化の時、リミックス&リマスター盤、紙ジャケ)購入してきました。
そのくらい私にとって『四重人格』は、かけがけのないアルバムです。
そして今回のデラックス・エディションで遂に最終章を迎える日がやってきたのだと思います。


Quadrophenia -The Director's Cut Super Deluxe Edition/The Who(2011/11/16 発売予定)