都営新宿線は、瑞江駅からバスにのっていく焼き肉ジャンボ本店。
このジャンボがなければ、瑞江という駅には
一生来ることもなかったことだろう。
「頭をハンマーでたたかれたような美味しさ」という事前説明を受けていた私は
正直、「また~

かなり大げさ、ぷっ」とか思っていた。
「まあ、そこまで言うなら、美味しいは、美味しいに違いない」くらいに思っていた。
部位は忘れたが、生肉のにぎり。

いきなり裏メニュー
たれにつけていただくが、かまないうちに胃のなかに入っていった。
一瞬何が起こったのかわからないうちに、美味しさがいつまでも口の中に残る。
実は、一発目はハツをいただいたのだが、興奮しすぎて写真をとることを忘れていた。
ほんの数秒焼き目をつけるだけで、レモン汁でぱっといただく。
今まで食べて来たハツとは全く違う食べ物で、高級なこくのある果物を食べてるような気分になる。
早くも恍惚状態に突入しだした私は、目の前の肉が一体どこの部位なのかなんて
もはやどうでもよくなっていた。

これは、なんとかと、ささみ。
ちょっと、ほんとうにやばい。
事前情報の「頭をハンマーでたたかれたような美味しさ」を一瞬でも疑った自分を責めた。
本当にこの表現がぴったりなのである。
なんというか、脳の中に、美味しさメモリというメモリがあったとしたら、
その最高メモリを超える新記録の美味しさなのである。
つまり、今まで味わったことのないレベルの美味しさなのである。
そして、次はいよいよ、うわさのすき焼き
すき焼きといっても、鉄鍋で食べるすき焼きではない。
あらかじめたれにつかった肉を軽くあぶり、たまごにつけていただくのだ。
こうしてブログを書いていても、あの美味しさがよみがえり、どくどく
よだれが出て来てしまう。人間ってこわい。
焼くところからたまごにつけて食べるところまで動画で撮影をしたのだが、
ブログアップの方法がわからないので、近々YOUチューブにのっけよう。


これは、本当に参りました。すみませんでした。私が全部悪かったので許してください
というわけのわからないドMキャラになるくらい美味しい。
なんなんだ、この店
なんと、この店、ザガットで29点を獲得する全国焼き肉の美味しさNO.1店舗だった。
そして、究極のハンマー頭ぶっったたき裏メニュー。
その名も、
ザ・芯ロース
牛の一頭買いをするこの店では、ロースの中でも最も芯の部分の芯ロースが裏メニューにあるのだ。
焼く。だんだん泣きたくなってきた。やばすぎる。
もうねえ。なんというかねえ。。限りなく透明に近いロース。
もうねえ。かんだ瞬間に口の中の肉になってるんじゃないかっていうかねえ。
もうねえ。本当に本当にすみませんでした。って感じ。
これ、高級ステーキ料理屋とかにも、置いてないと思う。
そして、このスタッフTシャツに描かれている肉こそが幻の肉
ようじできれるステーキだそうな。
これ、食べたら、完璧ちびる。
むしろ、この日、なくて良かった。
体に毒。
店を出てからみんなで、何が元もインパクトがあったかと言う話をしたのだが、
全員一致で、この店のマスターということになった。
このマスターのプレゼンをもってすれば、象牙の印鑑や壷なども
牛肉と一緒に売れてしまうだろう。
なんだったら、オリンピックの招致も手伝ってもらったらどうか。
商品も素晴らしいが、商品に誇りと自信をもって行われる
パフォーマンスは、商品の美味しさを倍増させる効果がある。
いやあ、長生きして良かった。


みなさんも、生きているうちに一度は足をお運びいただくことを強くおすすめいたします。
◆焼き肉ジャンボ篠崎本店
http://yakiniku-jambo.com/top.html