goo blog サービス終了のお知らせ 

I was born to meet JOY

勝手気侭な随想録

 おかしな出来事・食べること・人のこと・時々ART

ありがとう!ル・トランブルー神楽坂!!

2018-02-20 09:25:45 | BAR

神楽坂に住んでもう10年になるだろうか。。。

時の流れの速さに若干の焦りを感じるこのごろ

神楽坂は油断すると、あったはずの店が閉店し、

居抜でテキトーな店がオープンしちゃう

そう、待ち合わせや軽い打合せ、ある時は

友人のお誕生日、ある日はデートのアペタイザーに、

家に帰る前に一息入れたりと常連とまではいかないが、

”いてくれて当たり前”だったワインバー「ル・トランブルー神楽坂」

が昨年末閉店していたのだ

数年前、岩戸町店が閉店し、こちらもまた良いお店だったので

残念と思っていました。

両店とも、素敵なソムリエさんたちが、気分や料理に合ったワインを笑顔で

リコメンドしてくれて、ほんとに大人なナイスなバーだったんだ。

神楽坂は家賃が高くて、小さな個人店は経営ができなくなり、どんどん

大手のわけわからない店がもぐらたたきゲームのように、オープンと閉店を

繰り返している。

飲食店激戦区では、圧倒的なずば抜けた個性と質、そして、変わらなきゃいけない

ちょっとした進化を続けなければ淘汰されていってしまうんだな-。。。

でもでも、私は、クラッシックで上品で、さりげない存在感の「ル・トランブルー」

が好きでした!お世話になりました。そしてありがとうございました!!

 


シンフォニー;サンセットクルーズ

2013-06-30 12:16:41 | BAR

 

 

 

これでもかと誕生半世紀を祝い続けて10日間

肝臓が痛い

 

東京ベイクルージングレストラン「シンフォニー」

食事を楽しみながら、東京湾を一周する

 

 

大体こういうところの食事は、ずいまーなことが多いので、

ビールやおつまみどまりのサンセットクルージングをチョイス

「真夏のビア&カクテル」コース

飲みほで軽いおつまみがついて、一人5500円

 

 

ちょっと体に毒的なおつまみ

間違いなくずいまー

 

梅雨時期にはまずまずの天気に恵まれ、

デッキで海風を受ける

 

気持ち良い

日頃、パソコンと向かい合わされ続けている目にも、

水平線がやさしく映る

 

カクテルラウンジに戻りモフィートを飲むが、

缶チューハイのような味だった

 

そこへ、オレンジ色の大きな布が近づいてきた

大きなオレンジ色の布は、ピアノの弾き語りの人だった

大量の汗をかいていて、若干怒っているように見えた

席に着くと、誕生日ソングをひきはじめた

へ、もしやサプライズ

背後から、花束とお誕生日ケーキが運ばれて来た~

ひーっ

はじかしー

 

船を出る時に、お手洗いに行くと、

オレンジの布は、これでもかという勢いで

歯をごしごし磨き抜いていた

また、若干怒っている

 

そんなこんなの120分、船を降りて気づくと、

「はっサンセットを見てない

 

この時期、日が延びて、ディナークルージングの時間帯にならないと、

サンセットは見られないんだろうな

 

サンセットは、ご年配の方が多く(ライオンズクラブとか)、

ディナークルージングは、圧倒的に30代くらいの若者が多かった。

結婚式の二次会や、婚活パーティーなどにも利用しやすいだろう。

 

サンセットクルージング総評;田舎の結婚式場のよう。

              エーゲ海クルージングのように、景色が見物でもなく、

              船の内装、食事、ドリンクも田舎。

              夜景を見られるディナータイムがいいのだろうが、

              食事がずいまー。。。

              あがらないなあ~

 

他、あたってみよー

   

 

 


ルトランブルー岩戸町

2009-03-21 11:07:31 | BAR



神楽坂でお気にのBARのひとつ。

ルトランブルー岩戸町。

本店は神楽坂下にあり、日頃はそちらを利用することが多い。



この2店舗の魅力は

リーズナブルな価格とそれ相当のサービスと品だ。

以前は一杯290円のワインがあったが、

これももともとは、宣伝のために打ち出していたということなので、

ある程度、リピート客が安定してきたところで

すぱっとメニューから消したのだろう。


昨日は、大手外資銀行で働くニュージーランド人の友人と一杯。

つか、一本。


彼も少し日本語を話すし、私もちょっとだけならわかるので

最低限の意思疎通はできる。

ところが、お酒が入ると彼のスピーチは

まるで、ロイター通信の緊急速報のような早さになるため、

最後の方はほとんど何言ってるかわからないが、

「ふ~ん、へえー」とか言ってると

ずっと話している


彼も、彼の妹も、チベット仏教の信者だ。

キリスト教には現実的ではない信じるに値しない点があり、

様々な宗教を勉強しているうちに、

チベット仏教にたどりついたらしい。


彼は、麻布十番のゲストルームが3つくらいついている

会社のマンションに澄んでるらしいが、

そこに毎週チベット仏教信者が集まり、

瞑想してるらしい。


なんと彼の元妻はストリッパーだったそうだ。

友人達とクリスマスパーティーをしていて、

パーティーの半ばで

元妻は、鉄のポールをくるくるとまわり

ストリップショーを披露したらしい。


言葉があまり通じないせいか、

なんというか、彼はハンサムで背も高く

頭もいいし、収入もそれなりにあるだろう。

でも、後味が残らないのだ。

個性が薄いのが個性みたいな。。。


私は人と会った後、

良くその人と話した笑い話や、悩み事なんかを回想して

笑ったり、あ、あの時こう言ってあげれば良かったななどと

色々思いを巡らすのだが、

彼との会話を思い出しても、

心に残る後味みたいなものが感じられないんだよなああ。

でも、ストリッパーと結婚したのか。。。


ルトランブルーを出て、

「じゃ、もう一杯」と

フルーツカクテルを飲んで別れたが、



英語が話せたら、

きっともっと深い話ができて

彼の味を引き出すことができたんだろうなあ。

言葉の壁は厚い。

ああ、勉強しなくちゃいけないことばかりで困る。

でも一番厚い壁は、年末の玉の輿だ

今、思い出したけど、彼はニュージーランド出身だけに

キウイのフルーツカクテルを頼んでいた。

ちょっとカワイイ



BAR 歯車

2008-12-08 23:13:47 | BAR



この道40年のBAR神喜屋のマスターが、
神楽坂で一番いいBARを教えてくれた。

「歯車」

店舗デザインは、最近あちこちのBARを手がけている
映像会社のヌーヴェルバーグ

マスターの言う通り、

「歯車」は、非の打ち所のない完璧な隠れ家空間だった。

カウンターの中にいる20代後半と思われるマスター?に
「食後の一杯においしいカクテルを」と頼んだ。

ストロベリーとオレンジ、ラムをベースにしたカクテルを
作ってくれた。

普通においしかった。

店を出てから思ったことは、
「なにか物足りない」

マスターも、マスターがつくるカクテルも、
非の打ち所のない隠れ家空間も、
熟してないのだ。

私は、ベテランバーテンダーが
店に溶け込んだ「神喜屋」に
一票を投じたい。


■ヌーヴェルバーグHP
http://www.nv-art.co.jp/

■神喜屋