強風のため飛行機の出発が遅れ、岡山空港から出ている倉敷行きのバス、最終便に乗り遅れる。。。
でも、そのおかげで、岡山から倉敷まで在来線で十数分で到着してしまう距離感を実感
倉敷駅を降りるとあたりは、真っ暗。
駅前はずいぶんと寂しい印象。。。
早速、美観地区内にある宿泊先アイビースクエアを目指す
倉敷中央通りを歩くこと、十数分、これといった店もなく、人もあまりいない、
不安な気持ちがピークをむかえようとしたときに目の前に現れた美観地区入り口
「来て良かった」
なんと美しい街並だろう。これがうわさの白壁屋敷
江戸時代、天領として栄えた商人の町。
今でも、そこの角から、ちょんまげを結った小粋な男の人が走り出てきそうな気がしてしまう。
倉敷川沿いに映る柳がまた風情たっぷりである。
(できればダーリンと。。。)
昼は結局、パンとコーヒーですませた我々は、憧れのアイビースクエアに着いてホテル内を散策することもなく、
そっこー倉敷の夜を堪能しに行く。
ホテルのフロントの女性に美味しいお店を聞くと、3つ候補を教えてくれた
ホテルの西門を出て右にまっすぐ行き、二本目の道を左に曲がった「浜吉ままかり亭」
二本目を曲がらずに阿智神社のある通りにあるにぎやかな店「新粋」、しっぽり系の「東千」
このうち、新粋は、ホテルの人も利用しているとのことだったので、グルメQEENのhimeは
話を聞いてる段階でここだと密かに決定
いや、この店の顔、旨い匂いがぷんぷん
がっついた我々は、席につくなり、「メニューないの?」「お通しないの?」と東京弁をしゃべりちらし、
まー感じ悪いったらない
まず、一発目は、太公望おすすめの「炭火焼ままかりの酢漬け」
うん十年間生きて来て、食べたことない魚ってまだ一杯あるんだよね。。。
ままかりは、小さいあじのような魚で、魚自体の味はよくわからなかったけど、
お酢の風味の中に、炭火焼のかすかな香りが残っていて、食べるとその両方が
口の中に広がって、さっぱり香ばしい ひこまろかっ
柚子風味のコイモやモズク酢も普通なんだけど、すごく美味しかった
エビの唐揚げもエビ臭くない、新鮮
そして、我々の新粋グルメランキングで輝かしい第一位に輝いた「たこ」
こんな大きなぶつぎりのままのたこなんてスーパーで買ったら、固いし、グロテスクで食欲もわかなくなるが
めちゃくちゃ柔らかくてさくさく食べられる
これは数十年間(しつこい)の間で食べたたこの中でもトップクラスでした
グルメランキング第二位は、「さわらのお刺身」
最初、太公望がびんちょうまぐろかと勘違いしたほど、とろっとしていて、口の中で
とけてしまった
しめ鯖も新鮮で美味、東京の居酒屋では出て来ないな
生たこのあまりの美味しさに、たこの唐揚げを追加
これは生たこが美味しすぎたのか、ふつー
この他にも、焼き穴子(これもめちゃくちゃ美味しい!!)や、〆のいなにわうどん、高菜おにぎり、
雑炊なんかを頼んで、ビールに地酒飲みまくりで、一人5000円弱
そうそう、地酒もおいしかったー
倉敷に行かれたら、ぜひとも、この「新粋」さん、行って来てください。
幸せなひとときが間違いなくゲットできます