友人から、メールがきた。
ここ一ヶ月ほど、ブログを更新していないようだが、体調でも悪いのか、
もしかしたら、孤独死とかしてるんじゃ



みたいな。。。
大丈夫です。生きています。


ちょうど一ヶ月前くらいに、ルーシーが紹介してくれた占いのおばさんに会いに行った。
おばさんは、練馬に住んでいて、占いも自分の家の占い部屋で占ってくれる。
住宅地でわけがわからない場所に住んでいるので、住所を告げてタクシーで向かう。
運転手さんに住所を告げると、「あ、あの神社の裏か、」
「え?神社?」
「うん、由緒正しい神社らしーよ」
この会話で、なんとなく占ってもらうことにかなりの期待を抱いた。
だいたい、人が占いに行くっつーことは、何かに悩んでいたり、何かを決めかねていたり、
何となくハッピーでなかったりするわけで、
私の場合は、仕事と男、このへんのもやもやした感じをふっきりたくて
行ってみたわけである。
”ぴんぽーーん”と一般住宅のベルを鳴らすと、
「どーぞーっ」と返事。
玄関を入ると、そこには、一瞬、アマゾンのマウンテンゴリラ的な健全さとパワーを発する
人間のおばさんが立っていた。
その日は底冷えのする日だったが、
家の中はさらにひんやりしていて、占い部屋に入ると、
ストーブが置いてあるのについておらず、
「寒かったら、ひざかけ、使って、ひざかけっ」と言われ、
本当はかなりストーブをつけてほしかったが、最初から逆らうと、このあと、
どんな仕打ちが待っているかわからないので、「あ、だいじょぶです」みたいな返事をする。
「で?? なんできたの?、今日は!」
「あ、仕事と、男性について、占ってほしくて。。。」
「どんな仕事してんの?」
「ヴィジュアルマーチャンダイザーです」
「はっ?なにその仕事?」
「かくかくしかじか。。。」
「はっはー!そんな仕事、あんのお~っ!!」 なめとんか、
生年月日と、生まれた時間を言う。
すると、ものすごい鼻息と速さでおばさんは、文字を紙に書き出す

書きながら、最初におばさんが言った言葉、
「アンティーク??」
「エ?」
「あんたんち、アンティーク、あんでしょ!!」
「はいっ、つか、アンティークの買付とかしてました。。。」
「はっはーーーーーーーーーーーっはっは、それでか。。。」 こわっ
「あのさ、あなたの他に、も一人、誰かいんのよ」 ひーーーーーーーーーーーーっ


「まじ、まじすか!!」
「あのさ、大丈夫な人は大丈夫なんだけどさ、弱ってる人とかには、強い念を持ってるそういう古いものの
念がさ、その人の中に入って来ちゃうのよ」って
ひーーーーーーーーーーーーっ




「ちょっと待って、みてみっから」
あらかじめ用意しろと言われていた部屋の間取り図を見せる。
おばさんは、キーホルダーのようなものを取り出し、
その部屋の間取り図の上を隅から隅までなぞるようにあてている。
すると、場所によっては、そのキーホルダーのようなものが、急にぐるぐるぐるぐる回りだす。
時計と反対に回るとよくないものがそこにあるらしー
結果的に、15年くらい前に、自由が丘で買ったアンティークの鏡がたぶん良くないだろうということになり、
100円ショップとかで新しい布を買い、日本酒をしめらし、時計と反対回りに三十回鏡をふき、2-3時間放置したあと、
クリーナーで磨き直し、粗大ゴミに出すように言われた、人にあげたり、売ったりしてもいけないらしー。
それから、ダウジングと言って、銅線を使って、もののエネルギーを調べる方法も教わり、
家に帰ってやってみた。これ、よくわかんないんだけど、「ここやばいんじゃない?」と
言われた場所で、びよよよよーんと反応したので、超こわくなったが、
物理的な原理らしーので、決して怖がってはいけないと言われたので、
これまた、言われたように思うようにする。
占いは、全般的にかなり納得のいく内容であったが、言われた中で一番ショックだったのは、
「あんたの中は、空っぽ」という言葉だ。か、からっぽ!!


私は、世間や人の目ばかり気にしていて、自分自身の中身が空っぽらしーのだ。
マジスカポリス
私ほど、自分を見失わず、個性あふれる女性として生きている人はそういない
と信じて疑わなかった私に、そんな言葉を浴びせられるおばさんは、さすが、アマゾンの奥地で
暮らすマウンテンゴリラほどのオーラを放つだけある賜物だ。


「もっと自分自身を自分の中に取り込みなさい!! 中身が空っぽだから、いらない念が入ってきてしまうのよ!!」
「ひっ」
昔、ある友人に、「himeの幸せは何?」と聞かれたときに、
「まわりの大好きな人たちが、みーーーーーーんな幸せになること」と答えたことがある。
それとか、ある先輩に、「himeの夢は?」と聞かれたときに、
「両親にもっともっとししあわせな生活をおくらあせてあげること」と言ったら、
「あのさ、両親の幸せは、あなた自信の幸せなんだよ!!」と言われ、そっかーと
思ったこともあった。
そう言われてみると、人のことや、人との繋がりには異様に執着するが、
自分自身の中に、強いこだわりをもった、絶対に人に譲れない大好きなものとか、
強烈な趣味とか、どうしてもやってみたいことなどない。
なんというか、個性がありそうでよーく考えてみると、個性がわかりづらい、みたいな。。。

興味深かったのは、今と言う時代は、過去、現在、未来が交錯してしまっていて、
過去のことが過去のことではなく、未来のことが未来でなくなってしまっていて、
時間軸で生きているという概念は人間が勝手に抱く想像である、だから、過去におきた出来事で
後悔したり、自分を責めたりしていることは、イコール、今でもそのことをひきずってしまっている
ことになり、そのことを許してあげないと、次へ進めないらしー。???
「魂が夢みてるのが、この世の中、やりたいことをやりなさい、必ず成功するから」

この言葉を使って、いつか作詞作曲してみたいと思った


秋本康かっ
つまり、”びびりすぎ” っつうーことか

私は今、お金のために仕事をしてるらしい。
びびらずに、やりたいことやれば、必ずうまくいくらしー。
このあとの人生、とにかく楽しいことが目白押しらしー。



ほんまかいな。
そんなこんなで、このブログ、なんとなく、更新できなかったわけは、
もしかしたら、このブログ、人を喜ばすために書いている気がしたのだ。人のために。。。
それはそれで、楽しいのだが、
おばさんが言うように、今は、もっともっと、自分が何が好きで、何をやりたいのか、
自分と向き合わなきゃなーなんて思ってるうちに、一ヶ月が過ぎてしまったのだ。
なかなか、この答え、簡単にはでそうにないけれど、
このことを考え抜くことは、今後の人生においてかなりのターニングポイントになることは
間違いないだろな。