目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

改革と、言ったところで昔より、続いたことの、同値な言い換え。

2021-11-30 00:45:04 | しんぶんクロハタ並びに小黒金剛石
新しい資本主義などとうそぶいているが、その本質は、国家社会主義である。

国富の本質は商品である。
商品の生産能力に従って、通貨発行量を操作すれば、インフレやデフレ、そしてスタグフレーション等は回避できる

人一人あたり、一ヶ月に必要な商品群を一バスケット単位として、大多数の国民に一バスケット単位の購入のためには、一ヶ月の労働が必要な賃金体系にしておくのだ。

そして、労働可能者には最低賃金という名の蔵米、労働不能者には年金や生活保護という名のお救い米という名でカモフラージュしたベーシックインカムを投入するのだ。

そして派遣労働者は中間、派遣会社は口入れ屋と読み直し、主人をCEO、番頭を役員、手代を管理職、そして丁稚を社員と読み直せば、何のことはない。

経済体質は、元禄時代から、何も変わっていないのだ。

改革などと口幅ったいことをいってはいるが、その本質は、「同値な言い換え」に過ぎません。

読者の皆様におかれては、耳さわりのいい、同値な言い換えでだまされてはいけませんよ。

前にも書いたように、イギリスのある王様は、宮殿の窓から、金貨宝石をばらまくのが好きでした。
しかし、その財源は、ブルジョア階級にかけた重税。

そしてブルジョアの口車に乗ったプロレタリアートに、首をちょん切られてしまいました。

我が国が同じ轍を踏まないように、祈ります。