起きてしまったことに嘆き、腹を立てるのも一つの生き方だ。
が、起きてしまった不始末さえも、自分の追い風に変えてしまう人もいる。
そう、向かい風を利用して、風上に進んでいくヨットのように。
大体、未来を予測して手を打ってみたところで「上手の手から水が漏れる」ということわざがあるように、思わぬ失敗をしておじゃんになる。
だったら、このヨットの艇長のように、向かい風でも自分の望みの方向にヨットを進ませる航海術を身につけた方がいい。
実は目的地さえ決まっていれば、諦めない限り、必ず目的地に着く。
グズグズ伸ばしと途中で行くのをやめない限り。
ああ、人生もそうなのか。
書いていていけもとはいきなりそれに気がついた。
もう夜中の二十三時ら。
それでは皆さん、おやすみなさい。