大塚国際美術館の環境展示には、ギリシャ正教の聖堂もある。
大塚美術館に再現されている「聖ニコラオス・オルファノス聖堂」は、
ビザンティン(東ローマ)帝国時代に建てられた聖堂。
ギリシアのテサロニキという街に建っています。
テサロニキは紀元前315年にマケドニア王カサンドルが作った街で、
王の妻の名前をとって、テサロニキと名づけられたらしい。
その後この街は、ビザンティン帝国の第2の都であいなり、
現在のギリシアにおいてもアテネに次ぐ第2の都市です。
いつでも2番目と言うちょっぴり悲しい立場です。
では聖堂に入ります。
(写真1) (写真2)
聖堂に入ると、まずその聖堂に捧げられた聖人(聖ニコラオス)が迎えてくれます。
入り口右に描かれた人物が聖ニコラオスです(2)。
この聖人の伝説がのちにサンタクロースの物語になっていきます。
入り口上の壁面には聖ニコラオスの生涯が描かれています。(1)
(3:東壁) (4:西壁)
ギリシャ正教の壁面装飾にはたくさんの法則があります。
まず東には聖堂の最も重要な場所がきます。日の昇る方角ですから
入り口は西になるように建てられています。
(3:東壁)には、受胎告知やキリストの降誕、キリストの復活などの
比較的明るい主題が描かれます。
(4:西壁)は、日の沈む方角ですから、キリストの磔刑や聖母の死などの
暗い主題が描かれます。
入り口の両脇には聖戦士の立像が描かれています。聖堂を守って
いるみたいですね。
(5:北壁部分)
北壁には誰もが知る主題「最後の晩餐」が描かれています。
ユダはテーブルの上にある容器に手を伸ばしている人物です。
この聖堂が大塚美術館の環境展示として選定されたのは多分、
聖堂がとてもコンパクト、壁画の剥落があまりなくて保存状態が良い、
普通ビザンティン聖堂にある天井のドームがない(これはきっと重要)
聖堂が小さいわりに、たっくさんの図像が描かれている。
というような理由で選ばれたのだと勝手に推測しています
近くなのに、大塚美術館へは1度も行ったことがないのですよ
いつでも行けると思ってしまうと逆に行かないのかも?
何より青い睡蓮を撮りに行きたいと思っているのですが、もう何日も過ぎてしまいました(笑)
まだ咲いているのでしょうかね?
睡蓮は8月の末頃まできれいに咲いていると
思いますよ
ただ台風でもし被害をうけていたら、分かり次第
ご報告しますね。
大塚美術館是非行ってみてください
avalonさんの素敵な写真が本気で見たいです!!
きっと睡蓮や聖堂も美しく写るんだろうな~
8月4日の5時以降は浴衣を着ていくと無料ですよ。
夜にしか咲かない睡蓮も見られます。
ただものすごい人の数だと思いますけど
私も人ごみの一員としていると思いますが(笑)
8月4日は、土曜ですね。
残念ながら浴衣を持ってないです
ん~でも、choraさんや素敵な浴衣姿の女性に会えるなら!
お金だしても行く価値も増すかもしれないですね
生まれてこのかた和服姿なんて殆どしたことが
ありません
ではでは8月4日の昼頃からから一日中大塚美術館
というのはどうでしょう?(笑)
青い睡蓮も夜の睡蓮もavalonさんの技術で撮って
いただけますし
もし予定が会えば是非お会いしたいです
いつもあのような美しい写真をどうやって撮影して
いるのか見せていただきたいです
でも、事情があって確約できないのが残念です。
撮影する姿は、たぶん普通だと思いますよ。
変わったスタイルで、カメラ構えたりしてないです(笑)
この夏は、大塚美術館でのavalonとのニアミスにご注意ください(笑)
期待していますね
きれいな睡蓮の写真楽しみにしています