大塚美術館にある環境展示のひとつ、『聖マルタン聖堂』
教会の内部が同じ大きさで再現されているから、とても臨場感がある。
フランスのパリから300kmほど南にある小さな村。
ノアン=ヴィック村に建っている聖堂を環境展示として再現している。
フランスロマネスクらしい淡い色使いや、ちょっぴりマンガチックな
人物の描き方がおもしろい。
文字の読めなかった当時の人たちが、聖堂にやってきて神父さんの
お話を聞いてキリストの生涯を確認していたイラストのような壁画。
素朴でかわいくて素敵
レオナルドが描いたことで有名な「最後の晩餐」
この壁画が描かれた中世という時代は、レオナルドの頃より考えが厳格で、
「裏切り者は、正しき者と一緒にしてはならない」というお約束事が、
絵の中でも確認できる。
ひとり目立ってテーブルの前にいるのがユダで、誰が見ても分かるように
描かれるのが原則だったそうです
フランスのロマネスク美術もいつか車で旅をしたいな~
でも今ユーロが高すぎて、今後どうなるか心配
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