Adagietto

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□ 狛犬コレクション vol.1 淡路島

2007年08月02日 | 神社巡りと狛犬と
神社に訪れると出会う狛犬(コマイヌ)。
空想上のどうぶつであり、名前も「高麗犬(コマイヌ)」で、
ようするには「外来の動物」といったところだ。

仏教とともに伝来したとされるが、日本での展開は未だ
明らかでない部分が多いらしい。

それでは狛犬の世界へ


        
        (南あわじ市 広田八幡神社)

見たこともない「獅子」に似た空想上の動物を、奉納者の依頼によって
彫らなければいけない石工さんたちは、さぞかし大変だったでしょう。

淡路の狛犬の足って、何故かよだれかけみたいなのがソックスのように
つけられているのがおもしろい


   
(南あわじ市 春日神社「阿形」)   (春日神社 「吽形」)


一対の狛犬を阿吽(アウン)の組み合わせにするのは日本独特の形式で、
仁王像の影響と考えられています。
「阿吽」とは、インドの古語であるサンスクリット語の最初と最後の
言葉で、物事の最初と終わりを象徴していると「神社入門」書に
書かれていました。
キリスト教で言えば「α(アルファ)とω(オメガ)」のようなものなんで
しょうね~。

ここの狛犬君はほんとによだれかけをしているところが笑える


        
         (淡路市 イザナギ神宮)

古事記の最初のお話であるイザナギとイザナミの国生み神話。
彼らが日本で最初に生んだとされるところが淡路島。
国生み伝説があるところなので、やはり神社もイザナギとイザナミを
祀っているところが多い。

ここの狛犬はやはり大きい。
きっと私より大きい。いや絶対大きい。
なんか威圧的な雰囲気の狛犬さんでした。
神社と神宮の格の違いかしら・・・・・・・・・・