いろんな説があるけれど、古事記に登場する国生み神話の「おのころ島」だと
伝えられる場所の最有力候補地が、沼島です。
おのころ島とは・・・・・
神話によると、天つ神がイザナギとイザナミの二神に神聖な沼矛(ヌボコ)を授け、
国造りを命じた。そして二神は天の浮橋に立って、授かった矛で世界(海?)を
かき回した。潮がゴロゴロと鳴り、引き上げた矛の先から落ちた雫が固まって島と
なったのがオノコロ島です。この島に二神が降り立ち、夫婦の契りを交わして御柱
と宮殿を建てて、国生みをしたのだとか・・・。
詳しくは
南あわじ市 ホームページ
沼島散策で一番楽しみにしていたのが「おのころ神社」
地図すら持っていなかったので、猛烈な暑さの中、ひたすら海沿いを歩いた
そしてついに「おのころ神社」の立て札を発見した
しかしまさかこんな廃屋の横から登っていくなんて想像も
していなかった
しかも結構荒れた山道を長いこと歩くなんて思ってもみなかった
へびとか出現しそうな山道だった・・・・。
実際、アシナガバチやクマバチに体のまわりをブンブン飛行され、
「ぎゃ~~~~」っと叫びながら何度も走った
もしいつものように一人で参拝していたら、この時点で撤退を
余儀なくされただろう・・・・・。
どこまで続くか分からない山道。一人だと孤独すぎる。
走って走ってたどり着いたのがものすごく急な階段・・・。
この時点で心臓がバクバクして飛び出しそうだったので、
最後はもう気力だけ
階段の中間くらいから撮影したので、実際の階段はもっと長い。
ハチを恐れながら狛犬を撮影したから、はっきり写ってない。
しかしこの狛犬さん・・・小心者の私をきっとあざ笑っている
おのころ神社に祀られているのは、もちろんイザナギとイザナミの二神。
結局参拝を終えた後も境内でゆっくりすることはできず、ハチに追い回され
ながら、逃げるように山道を下ったのでありました・・・・
でも行くことができてよかったです。