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Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ やっぱりさみしい

2008年04月07日 | フィールドNOTE



小さい頃から見慣れた景色。
それが変わっていくのはやっぱりさみしい。
このブログを始めたばかりの頃にも同じようなことを書いたけれど、
未だにそのことをウジウジと考えている私です。

私が小さな頃から見慣れた自然の風景は、がらりと変わってしまった。
今は千本桜の公園へとの変貌を遂げるため、山が荒々しくけずられている。
個人の方が1億円以上のお金を注いで、ひとりで公園を作っている。
しかも市内に4箇所目の公園だとか・・・・




そんなにたくさん自然の山を切り崩してまで桜を植えなくても・・・・
とちょっぴり思ってしまうのが本音です。
新緑の季節にはモッコモコになる池に少し張り出した山が、小さい頃からの
私のお気に入りだったのですが、今では車が通れるように不細工に
けずられてしまいました・・・。




変わるはずがないと信じていたもの、
変わってほしくないと願っているもの、
それを守ることは、今の時代では難しいらしい。


100年後のこの季節にこの場所に立つ人は、どんな気持ちかなぁ。
温暖化ですごいことになっていなければいいけど・・・・。

◇ 幸せな休日

2008年04月02日 | フィールドNOTE


今週の月曜日は5週目で仕事が休みでした
平日に仕事を休んだら、なんだか最近申し訳ないような気分になるのですが、
やっぱりとても嬉しいです

休みが2日連続でとれたら、1日はしっかり動いて、もう一日は心静かに
自分のために時間を費やしたいものです。
私って単純だから、本屋さんに行って本をまとめ買いして、海岸沿いを走って
お茶を飲みにさえ行ったら大満足してしまうのです


   

一人でお茶を飲むにも、やっぱり海はみえたほうがいい。鳴門人間だからな


   

   ここのお茶は特に美味しくはないけれど、景色も味のうち(笑)
  今日はアルバムも買ってきて、今までのお気に入り写真の整理です
  最近ストレス解消のために、普段忘れてしまいがちな「愛する世界」
  たちを写真ひとつで思い出す術を覚えたのです。
  

   

    また本を買いすぎたかな・・・・。
    でも幸せ。今日は専門書の購入はゼロ。
    堅苦しくない素敵な本をセレクトできた日は、心が弾みます♪


   

    ちょっぴり哲学エッセイなんかも読んでみます。
    最近うちの母親が池田晶子の本を買ってきたので読み始めたら、
    なるほどこれが世の中の確信をついていて、おもしろくて
    たまらないから、今日も1冊新しいのを読み始めました


    

  本を読んでいたらいつの間にか、空が優しい色になっていました。


   

   

           さて・・そろそろ帰ろ・・

○ ペンケースの中身は・・・

2008年02月09日 | フィールドNOTE


小さい頃から文房具を見ると無性に嬉しくなる性格だった。
いろんな種類の文房具を見ているだけで、楽しくて楽しくて仕方ないのだ。

昔はいろ~んなペン類に手をだしていた私も、最近は落ち着いてきた。
いいのか悪いのか分からないけれど、同じものしか使わなくなった。


    
          だいたいいつも入っているもの 


左から:1 0.5のボールペン(細かい記述に役立つ)
    2 1.0のボールペン(自分で勉強するときの資料作りやノートへの
               書き込みは、すべりのよい1.0を使います)
    3 0.3のシャープペンシル(特に普段必要ないけど、使う機会があると無性に
               喜ばしい)
    4 ALESSIのシャープペン(完全にデザイン重視。でも書きやすい)
    5 STAEDTLER水彩色鉛筆*キミドリ
              (本に線を引くとき、大事なことをチェックする
               とき、いつもキミドリを使ってしまう。)
    6 4色ボールペン (ミドリをよく使うので、3色じゃなく4色)
    7 PILOT蛍光ペン  (薄い紙でも裏うつりしないペンを吟味)
    8 uni 蛍光ペン  (たいていいつもこの蛍光ペンを愛用)
    9 MONO消しゴム(やっぱりこれにもどってきてしまった)


とまぁスタンダードはこんな感じです。でもすぐに珍しいペンも仲間入りして、
ペンケースの中でけんかをしています。

私のピアノの生徒は、キミドリの色鉛筆が気になって気になって仕方がないらしく、
毎週「同じ色鉛筆買ってきて~」と言います。
いつのまにかキミドリの色鉛筆がプチブームをおこして、私の生徒の何人かは
ペンケースにキミドリの色鉛筆が入っています(笑)

この仕事をしていてときどき思うけれど、ピアノ講師ってのは実に奇妙な立場で、
奇妙な影響を子供たちに与えているものだな~と思います

○ 運転をすること

2008年01月24日 | フィールドNOTE
     


鬱々とした気分になったり、考え事が増えたりすると、車の運転が唯一の慰めです。
人生の迷える子羊になった時、ピアノの練習にゆきづまった時、プレッシャーに耐える時。
私はひたすら車で走ることで自分を癒してきた。
もっとも今はガソリン高いから、自重していますけど


今になってみると笑えるけれど、
何年か前に気が狂ったようにピアノを練習していたことがあった。
朝3時間練習して、昼に手の治療を受け、その後香川県まで往復1時間半のドライブをして、
午後から6~7時間練習するという生活を来る日も来る日も送っていた。
しかもドライブは毎日同じ道を、同じ飲み物を飲みながら、同じ音楽を聴ききながら・・・・
ここまでくるとほとんど宗教的儀式のようで、あの頃の自分を振り返るとおかしけれど、
そうすることで自分の精神的バランスを維持していたんだな~と思います。


現在は仕事で週に2度、片道1時間の道のりを運転できるのが楽しみになっています。
すんごい田舎の山道を走るから、四季折々いろんな景色を楽しんでいます

○ 聖ニコラウスの日

2007年12月06日 | フィールドNOTE


今日12月6日は、サンタクロースのモデルとして有名なトルコ生まれの聖人、
聖ニコラウスの祝日。ヨーロッパ各地で聖ニコラウス祭が行われる日。

聖ニコラウスはキリストの降誕とは何の関係もないけれど、今となっては
クリスマスとは切っても切れない存在になっていますよね。

4世紀に生きた聖ニコラウスについて分かっていることはほとんどなく、
ときどき6世紀に生きた同名の司教さんとキャラクターが混同されながら
語り継がれてきた伝説の聖人。

聖ニコラウスはトルコのパトラという街で生まれ、裕福な環境を捨てて、
ミュラの町で司教になりました。


        

聖ニコラウスにまつわるエピソードは、ほんとうにイロイロ。
貧しい家の娘を助けるために、夜中にこっそり黄金のはいった袋を投げ込んだり、
殺された子供を7年後に生き返らせたり、嵐の中聖ニコラウスに祈った船乗り
たちを助けたり・・・・・・。
なんでもありの奇跡の物語が語り継がれ、ビザンティン帝国のあちこちに聖ニコラウスの
名のつく教会が建てられるという「ニコラウス・ブーム」が巻き起こりました。

何世紀も経て・・・・
聖ニコラウスはロシアの守護聖人になり、その後アムステルダム市の守護聖人に
なりました。オランダで聖ニコラウスは「シンタクラース」と呼ばれ、親しまれました。
そのオランダ人たちが聖ニコラウス信仰をそのまま新大陸アメリカにもちこみ、
「シンタクラース」がなまって「サンタクロース」になったと言われています。
そして聖ニコラウスはニューアムステルダム(現ニューヨーク)の守護聖人にも
なったというわけなのだそうです。

あ~忙しい忙しい

○ 宮城彬瑚 作品展

2007年10月01日 | フィールドNOTE

神戸での研修の帰りにいつも立ち寄るジュンク堂書店で、
この日は宮城彬瑚さんの作品が芸術書のコーナーを普段より華やかに
演出していた。

子供の頃に想像したようなファンタジーの世界だった。





とっても細かく描かれたかわいらしい絵で、ず~っとながめていても飽きない
ような世界だった。
自宅の教室に子供のために飾ってあげたいな~と、思うほど・・・・・。


    

かわいい先客がいました。この兄弟はいろ~んな意見を交わしていてとっても
印象的でした。私が1時間後にここへきたときも、まだ絵を観ていました(笑)

その兄弟たちのとなりで、今まさに絵を描いている人は宮城彬瑚(ミヤギアキコ)さん
ご本人だと思われます。
兄弟の質問に丁寧に答えてあげていました。


    

      小さな作品たちもとてもかわいかったです

プロフィールをいただいてきたのですが、そこにはこんな言葉が書かれていました。

『油絵の具で風景画や動物画を主体とした作品を描いています。
 見る人の心が和み、幸せな気持ちになるような絵が描ければといつも思っています。
 北欧の口承伝説、歴史物語詞である「ボック・サーガ」の中で
 人や動物が幸せに暮らしたちいわれる楽園<リングランド>を想像しながら、
 ひとつの世界を描いています』
 

○ かばんうりのガラゴ

2007年09月23日 | フィールドNOTE



ちかごろ、本屋さんに行くと『絵本コーナー』にたたずむようになった。
子供の頃に感じた絵本の世界の感動が、最近ふとよみがえってきて、
自分が小さい頃に読んでいた絵本をじっくり読みかえしたり・・・。
そんなことをしているうちに、新しい物語も探してみたいな~と思うように
なったというわけであります。


      

『かばんうりのガラゴ』 (絵・文) 島田ゆか

赤くて大きな目のガラゴは、とってもかわいいかばんやさん。
そんなガラゴのもとに、いろんなお客さんがやってきて、
ガラゴのかばんの中からは、次々におもしろいかばんが飛び出します。

絵もとっても丁寧にきれいに描かれていて、読み返すたびに
新しい発見があります。
主人公のガラゴのほかに、各場面には小さなキャラクターが登場して、
ひそかに別の物語を展開させていたりします。とってもおしゃれ☆

○ 現代の顔じゃないね・・・・・

2007年09月17日 | フィールドNOTE


昔からよく言われることがある。
「○○ちゃんて昔よりは整った顔になったけど現代的な顔ではないね~」
とある50代のオバサマの言葉。

「○○○ってさ~、平安時代に生きてたらよかったよな~」
とあるジャズピアニストの言葉。

もうこの手のことは言われても腹立たしくなくなった。っていうか最近はむしろ
「ほんとにね~」と相槌をうってしまいそうになる。


          

図書館で『源氏物語絵巻』の画集を見ていたら、なるほどほんとに
私って大まかに分類するならこんな感じかも・・・と妙に納得したのでした。
しかもこの「東屋」でイソイソと書物を読んでいる姿が、ちょっと自分と
重なったりして(笑)
こういうことは認めたもの勝ちだ

○ オランダの光

2007年09月16日 | フィールドNOTE

数年前、東京都写真美術館で「オランダの光」というドキュメンタリー映画を
鑑賞した。ちょうど東京で人に会う用事があって出かけたときに、たまたま
ホテルでインターネットをしていてひろった情報だった。

その映画は、本当に印象深くずっと心に残っていたのだけれど、
時間がたつと共にその感動も風化しつつあった。
昨日の朝、何故か朝早く目が覚めたから予約録画しておいた
「ヒヤシンスブルーの少女」という映画を見た。
その映画を観たら、内容がどうとかっていうよりも、その映像によって
かつて観た「オランダの光」の映画を観たときの感動を思い出した。


東京で映画を鑑賞したときに買ったパンフレットには、最初にこんな紹介がある。


"オランダの光"-それはフェルメールやレンブラントら17世紀オランダ絵画の巨匠
たちが遺した傑作の源となった、独特の陰影を持つ同地の自然光のことと言われてきた。
 しかし現代美術家ヨーゼフ・ボイスは1950年代に行われたザイデル海(現エイセル湖)
の干拓が地形と海面の面積に変化を及ぼしたため、その光が失われてしまったと指摘した。
 果たして"オランダの光"は、本当に失われてしまったのだろうか?
 そして"オランダの光"とは、本当に実在するのだろうか?
かくて触れる事のできない"光"を追い求めて、
               想像を超えるオデッセイが始まった-


    


この映画を観ると、17世紀オランダ絵画の巨匠、フェルメールやレンブラントの絵画
とともに、ゴッホから20世紀のモンドリアンへと引き継がれていったオランダの
「光」をたどることができる。
映画には、オランダで活躍しているアーティストや、トラック運転手、美術史家や
評論家が登場して、様々な角度から「オランダの光」にせまる。

本当に映像も美しくて、この私がドキュメンタリー映画を見ても寝なかったくらい
素晴らしかった

そういえば・・・直島のアートでも有名な「ジェームス・タレル」が飛行機に
乗って登場してくるシーンもあったような・・・

DVDが発売されているようだから、買おうっと
楽しみ~~~

○ 小さかった頃2

2007年09月14日 | フィールドNOTE

4歳になったばかりの頃、私は外で足こぎ車を乗り回していた。
幼い頃から乗り物が大好きだった。4歳の頃の愛車はジャガーとスカイライン。
今乗ってる車よりも高級です(笑)その愛車に乗って近所中をパトロールする
のが日課でした。家の中でするゲームも、車がコースからそれないように走らせる
というもので、飽きずにす~っとやっていた。


4~5歳の頃に聴いていた音楽は、「シャイダー」と「筋肉マン」
シャイダーに関しては振り付けもちゃんと考えていた。そして兄の友達と
幼稚園から帰ってから踊りまくっていた。
それに飽きたら、「バイオマン」のヘルメットをかぶって、スコップとバケツを
持って外にくりだし、ひたすら泥の運搬をしていた。
子供ってのは飽きずに同じことを何度もやりたがったりする。
ピアノを教えるときも、そのツボを大切にしたいものだ。


5歳になったある日、幼稚園の砂場にチョコレートが散乱しているのを発見。
四角くて透明のフィルムに包まれているおなじみのチョコレート。
幼稚園の先生に、「せんせ~、どくチョコレートおちとるよ~」と、ニヤニヤ
しながら言いに行った。
そしたら本当に「毒チョコレート」だったらしく、新聞にも載ったらしい
幼いながらびっくりしたなぁ。