どうやら、マリスに地下道という発想はないようだ。
地下道は人間もマリスシティでの生活が出来る様に作っていたのだが、下々の者の事に全く興味を持たないマリスは使徒にマリスシティを建造させていた。
その為、マリス城以外については殆ど把握していないのだ。
上手く進入に成功したリグレットだが……
「早くしろ!何やってるんだ」
「ちょっと待ってよ。今、汚れ落としているんだから」
「敵の本拠地で何やってんだ。勝手についてきたかと思えば」
「女の子だから仕方ないでしょ。汚いの嫌だもん」
「おいていくぞ」
「待ってよ。この水、ちょっと温めてくれない?火使えるでしょ」
「ふざけるな、俺の能力をそんな事の為に使えるか」
「ちょっとくらい良いじゃない」
「お前、やっぱり帰れ」
「ぶー、やだもん。あたいは、リグレット君についていくって決めたんだもん」
「魔女神についてこられても迷惑なんだよ」
「さっき、あたいの力使ってたじゃん」
「うっ……さっきは、たまたまだ」
「あたいといると便利だよ」
「………」
地下道は人間もマリスシティでの生活が出来る様に作っていたのだが、下々の者の事に全く興味を持たないマリスは使徒にマリスシティを建造させていた。
その為、マリス城以外については殆ど把握していないのだ。
上手く進入に成功したリグレットだが……
「早くしろ!何やってるんだ」
「ちょっと待ってよ。今、汚れ落としているんだから」
「敵の本拠地で何やってんだ。勝手についてきたかと思えば」
「女の子だから仕方ないでしょ。汚いの嫌だもん」
「おいていくぞ」
「待ってよ。この水、ちょっと温めてくれない?火使えるでしょ」
「ふざけるな、俺の能力をそんな事の為に使えるか」
「ちょっとくらい良いじゃない」
「お前、やっぱり帰れ」
「ぶー、やだもん。あたいは、リグレット君についていくって決めたんだもん」
「魔女神についてこられても迷惑なんだよ」
「さっき、あたいの力使ってたじゃん」
「うっ……さっきは、たまたまだ」
「あたいといると便利だよ」
「………」
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