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役行者霊蹟札所36ケ寺 その1 36ケ寺一覧と役行者について

2020年02月20日 06時31分46秒 | Weblog

2020年2月18日(火)、須磨寺を訪問した折に下に添付の「役行者霊蹟札所巡礼」

と題した冊子を入手しました。

作成者は役行者霊蹟札所会

これまでこのような巡礼地があることを知りませんでした。

この冊子をベースに巡礼地36ケ寺について訪問したことのある寺の写真や未訪問の

寺については寺を紹介したサイトなどからバーチャル訪問することとしました。

今回はその初回で「36ケ寺一覧と役行者」について記します。

 

1番札所 国軸山 金峯山寺  奈良県吉野郡吉野町吉野山2498 

2番札所 塔尾山 如意輪寺 奈良県吉野郡吉野町吉野山1024 

3番札所 常楽山 竹林院  奈良県吉野郡吉野町吉野山2142 

4番札所 井光山 桜本坊  奈良県吉野郡吉野町吉野山1269 

5番札所 語法山 喜蔵院  奈良県吉野郡吉野町吉野山1254 

6番札所 井光山 善福寺  奈良県吉野郡吉野町吉野山2291 

7番札所 日雄山 大日寺  奈良県吉野郡吉野町吉野山2357 

8番札所 大峰山 東南院  奈良県吉野郡吉野町吉野山2416 

9番札所 一乗菩提峰 大峯山寺 奈良県吉野郡天川村大峯山(山上ケ岳頂上)

10番札所 大師山 菅生寺  奈良県吉野郡吉野町平尾150 

11番札所 大峰山 龍泉寺  奈良県吉野郡天川村洞川494 

12番札所 茅原山 吉祥草寺 御所市茅原279 

13番札所 本山上 千光寺  奈良県生駒郡平群町鳴川188 

14番札所 生駒山 宝山寺  奈良県生駒市門前町1-1 

15番札所 富美山鼻高 霊山寺  奈良県奈良市中町3873 

16番札所 松尾山 大和松尾寺  奈良県大和郡山市山田町683 

17番札所 信貴山 朝護孫子寺  奈良県生駒郡平群町信貴山 

18番札所 宀一山 室生寺  奈良県宇陀市室生78 

19番札所 楊柳山 大野寺  奈良県宇陀市室生大野1680 

20番札所 聖護院跡  京都府京都市左京区聖護院中町15 

21番札所 深雪山 醍醐寺  京都市伏見区醍醐東大路町22 

22番札所 紫金山 法楽寺 大阪市東住吉区山坂1-18-30 
 
23番札所 犬鳴山 七宝瀧寺  大阪府泉佐野市大木8 

24番札所 阿弥陀山 泉州松尾寺  大阪府和泉市松尾寺町2168 

25番札所 龍池山 弘川寺  大阪府南河内郡河南町弘川43 

26番札所 檜尾山 観心寺  大阪府河内長野市寺元475 

27番札所 金剛山 転法輪寺  奈良県御所市高天476(金剛山上) 

28番札所 恵日山 千手寺  大阪府東大阪市東石切町3-3-16 

29番札所 長尾山 天龍院  大阪府東大阪市山手町2054 

30番札所 鷲尾山 興法寺  大阪府東大阪市上石切町2-1533 

31番札所 根本山 神峯山寺  大阪府高槻市原3301-1 

32番札所 北山 本山寺  大阪府高槻市大字原3298

33番札所 蓬莱山 清荒神清澄寺  兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地 

34番札所 上野山 須磨寺 神戸市須磨区須磨寺町4-6-8 

35番札所 一乗山 根来寺  和歌山県岩出市根来2286

36番札所 大乗峰 伊吹山寺  滋賀県米原市上野(伊吹山頂上)

 

役行者について

修験道の祖で欽明天皇の時代の欽明5年(633)大和国に生まれ仏道に帰依し
大峰山、葛城山の他、各地で厳しい修行を積み32歳で座禅三昧の中に大黒天
の法力を感得し、大菩薩になったと伝えられています。
役行者は大宝元年(701)6月7日に68歳で入寂されたそうです。
寛政11年(1800)朝廷は神変大菩薩の号を与えられました。

役行者が修業した大峰奥駆道は1,300年以上たった現在も修行の場として活用

されています。役行者は別名で役小角といい大峰山の山頂で感得した仏様は

蔵王権現であり金峰山信仰の御本尊となっています。

信仰する人には諸願成就、福徳円満、悪病消除の功徳が授けられると
されています。

役行者についてWikipediaの解説を引用紹介します。
役 小角(えん の おづの /おづぬ /おつの、舒明天皇6年(634年)伝 ? 
大宝元年6月7日(701年7月16日)伝)は、飛鳥時代の呪術者である。
役行者(えんのぎょうじゃ)、役優婆塞(えんのうばそく)といった呼び名でも
広く知られている[1]。姓は君。 修験道の開祖とされている。 実在の人物だが、
伝えられる人物像は後世の伝説によるところが大きい。
天河大弁財天社や大峯山龍泉寺など多くの修験道の霊場に、役行者を開祖として
いたり、修行の地としたという伝承がある。 

役行者は山へ籠もって厳しい修行を行う事により、様々な「験」を得る事という
「修験道」という神仏を融合させた新しい宗教形態を確立させた。
山を神として敬う日本古来の山岳信仰と神道・仏教・道教・陰陽道などが習合
して奈良時代に成立した日本独特の宗教である。
修験道は、明治5年(1872)に太政官名で「廃止」を命じられ、この時点で17万人を数えた
修験先達は激減し、太平洋戦争終了時まで、宗教法制上は非公認となった。

上の写真は奈良県吉野山の櫻本坊蔵の役行者倚像

木造、彩色、玉眼 像高は91.5cm 大正4年8月10日に国の重文に指定

南北朝時代の作

出典:役行者霊蹟札所会が作成のリーフレット

上の写真は奈良県吉野山の桜本坊の本堂 撮影:2014年4月3日

 

上の写真は大峰山寺蔵の役行者倚像

出典:役行者霊蹟札所会が作成のリーフレット

上の写真は大峰山寺(9番札所)本堂

出典:橿考研通信 Vol.1 (平成28年(2016)9月30日)

 

上の写真は滋賀県神崎郡五個荘町(現 東近江市)石馬寺の役行者・二鬼像

昭和34年(1959)12月18日に国の重文に指定されています。

石馬寺の公式サイト:http://ishibaji.jp/

 

 


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