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徴古館の内部---岩国市横山

2006年04月24日 06時02分50秒 | 岩国情報
写真は岩国市横山にある徴古館の内部です。
錦帯橋に因んで5橋になっています。
(2006-2-19撮影)
徴古館の説明は以下のとおりです。
岩国徴古館は12代岩国藩主の吉川経幹(つねまさ)の次男
重吉(しげよし)1859-1915の遺志=郷土に博物館を建設
により昭和15年(1940)
吉川報効会の理事会で設立が議決され昭和17年(1942)
9月27日起工昭和20年(1945)3月10日竣工した。
吉川重吉はUSAのハーバード大卒できまじめな学究肌の
人物であったらしい。重吉が明治38年に書いた英文の自叙伝
が残っており、今後読後に紹介したいと思っている。
設計者は佐藤武夫(1899-1972)で彼は名古屋に生まれ
岩国中学(現岩国高校)卒業後早稲田に進学し建築を学んだ。
後に早稲田大学教授、建築学会会長を務めた。
徴古館の建築はドイツの新古典主義の影響を受け、彼の若い
情熱を注いだ建築であった。
物資の不足する中、今でもモダンで立派に感じる。
錦帯橋をイメージした列柱とアーチ、螺旋状の階段などに
彼の非凡な才能が覗われます。

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