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三木の屋台資料展と若宮神社屋台 in みき歴史資料館 on 2016-10-30

2016年11月03日 18時09分57秒 | 神戸市以外の兵庫県
三木市立みき歴史資料館の2階で「三木の屋台資料展」~大宮八幡宮と例大祭~
が10月1日(土)~11月20日(日)の会期で開催されており、10月30日
午後の企画展特別講演会を聴講するため出かけていたので上記の展示を
ゆっくりと鑑賞できました。

午前中に観た三木の屋台資料展と若宮神社屋台(常設展示室)の写真を紹介します


上の写真は三木市立みき歴史資料館2階の企画展示の遠景です。


上の写真は昭和5年(1930)製の明石町水引幕です。
「海女の玉珠取り」読み方は「あまのたまとり」別の表記「海女の玉取り物語」
2011年9月27日(火)~10月10日(月)三木市立堀光美術館でも展示
されていたものです。

海女の玉取り物語は香川県の志度町の志度寺と真珠神社に伝わる物語で
国の重要文化財の「志度寺縁起」第二巻『讃州志度道場縁起』に記されて
いる伝説です。

物語の内容は下記サイトに記載されています。
 http://sanuki-asobinin.seesaa.net/article/281341637.html






水引幕の刺繍の縫師としては加東市社町の二代目 絹常(小紫武八)や淡路の
梶内氏が有名です。


上の写真は昭和45年(1970)に製作された明石町の水引幕と
 昭和46年(1971)に制作された4面の高欄掛
水引幕は「阿吽の追い龍」で細川長治氏(神戸市須磨区在住)が作者です。




上の2枚の写真は水引幕に描かれた阿吽の龍の拡大版


上の写真は高欄掛けの解説(退治もの4作品)作者:細川長治氏


上の写真は平成23年(2011)に新調され、現在も使用されている水引幕


上の写真は昭和46年(1971)に制作された明石町の昼提灯




上の2枚の写真は平成28年度 三木市内で屋台が奉納される神社一覧と
神社の所在地を示した地図


上の写真は三木市の屋台太鼓の歴史を解説したパネル




上の2枚の写真は三木市有宝蔵文書737二号に観られる太鼓屋台の歴史
享保年間の当時は檀鶴(だんつる?)と呼ばれていた。
享保年間(1716~1735)は毎年、太鼓屋台が奉納されていたことが
書かれています。


上の写真は今回の展示の一覧表です。

ここで常設展示の若宮神社(三木市吉川町)の屋台に関する話題に移ります
若宮神社の屋台は明治10年(1877)以前の制作とみられ40年以上練られて
いない。彫り物が多く芸術的価値が高いと思われます。








上の4枚の写真は若宮神社の屋台の遠景です。(全体写真)


上の写真は若宮神社屋台に関する説明パネル








上の4枚の写真は狭間に描かれた彫刻。
材はケヤキです。








上の4枚の写真は泥台(土露台)に施された彫刻


上の写真は内部の太鼓



上の写真は太鼓屋台の各部名称 2階展示室の説明パネルより


上の写真も太鼓屋台の各部名称

出展:神戸市西区のたいこと獅子舞 : 神戸市西区区制30周年記念写真集
   /神戸市西区役所まちづくり推進部まちづくり課/2013

 拡大版はこちら
http://seiyo39.blog.eonet.jp/default/files/Futontaiko.pdf


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