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神戸・新開地に建設中の「喜楽館」の現況 on 2018-3-21

2018年03月23日 10時17分29秒 | 神戸情報
2018年3月21日、7月11日の開館を控えて建設が急ピッチで進められている
上方落語の定席「神戸新開地 喜楽館」の現況写真を撮ってきましたので紹介します。




上の2枚の写真が喜楽館の建設現場です。


上の写真は建設現場の看板


上の写真は商店街アーケードに掲げられた横断幕


上の写真は施設整備に係る寄付金協力要請のリーフレット
このリーフレットに昭和51年(11976)まで落語や漫才が興行され閉館した神戸松竹座
の写真?が写っています。
その関連で石戸信也氏の著書「絵葉書で見る神戸」(2017)のpage53に掲載された
神戸松竹座付近の絵葉書も添付しました。(下の写真)

右手に聚楽館(最上階にアイススケート場の看板)、左手に松竹座 とんがり屋根は湊川伝道館




上の2枚の写真は聚楽館横丁の地図と地図設置場所の遠景
喜楽館は上の地図中、弐の通りと参の通りの間に建設中です。

喜楽館は落語の定席「天満天神繁昌亭」に次ぐ第2の繁昌亭として地元のNPO法人
新開地まちづくりNPO」と県、市、上方落語協会が検討。4者が2017年3月に
基本協定を結び、喜楽館の建設が実現し、2017年8月16日に起工の運びとなった。
起工式では新開地まちづくりNPOの高四代理事長、上方落語協会の桂文枝会長
井戸敏三知事、久元喜造市長らが鍬入れを行った。

演芸場の名称は新開地まちづくりNPOが3月13日から5月31日まで募集。
県内外から1046通の応募があり「喜楽館」という名前に決まった。
演芸場は2階建で、約200席(1階150席、2階50席)。敷地面積は約500㎡。
この規模は2006年に開場し人気が定着している天満繁昌亭とほぼ同規模である。
喜楽館はほぼ毎日営業する予定で、昼間は上方落語協会の落語家らが出演、夜は学生の
アマチュア落語家や演劇・音楽団体などに貸し出し、幅広く活用する。
総事業費は約2億円。同法人に県と神戸市が5千万円ずつ助成し、残り1億円は
国の補助金を活用する。さらに上述のように施設整備などに寄付金を活用、
運営される予定である。

一方、天満繁昌亭は上方落語協会の直営で「定席を2軒もやっていけるのか」との
不安の声もあったが、上述のNPO法人が運営することが説明され落語協会の協会員の
投票を経て決定された。
新開地まちづくりNPOは2018年2月喜楽館の支配人に元ABCラジオプロデューサーの
成宮恒雄さんを任命、今後、落語だけでなく音楽関係のイベントなどでも手腕が発揮
されるのではと期待されています。

新開地まちづくりNPOは昨年から毎月第4土曜日に喜楽館「応援寄席」を新開地2-5-5
ライオンズプラザ2FLで開催されています。料金の千円は喜楽館への寄付金として
ストックされています。

喜楽館の完成後のイメージについては「神戸トピックス」さんのブログで紹介されて
いますのでリンクさせていただきます。

 神戸新開地演芸場

参考資料:2017年3月21日 神戸新聞 朝刊社説 神戸の「繁昌亭」

     2018年2月21日 神戸新聞 3面 人「成宮恒雄さん」
 
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