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兵庫県立美術館でのエッチング(銅版画)教室 2017年度後半期 銅版画作品第1作

2017年09月17日 04時40分28秒 | Weblog
2017年度の兵庫県立美術館でのエッチング(銅版画)教室が一昨日(9月15日)
から始まりました。

銅版画をやり始めてから丸7年が経過し8年目に突入します。
やり始めてから最初の頃はこうやればどうなるのかがさっぱり理解できずにやっていましたが
最近は一応ある程度、理解でき意図しながら製作を続けています。

しかしながら、芸術センスなさは自覚しておりいつまでも幼稚な作品を製作しています。

「下手でも楽しくやろう」の精神で継続するつもりです。

さて本日は今期の第1作のデッサン段階のものを紹介します。


上の写真がそのデッサンです。

テーマは高松塚古墳の壁画で描かれている三神(玄武、青龍、白虎)です。

本来は四神ですが高松塚古墳の壁画の場合は朱雀が抜けています。
四神(ししん、しじん)は、中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣である。四獣(しじゅう)、
四象(ししょう)とも言われる場合があります。

Wikipediaによれば
中国や韓国における風水の四神相応は、背後に山、前方に海、湖沼、河川の水(すい)が配置
されている背山臨水の地を、左右から砂(さ)と呼ばれる丘陵もしくは背後の山よりも低い山で
囲むことで蔵風聚水(風を蓄え水を集める)の形態となっているものをいう。
この場合の四神は、背後の山が玄武、前方の水が朱雀、玄武を背にして左側の砂が青龍、
右側が白虎である。


方位   四神   地勢  色  季節
東    青龍   流水  青  春

西    白虎   大道  白  秋

南    朱雀   湖沼  朱  夏

北    玄武   丘陵  玄  冬



上の写真は銅版に転写するのに使用したノンカーボン紙に写った白黒逆転のデッサンです。

このままだと三神を説明したリーフレットみたいなので
背景をいろいろ工夫して作品に仕上げて見たいと考えています。

また2作目以降で、同じく高松塚古墳の壁画に描かれた飛鳥美人像をテーマにした作品も考えて
います。

高松塚古墳関連のブログ:
  2017年5月12日(金)放送の歴史秘話ヒストリア「飛鳥美人 謎の暗号を解け~高松塚壁画のヒミツ~」を視聴して

  高松塚古墳訪問記 on 2011-5-16

  法楽山 専称寺と網干 善教先生

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