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鬼子母神(きしもじん/きしもしん)

2012年03月15日 16時47分12秒 | Weblog
鬼子母神(きしもじん/きしもしん)についてまとめてみました。

きしぼじんとも発音される。別名で梵名ハーリティーを音写した
訶梨帝母(かりていも)とも呼ばれる。

サンスクリット語では「ハリーティーHārītī」。
Hariti the goddess [guardian spirit] of childbirth and childcare
手にザクロの実を持ち、一児を抱く天女の姿であらわされる

その昔、鬼子母神は多くの(500人とも千人、1万人とも)子の母で
ありながら他人の子供をとって食べる恐ろしい鬼神でした。
お釈迦様は、彼女が最も愛していた末子を隠し、子を失う母親の
苦しみを悟らせ、仏教に帰依させたと言われております。

「多くの子供を持つお前がたった1人を失っただけでもそんなに悲しい
のに少ない子供を盗まれた母親はもっと悲しいだろう」と諭された。

以後、鬼子母神は仏法の護法善神(いい神様のこと)となり子供と
安産の守り神となりました。

鬼子母神は「法華経」の中で、法華信奉者の擁護と人間の子供達を守る善神となって
罪ほろぼしをすることを誓いました。

日蓮宗・法華宗の寺院で祀られることが多い。

東京に居た時に雑司が谷の鬼子母神を訪問し写真も撮って本Blogでも
紹介していますのでリンクしておきます。

http://blog.goo.ne.jp/chiku39/e/150976c37702f63d328da76bfbe5d018

江戸三大鬼子母神は下記のとおりです。

  1)雑司が谷の鬼子母神
  2)入谷の鬼子母神
  3)千葉県市川市中山の「正中山 法華経寺」

小生の関連Blog

法明寺

雑司が谷の本納寺
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