CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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明石市100年の日本画家-静かな時間と生気あふれる一瞬- in  明石市立文化博物館 on 2019-6-19

2019年06月22日 04時33分08秒 | 神戸市以外の兵庫県
2019年6月19日(水)、兵庫県立図書館から借りていた本を返却するために明石に
出かけていました。その際に表題の企画展を観覧しましたので紹介します。

展示の写真撮影が禁止になっていますのでリーフレットと展示作品一覧を添付
しておきます。(下の3枚の写真)






橋本海関、橋本関雪、北村李軒、寺島紫明、細谷立斎、正井和行、杉岡宗一、上田陽愷
の8人の作品が展示

PDFファイルは下記サイト
 https://www.akashi-400th-100th.jp/wp-content/uploads/2019/06/「明石市100年の日本画家」チラシ.pdf


展示会の会期が6月23日(日)までとなっていますので興味のある方は是非、観に行って
ください。

企画展の基本情報

会期:2019年5月25日(土)~6月23日(日) 終了間近
開催時間:9:30~18:30 入館は18時まで
場所:明石市立文化博物館 1階特別展示室



出展作家の略歴

橋本海関(1852-1935)については過去にブログでまとめていますのでリンク
しておきます。
橋本関雪先生の父親、橋本海関先生について

明石の偉人 橋本海関先生の墓と海関先生揮毫の石碑

橋本関雪(1883-1945)についても過去にブログで書いています。

橋本関雪先生の顕彰碑 in 神戸大倉山公園 on 2012-6-27

白沙村荘 橋本関雪記念館 on 2012-9-5

北村李軒(本名:廣蔵)は明治14年(1881)、高松市に生まれました。20歳で裁判所に
勤務しますが、後に一時京都の今尾景年氏の門下生となり、画家としての道を
歩み始めます。21歳で細谷立斎氏に入門し、明石の立斎邸と高松を往復する日々が
始まりました。その後、明石に定住し昭和36年(1961)81歳で没するまで、旺盛な
創作活動を続けました。

寺島 紫明(てらしま しめい、明治25年(1892年)11月8日 ‐ 昭和50年(1975年)1月13日)は、
明治時代から昭和時代にかけての日本画家(明石市出身)。

上田陽愷(ようがい)は生涯にわたり 2 万尾以上鯉の絵を描き続けた明石ゆかりの作家
1903年〜1981年 。鳥取県出身。日本漆画を独創。明石市美術協会名誉顧問。

正井和行(1910-1999)は1910 (明治43)年11月29日兵庫県明石市の商家に生まれる。
本名幸蔵。隣家が美人画家、寺島紫明の実家だったこともあり、小学生の頃から絵に
関心を寄せる。関西学院中学部を経て28(昭和3)年京都市立絵画専門学校に入学、
同校では福田平八郎に師事する。

杉岡宗一(1914-1995)昭和16年(1941)27歳のとき転勤によリ明石市大久保町に
居を構えました。神戸市の湊川神社の天井画を描いた。

明石に在住していた細谷立斎(1831年-1911年)の「米法山水図」が出展されていました。
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