ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

犠牲者からの脱出

2014年12月15日 | カウンセリング
宮崎に行って講演やワークショップをしてきました。宮崎は空が高く、澄んで、陽射しが眩しくて暖かく、冬でも南国って感じです。

さて、小さい頃の話。

「親が忙しくて余裕がなかったから、私は我慢させられた。」

「親が勉強しろしろ言ったから、勉強が嫌いになった。」

などと思っている時には、犠牲者の立場。

不当に扱われた怒りが上手く出せると、
犠牲者から脱出できる。

これが、自律の始まりだ。
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自律とは、
・自分の思考、感情、行動に責任を持つこと。

・自由に反応できる、つまり自分の感じたいように感じ、考え、行動できること。

・自分のしたいことに向かって努力できること。

・「今、ここ」で、自分の気持ちや考えや行動に気づくことができること。

・そして、それを共有したい人に伝えたり、お互い配慮することもでき、心開いて率直な触れ合いが温かいと感じることができること。

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子育ての目標もそんな子どもを育てるという観点を持つと良いかな。

だから、
良い成績を納めていても自律していない人もいるし、
社会的に偉いことと、人として自律しているかどうかとは関係ないことになる。

宮崎のNPO法人お母さん学校プロジェクトのスタッフは、
子どもたちの育ちを考え、お母さんたちの支援をしている素晴らしいメンバー❗️

講演には、お母さんだけでなく、お父さん、おばあちゃん、養護施設のスタッフなど子どもに関わる方々が足を運んでくださいました。
ご縁をありがとうございます。




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