ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

嫌い嫌いも好きのうち…心に根付く安心感

2017年11月28日 | カウンセリング
スミレハナミズキさん、コメントありがとうございます。
***
母が私の母でいてくれて、本当に良かったと最近は特に感じます。

母を責めて、当たり散らすこともあったけど、私の安全基地は私のお母さんなんですもん。
私を一生懸命育ててくれて、ありがとうお母さん。
米倉先生とのカウンセリング受けてきて、始めました。
元気で長生きしていてほしいです
***

お母さん、元気で長生きしてほしいですね。

私も思い当たります。

30代の頃、カウンセリングを受ける前は、
「お母さんは、嫌いなんです。」
と、カウンセラーの先生に言ったのを覚えています。

お母さんが嫌いな理由は、
私の話を聞いてもらえなかった。
否定された。
仕事が忙しくてイライラしてた。

腹が立ったこと
悲しかったこと
寂しかったこと
怖かったこと

カウンセラーに話をしながら、
私の心の中に溜まった気持ちを吐き出していくと(感情処理)
実家に帰った時に今まで言えなかった溜まった気持ちを母にぶつけるようになりました。

今思えば、60代の母は辛かったでしょう。
お母さん、ごめんなさい。

そして、今思えば、これはプロセスです。

このプロセスを経てしばらくすると
母にしてもらったことを思い出し
母からの温かい愛情を感じるようになりました。

抱きしめてくれたなぁ。
微笑みかけでくれたなぁ。
頭を撫でてくれたなぁ。
おいしいご飯をいっぱい作ってくれたなぁ。
私が褒められると、ほんとに嬉しそうに喜んでくれたなぁ。
私が合格した時は、抱き合って喜んでくれたなぁ。

母からの無条件の愛情、これを感じると心温かく安心します。

この安心感こそ愛着です。

無条件の愛情を感じ、心の中に積み上げられた安心感、目に見えない心の絆。

たとえ、母が忙しい時にイライラしたとしても、大変そうでも
それは母の問題で私には関係なかったんだ。
私が嫌われたのではない。
私のせいではない。

私は母を喜ばせなくても、愛される価値があるし、愛されていたんだ。

そして私も、たとえ母がイライラしたとしても母を愛していた。

無条件に母が大好きだった。

このプロセスを辿り、ようやく母への感謝を伝えた後に母は、他界しました。

母亡き今も、目を閉じると笑顔で微笑みかけてくれる母がそこにいます。

同じ母ですが、カウンセリングを受けることによって、私の気持ちが変わったのです。

私の心の中には温かい安心感が根付いています。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする