ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

断食後の変化と気づき

2016年09月29日 | 行ってきました
写真は、福岡県篠栗町にある、篠栗四国霊場の総本寺で、第一番札所でもある『南蔵院』の『釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)』この釈迦涅槃像はブロンズ製では世界一とされています。
大きさは、全長(横の長さ)41メートル、高さ11メートル、重さ約300トンというビッグスケール!

【ファスティング続き】

さて、断食が丸2日間終わり、早速体重計に。

ファスティングスタートの3日前から、夜8時以降食べないなどの準備期間もあり、
一週間前からすると 2kg減。

あー、横ジワの入っていたお気に入りのブラウスシャツが着られる。

でも、この後リバウンドしないようにしないと。

3日目の午前中に重湯をお茶碗半分いただきました。

そのお米の甘いこと。

ほんのお茶碗半分しか食べていないのに
お腹は満腹で
しかも、直後に汗がたっぷり出て、新陳代謝が良くなっていることを実感。

この2日間は、胃腸の動きが殆どなくなり
身体が冬眠状態になっていたそうで

重湯で、ようやく胃腸が動き始めた感じなのでしょう。

赤ちゃんも、こんな感じなんだろうな。旅館のスタッフの皆さんも優しくて
皆んなで心静かに眠りのワークをしていたら
イナビカリと突然の豪雨が酷かっけど、怖さも感じるのともなく
まるで、おばあちゃんの家でくつろいでいるようでした。

身体の力も抜けて、まるで胎児のような心と身体の冬ごもりが明け、午後からボチボチ始動。

断食明けのこの時期は、身体が飢餓状態なので
食品添加物など何でも吸収しやすいので、特に身体に良い物だけを厳選していただく。

お家で炊いた白粥をマグボトルに入れ持参。

折尾の九州女子大学の講義が夕方からなので、移動中の列車で空腹のお腹に少しいただくと
また、汗、汗。

食べ物で、こんなにエネルギーが出ているのかと
少し口に物を入れる毎に汗をかく体験をして
初めて実感しました。

味や匂いにも敏感になっていて
お粥のお米が、お饅頭の餡を包んでいるお餅のように甘く感じ、
いつまでも口の中にほんのりと甘さが残っています。

白ご飯を30回くらい噛んで食べてみると、お米の甘さが良く分かります。

赤ちゃんの母乳から離乳食へと進化する感じと似て
薄味がいい。

内臓からデトックスして、消化機能が生まれ直した感じ。
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断食のデトックス効果

2016年09月29日 | 行ってきました

二泊三日のファスティングの旅

思ったより、苦しくなかったです。

ちょっと頭痛やだるさ、眠気などの好転反応は感じつつ、ゆっくりゆったりと過ごしました。

伺ったのは、
閉鎖してしまったお遍路宿を再生し、
篠栗の町おこしとして今年8月にオープンしたファスティング旅館。写真は、初体験のハンモックセラピー

何もかも忘れて、他には、森林セラピーやヨガ、写経をしたり、
空腹にはしっかり酵素ジュースを飲むので
固形物を一切摂らないわりに
断食2日間は、予想したより空腹感は感じずに大丈夫でした。

3日目の重湯〜お粥
旅館から戻った3日目の今日の方が苦しいです。

なぜなら、巷には
美味しそうな物が何でもどこにでも
何時でもあるから…。

いかに、日本が 飽食の時代なのかを思い知らされます。

断食の後は、身体が飢餓状態になっていますから、
吸収しやすくなっていて 回復食が 最も重要になります。

なので、5日目の明後日まではお粥で過ごさなければなりません。

さて、今回初めて知ったことがあります。

ファスティング、断食には
デトックス効果があるということが40年も前に実証されていたそうです。

日本史に残る「カネミ油症」事件で

お医者さんたちは、色んな薬を試して効果がなかったので、
断食を試してみた結果、
なんと断食が効果をあげたそうです。

この事件は、教科書にも 出てくる重大な事件で、
1968年に九州で米ぬか油の製造過程でPCBという物質が誤って混入し、
その油を摂取した人たちが中毒症状を起こしたという事件です。

PCBは加熱されると猛毒のダイオキシンに変わり、
皮膚、肝臓、神経を侵し、
さらには胎児にまで影響を及びました。

胎盤を通ってPCBが入ってきた赤ちゃんの皮膚にはメラニン沈着が起き、
生まれた赤ちゃんの肌が黒くなってしまいました。

その当時は「黒い赤ちゃん」と報道され
事件の象徴的ワードとして社会に大きな衝撃を与えました。

被害者は日本全国で1万4000人にのぼるとも言われています。

このような有害物質は、
体脂肪に蓄積されるという特徴があり、
一度体脂肪に蓄積されるとなかなか体の外に出て行かないという特徴があるのです。

つまり、一度体の中に入るとずっと長い間、
有害物質が体の中に残ったままになってしまうのです。

当時、このカネミ油症に大きな効果をあげたのが実は断食療法だそうです。

ファスティングをすることにより、みるみる症状が改善されていったのです。

そのあまりの効き目に、当時の各社の新聞も大きくこのことを取り上げました。

また、専門の文献にも次のような記載がされています。

***
カネミ油症患者に断食療法を行った際、体重が減るとともに排泄されるダイオキシン類が増加し症状が軽減した。

***

当時断食療法の指揮をとった今村博士のある症例によると、

著効例(著しく効果があった)14

軽快例 8

無効例 1

有効率 95.6%

「油症研究30年の歩み」九州大学出版

***

と、目をみはるような効果をあげています。

ではなぜ、これほどまでファスティングが効果をあげたのでしょうか。

ファスティングは最高のデトックスだからだそうです。

PCBのような有害物質は体脂肪に溜まりやすいという特徴があります。

ファスティングをすると、この体の中の体脂肪が燃焼され

その脂肪の中に含まれていたPCBも体の外に排泄されたのです。

現代の今でも私たちが気をつけていても
体の中に入ってくる有害な物質はたくさんあります。


プラスチックやカップラーメンの容器・アルミ・農薬など
お湯をかけると、少しずつでも口から入ってきてしまいます。

ほんの少ない量でも
毎日 摂ることによって蓄積され、
ある一定を超えると何らかの症状として現れてくる場合もあるそうです。

日常的に摂取して蓄積されていくこれらの有害物質を、体の外に出してあげることは大切です。

はて、今回の断食のデトックス効果はいかに?!
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