ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

タバコ注意!

2011年08月17日 | メッセージ

タバコは、肺を潰してしまいます…

COPD(慢性閉塞性肺疾患)
って、聞いたことがありますか?

COPDは、重症化すると死亡率の高い
命に関わる病気です。
日本では、2009年には、1万5000人がCOPDで亡くなっており、
男性の死亡原因としては、7位でした。
世界保健機関WHOによると
1990年の世界の死亡順位の第6位ですが、
上昇の一途を辿り、
2020年には、現在の第1位、2位の虚血性疾患、脳血管性障害に次いで
第3位になるとも予測されています。

特に喫煙がきっかけになり、
肺胞の破壊や気道炎症が起き、
緩徐進行性および不可逆的に息切れが生じる病気である。
当初は無症状だが、
進行していくにつれて、
息切れがみられるようになり、
運動機能は低下していきます。
咳や痰がみられることも多いです。

肺炎、気管支炎をおこしやすく、
それを契機にした急性増悪を繰り返しやすく、
重症者であるほど、
全身の併存症を合併しやすく、
特に気腫型では、呼吸効率の低下によるエネルギー消費亢進や
食欲の低下などによる
エネルギー摂取量の低下により栄養障害を起こしやすいとか。

タバコの本数と喫煙年数が増えるほど、COPDは進行します。
つまり、酸素を引っ張って歩くのが嫌なら、禁煙が一番。
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一度壊れてしまった肺胞は、
元に戻ることは、ありません。
薬物治療やワクチン接種などで
進行を穏やかにできますが、やはり、禁煙が一番。
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禁煙には、お医者さんに加え、
手持ち無沙汰な感覚や
イライラを減らすカウンセリングが有効です。
コメント (1)
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