「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

クリスマスとは?

2006-12-24 23:36:32 | ボランティア
今日はクリスマス・イブです。
子どももいないし、なんの予定もなかったのですが、買い物に行ったら鳥のモモのから揚げが並んでいたので、二人分買ってきちゃいました。
それと、主人の母から「おでんをしたので取りにおいで」と電話があり、おでんとから揚げの夕食でした。

そういえば、私が押し花しおりでボランティアを始めたきっかけが、クリスマスでした。
もう7、8年前、町の中学校にALTとしてカナダから来ていたセーラと交流のある人たちでクリスマス会をしたときのことです。
熱心なクリスチャンの人からこんな話がでました。若い女の子が教会に来ていて、神父さんがその子に「今度はクリスマス会をするので、来てね」といったそうです。するとその子は、「えっ、教会でもクリスマス会をするんですか?」と不思議そうな顔をしたそうです。その子は、クリスマスとはパーティーをしたり、みんなでワイワイ騒いだりするものと思っていたらしく、なんで教会でそんなことをするのだろうと思ったそうです。

それを聞いていたセーラが、「私はクリスチャンじゃないし、カナダで教会に行ったこともなかったけど、クリスマスとは、困っている人に手を差し伸べるものだと思っているので、クリスマスにはいろんなボランティアをしていた」という話をしました。そして、みんなで何かボランティアをしよう!と呼びかけたのです。
みんな口々に、「それはいいね、で、何をすればいいの?」とセーラに尋ねたのです。
そしたら、「ボランティアは人から言われてするものではない、自分で出来ることをすればいいんだから、」という答えでした。
そういわれても、私に何が出来るのだろうと思っていたら、ちょうどクリスマスプレゼントに押し花しおりを作っていってたので、「あなたは押し花しおりが出来るじゃない。それでボランティアすればいいのよ」と言ってくれました。

その半年後、町のみんなに呼びかけて、総合文化センターの体育館でチャリティーバザールを開催しました。大勢の人たちが参加してくれて、それぞれ自分にできるボランティアとして、スポーツをしたり、不用品販売をしたり、活動のPRをしたりしました。私も押し花しおり体験会を行ないましたが、最初から最後まで人がとぎれることなく来てくれて大盛況でした。
その上、みんなに喜んでもらえて、これはいい!ということで、ボランティアを始めるきっかけになったのです。
ですから、このクリスマス会に行かなければ、今の「小さな一歩の会」はなかったかもしれません。
クリスマスを単なるイベントとして楽しむのもいいのですが、ちょっとだけ、恵まれない人のことを考える日にするのもいいんではないでしょうか。



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