「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

希望小学校の映像

2012-09-08 21:36:27 | ボランティア
今日の定期活動日では、押し花しおり作りと使用済み切手の整理を行いました。

8名の方が参加され、手分けして作業をしてもらいましたが、途中、手を休めてもらって、
8月26日の24時間テレビの一環で、福岡で放送されたカンボジアの映像を見てもらいました。



福岡のタレント山本華世さんは、3年前、カンボジアの希望小学校から福岡に招待された
二人の男の子と出会ったのをきっかけに、支援活動を始められました。

今年の2月、個人的にモンドルバイ村と希望小学校を訪れて、その感動を伝えたいと
今回のテレビ取材が行われることになりました。

国際人権ネットワークの緒方由美子さんがカンボジアの支援を始めて17年。
学校へ行きたい、という子どもたちの声に、希望小学校を建てられました。
カンボジアでも小学校は6年生まであるのですが、お金がないために
ずっと3年生までしか受け入れられず、忸怩たる思いを持っておられました。

それが支援の輪が広がり、ようやく昨年から6年生まで通えるようになり、
今年、17年目にして始めて、卒業式を迎えることが出来ました。

電気も水道も無く、親が地雷被害者で働けない人が多いこの村では、子どもたちは大事な働き手です。
無料の学校とはいえ、家族の生活を支えるために泣く泣く辞めていく子が多く、
今回の卒業生も4年生のときは20名いたのに、6年に進級できたのは13人、
そして卒業できたのは、たった6名だけでした。

この6名には奨学金が支給され、中学へ進学することになりました。
支援してくださった方や家族に感謝し、学校の先生やお医者さんになりたいという夢を叶えるため、
一生懸命勉強することを誓っています。

山本華世さんも、子どもたちにカラフルリストバンドを作ってあげたり、
卒業生のために、自ら写真をカットして、手作りの卒業アルバムをプレゼントしてくれていました。

映像を見た方たちは、日本では小学校へ行くことは当たり前と思っていたけど、
感謝しないといけないし、そこに学校を建てた緒方さんはすごい!と話されていました。
コメント
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