とことこ日記~リタイアな日々

透析しながら、歌舞伎に映画、コンサート。
日々に感謝しながら、おまけの人生楽しみたい。

三人吉三巴白浪

2012年01月10日 | 古典芸能
さんにんきちさともえのしらなみ

家に帰って調べたら
昭和47年の三人吉三を観ていたことがわかりました
題名はちょっと違うけど
あらすじ見るとほぼ同じです

松緑(前の)
羽左衛門
梅幸

という当時最高の顔ぶれ


そのころ国立劇場の正月公演は
松緑主演の出し物をするのが恒例で
大好きだったこともあり
(母がまず好きだったし)
たしか全部観にいった気がする
彼の存在感がすごくてオーラもあって
豪華で楽しい気分になるので
お正月にぴったりだったんだよね
晩年は膝が悪くて座れなくて
・・でも演技力でカバーしていた



で、今回はなかなか良かったですよ
脇までお芝居の上手な方が多くて
厚みも感じられて、ぐっときたし

染五郎さんはオールマイティに成長してると思ったし

福助さんは・・
いいんだけど・・
いいんですよ・・

でもねえ。
なんといってもお父さんが芝翫さんだもの
もっと色気とか凄みが出て欲しい
まあ役柄がそういうのじゃないね


もうひとつの「奴凧・・」の演出は楽しかったし
最後のいのししの動きが良かったよ

染五郎の息子の金太郎くんは二枚目だし
(女形もいけそう)


充分に
お正月気分味わいました


お正月は歌舞伎だねえやっぱり

着物着ていくともっといいだろうなあ・・
しかし、若い客が少ない
そのせいか、華やかさが少々

まあ、もう松の内じゃないものね

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2 コメント

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また来た~! (TAMU)
2012-01-11 00:54:43
今度はこっちに来ました~(笑)

昭和47年の三人吉三を観たなんて、すごいわ~!
そういうのも歌舞伎ファンのたのしみよね~。

そうか~、そのころ国立劇場の正月公演は
松緑主演の出し物をするのが恒例だったの?!

先代の松緑、力強くて、よかったよね~。
今の松緑も空気感がおじいさんに似ているから、きっと
ああいう役者になっていくんだと思うわ♪

染五郎は踊りもすばらしいしね、
あれでつっ転ばしもできるのよね。
いつか、油地獄の与兵衛をやったときは、年齢的にもリアルでよかった。
ほんと楽しみだわ~。

福助は、私は発声がどうも苦手なの。
役によってはいいんだけどね~。。。

ほんと、お正月は歌舞伎だわ~ 

あ~! 観に行きたいな~~~!
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TAMUさん (ちーた)
2012-01-11 11:15:43
昭和47年ごろから歌舞伎にはまり始めてて、毎年4・5回観てたこともあるんですよ。
ちょうど熟練の名優があふれていたころで、贅沢な思いをしてました。
それもあって、この何年か観る気が起きなかったのもたしか

今の松縁さんは子供の頃からみてて応援してるけど、おじいさんのスター性は天性のものみたいなのできびしいかも。でも声が良いので将来性はあると思う。

今回染五郎はおどりの振り付けもしたそうです。彼は、お父さんおじいさんを越える予感も

福助の声ねえ・・個性があって私はそこも好きかな。今回は女装の男の設定なので、いろんな声を出してて、ふりもかなりな工夫があってね・・昨日はイマイチと思ったけど、頑張ってましたよ。

などなど上から目線の批評をするのも楽しいのよね~
ことしはもうちょっと楽しむわ

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